2019-09-02
韓国では昔から風邪の予防などで愛飲されています。お湯割り・水割りはもちろん、炭酸水で割ったゆず茶も絶品!また、マーマレードのようにパンにつけたり、ドレッシング等に使用することもできます。「ゆずに含まれるシトラールやヘスペリジンは血の巡りを促し、リモネンにはリラックス&保湿効果も。ビタミンCやベータカロテン、食物繊維のペクチンが含まれています」 (管理栄養士・関口先生)
えごまの葉は大葉のような野菜で、日本では焼肉料理屋でサンチュと一緒に出てくることも。韓国ではキムチにしたり、焼肉や刺身を包んで食べたり色んな料理に使います。「美肌に役立つベータカロテンやビタミンCを始め、むくみ予防に効果のあるカリウム、貧血予防の鉄分やミネラルが豊富です」(管理栄養士・関口先生)
韓国生産地訪問のトップバッターは、ゆず茶を生産するコッセム食品にお邪魔しました。ゆず茶はお土産でも頂くことが多いんです。お湯や炭酸水で割って、「朝の一杯に」なんていうのも体に良いし、最高の目覚めが期待できますね。お酒好きの私としては、焼酎にいれて楽しみたいかな(笑)。それに、ジャムのようにそのまま食べても美味しいし、風邪の予防から美肌効果まで期待できるって聞いて、昔から大好きな食品です。甘みも特徴的で、甘辛な韓国料理のオリジナルスパイスとして使用したら、新しいレシピを考案できそう!(吉澤麻代さん)
ゆず茶の次は、えごまの葉を生産しているマニンサン農協にお邪魔しました!生産現場のハウス内で生で食べたえごまの葉は、みずみずしくて苦みや臭みもなくサッパリ美味しい!韓国の皆さんが普段から生で食される理由がよく分かりました。日本でえごまの葉といえば、韓国焼肉でサンチュと一緒に出てくる葉をイメージしますよね。でも、韓国の家庭料理で使われる「えごまの葉料理」のレパートリーの多さにビックリ!テーブルに収まりきらないほどのボリュームでした。えごまのキムチ、天ぷら、漬け物、お餅などなど。しかも、美味しいだけではなく、美肌に役立つビタミンを豊富に含んでいるからむくみ予防や貧血予防にも!日本に帰ったら、さっそく食事のレパートリーに取り入れます (吉澤麻代さん)
3つめの訪問先は、チャメを生産するウォラン農協でした。チャメは韓国ではスイカに並んで人気のある果物です。見た目は“撮影映えする”ビビッドな発色だから、夏の風物詩として日本でも定着しそう♪ビニールハウスで収穫するチャメを見るだけでも、葉っぱの中から顔を出すチャメがとってもキュートで癒し効果も満点!食べ方も簡単で、ざっくりとカットしたら種ごと頂くのが韓国のお作法なんですって。 (池田るりさん)
生産地訪問のラストは、韓国産干し柿を生産するネイチャーファームにお邪魔しました。実際に食べてみてまず驚いたのがその甘さ!なんと砂糖の1.5倍もあって、それでいて、健康に役立つ効果が含まれているのがすごく嬉しいですよね。そのまま食べるのももちろんおいしいけど、調理方法も様々で、担当のキムさんが考案してくださったオリジナルレシピにビックリ!ジュース、コチュジャン、クリームチーズなど、どれも絶品すぎて、ついつい食べすぎちゃいました。パッケージもとても可愛いし、工場を見学させてもらったんですけど、自動で柿を振り分けする機械などハイテク化が進んでいて、「高齢化する農家」に対してのケアも考えられていて凄いなって思いました♪(小鳥遊しほさん)
「食べて美しくなるK-FOOD(韓国食品)」をテーマにした美容研究部。今回は、実際に本場韓国食品の生産地を訪問する旅へ。現場では、明るい生産者の方々に囲まれ、食品の歴史から文化のお話はもちろん、食品を使ったアレンジ料理を頂いたりと、歓迎ムードの中で撮影は進行♪最初は「なんで、こんなに美味しいモノが作れるんですか?」と思っていた3人も、最終日には「韓国生産者の方々の愛と笑顔の結晶」と答えられるような、本当に貴重な体験をしたK-FOOD美容研究部でした。
“食いしん坊”な
韓国人の夫に作る「おうちゴハン」で話題
@1219_mayo
食生活アドバイザーを務めながら、日々、NEWレシピを発信中
@ruri_ikeda
イラストレーター、フードコーディネーター、ライターと才色兼備
@shihotakanashi