2016-03-01
14年目を迎えるTOURSミュージカル『赤毛のアン』
「2万人の鼓動」を感じるミュージカルの魅力に迫る
『消臭力』や『米唐番』など、一度聴いたら忘れられないCMソングでおなじみのエステー株式会社が主催する、恒例の『2万人の鼓動 TOURSミュージカル「赤毛のアン」』が今年も開催される。「TOURSミュージカル」とは、「ミュージカルをもっと身近に。ミュージカルの良さを知ってほしい」という想いから、1998年よりエステーが行っているオリジナルミュージカル。『赤毛のアン』をはじめ、『アルプスの少女ハイジ』など誰もが知る名作のミュージカルを上演しており、TOURS=旅という名の通り、全国各地にミュージカルを届けるべく、今年も8都市での上演が決定している。
TOURSミュージカル『赤毛のアン』は2003年よりスタートし、今年で14年目(14年連続)を迎えた。これまで主人公のアン・シャーリーを演じてきたのは、神田沙也加や高橋愛、華原朋美といった、そうそうたる顔ぶれ。昨年は映画『舞妓はレディ』などで知られる上白石萌音が、元気いっぱいのフレッシュなアンを演じた。今年、主演を務める上白石萌歌は、上白石萌音の実妹で、姉からのバトンタッチを受けての抜擢となった。またアンの親友・ダイアナ役は、さくらまやが続投。エステーのCMでもすっかりおなじみとなったパワフルな歌声を、今年も全国の劇場で響かせてくれることだろう。
上白石萌歌は、沢口靖子や長澤まさみなどを輩出した名門オーディション『東宝シンデレラオーディション』で2011年、グランプリに輝いた期待の若手女優。「去年とても感動したので、家族みんなで喜びました」と目を輝かせる16歳ならではの初々しさもありながら、落ち着いた表情で「どうしても姉と比べられるところはあるかもしれない。だけど、私は自分だけのアンを作りたいです」と芯の強い一面をのぞかせる。ミュージカルへの出演は本作が初めてだが、子どもの頃からミュージカルを習っており、「歌うこと、踊ることが大好き。ミュージカル出演という夢がひとつ叶いました」と、念願の出演。なお、趣味は「詩を書くこと」で、空想が大好きな女の子・アンとどこか通じるところがありそうだ。
さて、児童文学『赤毛のアン』は、孤児院育ちの女の子・アンが、ちょっとした手違いから老兄妹の元に引き取られたところから始まる、カナダの小説家・モンゴメリ原作の物語。日本ではNHK朝ドラの『花子とアン』(2014年)のヒロインとして描かれた村岡花子の翻訳で知られ、時代を超えて読み継がれている不朽の名作だ。おしゃべりで夢想家、そして赤毛をからかわれると途端に頭に血がのぼる激情家でもあるだけに、アンの行くところには数々の事件が……。読んだことのある人なら、誰しも思い入れのあるエピソードがあるはず。
TOURSミュージカル『赤毛のアン』では、原作の名場面をあますところなく盛り込みながら、ミュージカルだからこその感動に満ちた演出の工夫がなされている。中でもステージが観客席を巻き込む舞台演出が特徴で、これが病みつきになって毎年足を運ぶファンも多い。“2万人の鼓動”というサブタイトルには、スタッフ、キャスト、観客、そしてオーディションの参加者と、総勢2万人がこのミュージカルを作り上げる行程で関わり合い、熱い思いと舞台の楽しさを共有したいという願いが込められている。
「1人でも多くの人にミュージカルの楽しさを知ってほしい」との思いと、日頃からのエステー商品愛用の感謝を込めて、チケットはなんと全公演で全席無料の招待制。また制作スタッフは数々の名作ファミリーミュージカルを手がけてきた一流のプロが結集する。出演者のほとんどを全国各地で行うオーディションで選ぶのも
「TOURSミュージカル」の特徴で、今年も例年通りオーディションの応募要項が発表されている。募集しているのは、ダイアナの妹であるミニー・メイ役のほか、全国の公演に出演するアンサンブル、そして各都市のみに出演するアンサンブルで、小学生から成人まで幅広い年齢層に門戸が開かれている。ミュージカルの世界を夢見ている人はもちろん、「昨年観て感動したあの舞台に立ってみたい!」という人は挑戦してみてはいかがだろうか。
14年目を迎えたTOURSミュージカル『赤毛のアン』。その“2万人の鼓動”を感じたいという方は、ぜひお近くの会場に足を運んでみてはいかがだろうか。なおチケットに関しては、2016年4月上旬より開始するチケットプレゼントキャンペーンにて入手可能(※エステーホームページもしくは、ハガキから応募可能)。
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