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約3人にひとりがAGA治療に興味アリ！　しかし、同時に不安も…

　薄毛や抜け毛の原因にもいろいろあるが、中でもその多くが“AGA＝男性型脱毛症”によるものだと言われている。ここ数年、AGAというワードが広く拡散しつつあるため、約3人にひとりの男性が（37.0％）がAGA治療に興味を持っていることが判明。しかし、興味を持ちつつも専門医の門を叩くことに不安や抵抗を抱えている人が59.0％と6割近くいるようだ。その理由としては「周りの目が気になる」（佐賀／30代）、「恥ずかしいし、費用も結構かかりそう」（東京／40代）、「本当に改善されるのか心配」（千葉／30代）とさまざまな不安の声があがっている。

　そこで今回は、デッサン人形を使ったCMでもお馴染みのAGA治療の専門病院「銀座総合美容クリニック」に潜入取材！　よく耳にするもののあまりよく分かっていないAGAのメカニズムや治療法を紹介する。

そもそもAGAって何？

　同院の正木健太郎院長に尋ねると、「AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症のこと。とくに生え際や頭頂部の髪が薄くなるのが特徴です。発症する原因は、あらゆる男性が持っている男性ホルモンにあります。男性ホルモンは分泌されたときは髪に悪さはしませんが、これが血流にのって毛根近くにたどり着いた時に皮脂腺から分泌される“酵素”の影響により髪にとっての悪玉ホルモンに変わってしまうことがあります。そうすると、通常2〜6年間太く長く髪が成長するはずの成長期の期間が数ヶ月〜1年程度に短縮され、髪が細くなったり抜け毛が増えたりします。男性ホルモンが髪にとっての悪玉男性ホルモンに変わってしまうのは、遺伝などの要因が関係していると考えられています」とのこと。薄毛や抜け毛の原因がAGAであった場合、生活習慣やヘアケアを変えることでは改善はなかなか難しいのだ。

　生え際や頭頂部の抜け毛、薄毛が気になり始めたら、頼りになるのが専門クリニック。「銀座総合美容クリニック」の場合、カウンセリングは無料で行っている。まずは電話やインターネットで予約を取ろう。準備はそれだけでOK。病院と言ってもまったく敷居が高いことはない。事前にシャンプーをしていく、などの必要もない。仕事帰りにも気軽に立ち寄ることができる。ただし、髪を整髪料でガチガチに固めていくことだけは避けよう。

　クリニックに到着したら受付を済ませ、カウンセリングまでにロビーで問診票を記入する。髪の状態や気になる症状、家系的な傾向や体調面などについて素直に記入し、専門スタッフによるカウンセリングで相談することができる。

　カウンセリングにてAGAの疑いがあり、希望すればそのまま医師による診察を受けることができる。診察では問診、視診、触診、カメラでの撮影、血液検査、希望に応じて遺伝子検査などを受ける。治療方針や期間、費用なども医師と相談できるから安心だ。

　診察によりAGAということが分かった場合は、主に内服薬による治療が行われる。内服薬は悪玉男性ホルモンの影響を抑えるものや発毛効果を引き出すものなどがあり、症状に応じて適切に処方される。費用は人それぞれだが、こちらでは1ヶ月あたり7020〜1万8900円（税込）。内服薬のほか、有効成分を針を使わず無痛で直接毛根直下に導入する「ノーニードル育毛メソセラピー」（1万9440円／1回税込）という方法もある。治療期間は症状やその人がどこまでの改善を希望するかによって幅があるが、早い人だと数ヶ月で毛量の増加を実感できるというから驚きだ。

薄毛に悩む男性へ、お医者さんがアドバイス！

　正木院長によると、AGAは男性ならば誰にでも起こりうるものであり、決して恥ずかしいことではないとのことだ。「初めてのカウンセリングから診療までは約1時間、2回目からは10〜20分で診察は終わります。内服薬による治療はコンスタントに飲んでもらえればしっかりとお薬のパフォーマンスが発揮されますので、症状が軽い方はより速く変化を実感できるはず。長年薄毛や脱毛に悩んでいる方でも、的確な治療で変化を実感できます。髪が増えると自信がついて、ファッションなど見た目も変わっていく患者さんが多いのですが、みなさん雰囲気や印象も変わっていく方が多く驚きます。自己流であれこれ対策をとるよりも、まずは気軽に専門クリニックに足を運んでください」。