JYPとソニーミュージックによる日韓合同オーディションプロジェクト『Nizi Project Season 2』から昨年12月に誕生した平均年齢17.4歳の7人組ボーイズグループ・NEXZ（ネクスジ）が20日、韓国リリース作品『Ride the Vibe』でグローバルデビューした。午後6時にはYouTubeでミュージックビデオ（MV）が公開となった。

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　NEXZはTOMOYA （トモヤ）、YU（ユウ）、HARU（ハル）、SO GEON（ソ ゴン）、SEITA（セイタ）、HYUI（ヒュイ）、YUKI（ユウキ） からなる平均年齢17.4歳の7人組。思春期真っ只中の7人のデビュー作『Ride the Vibe』は、「初めて感じる強く惹かれる感情と、その感情の波に飛び込んだ僕たち」がコンセプトとなっている。

　同名のリードトラック「Ride the Vibe」は、アブストラクト・ヒップホップなリズムにエレクトロニカの要素を加え、NEXZオリジナルの“Easy-Experimental”な楽曲。レトロなアナログシンセサイザーとデジタルシンセサイザーのサウンドが調和した実験的な雰囲気を作り出している。

　楽曲の中で多様に変化するトラック構成がポイントとなっており、初めてだからこそ感じられるトキメキ、不安、ドキドキなどの感情の波の中で「惹かれるまま、僕と一緒にこのヴァイブスに乗ってみよう」というメッセージが盛り込まれている。

　カップリング曲「Starlight」は、コントラバスのピチカートサウンドをポイントにした清涼感あふれるR&B。新たな夢に出会った時の心境を“星が降り注ぐ夜”に見立てて比喩表現した歌詞が印象的な楽曲となっている。アウトロでは、ピアノ中心のシンプルなトラックに乗ったNEXZのメンバーたちの叙情的なボーカリゼーションも感じることができる。

　Spotifyでは、公開されたばかりのプレイリスト上でメンバーの音声メッセージによる「これから起こる何か」が予告されている。

　MVは海外ロケで撮影。「若かりし当時誰もが味わう “初めて”との向き合い」「矛盾した感情をありのまま表現する純粋さ」をイメージしながら制作された。

　集まるとヤンチャになりがちな7人は、初期衝動に導かれ、時には危うい遊び方もしたくなるが、危機的な状況に直面してもつい一緒に笑い合ってしまう。コリオグラフィーにも表れているように、「Ride the Vibe」の持つバイブスに乗せ、思春期の少年たちならではの“心の揺らぎ”を映像化した。青春の“青さ”を味わえる青春群像劇と独特のパフォーマンスがクロスオーバーしたショートフィルムのような映像世界となっている。

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