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早瀬憩、猛練習して挑んだ『違国日記』歌唱シーンの舞台裏公開 新垣結衣も絶賛
 俳優の新垣結衣と新人俳優の早瀬憩がダブル主演する映画『違国日記』(公開中)より、早瀬がバンド・ボーカルに挑戦したシーンの舞台裏と本編シーンがYouTubeで公開された。

田汲朝(早瀬憩)=映画『違国日記』(公開中)メイキング写真(C)2024『違国日記』製作委員会

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 ヤマシタトモコ氏の同名漫画を実写映画した同作は、人見知りな小説家の高代槙生(新垣)と、両親を亡くしたばかりの姪・田汲朝(早瀬)の同居譚。対照的な性格もあり、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく優しさの形を提示するヒューマンドラマ。

 公開された特別映像は、早瀬演じる朝が学校のミニライブでバンド演奏を披露するクライマックスシーンの本編と舞台裏のメイキング掛け合わせたおの。このライブシーンが撮影されたのは約1年前の2023年6月25日。朝を演じるために入念にボイストレーニングをして準備してきた早瀬。撮影を前に少し顔が強張っているように見える早瀬だが、ひとたびカメラを向けられると「緊張するけど、楽しみです!」と笑顔を見せる。朝の同級生・三森役の滝澤エリカほか軽音楽部の面々も気合いばっちりで演奏シーンの本番に挑んだ。

 演奏する劇中歌「あさのうた」の作詞作曲を務めたのは、橋本絵莉子(ex.チャットモンチー)。橋本からの楽曲提供について瀬田なつき監督は「私が学生時代にチャットモンチーをよく聴いていて、ガールズバンドといえばチャットモンチーでした。脚本を送ってお願いしたところ、快諾していただき、すぐに曲を作って送ってくださったのですが、朝が作る設定には上手すぎる気もして…(笑)。橋本さん自身、高校生の時に初めて曲を作ったとおっしゃっていたので『もう少し高校生の時の初々しい感じを……』とお願いしたら、すぐにそのニュアンスを入れてくださり『あさのうた』が完成しました。本当に素敵な曲です」と制作のエピソードを明かしている。

 早瀬自身はもちろん、新垣も本編の中の好きなシーンのひとつにこの演奏シーンを挙げており、朝の等身大の想いが爆発する爽やかなシーンの仕上がりに感動したと話していた。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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