電子コミックサービス「LINEマンガ」は、同社オリジナルwebtoon作品『入学傭兵』が、2023年の年間販売金額が10億円を突破したことを発表した。2021年より日本国内での連載を開始し、現在も更新中の同作。「最初から最新話までずっと面白い」「何回読んでも飽きない」と、連載スタート以降不動の人気を誇っている。同サービス内の1作品の年間販売額としては過去最高額（※）。

　『入学傭兵』は、飛行機の墜落事故で唯一の生存者となった帯刀壮馬（たてわき・そうま）が主人公。家族と離れ離れになった彼は、再びに会うため、10年間海外で傭兵として過ごしてきた。その後、故郷に戻り学校へ入学し、身の回りで起こる様々な問題を解決していく爽快アクションストーリーだ。連載も3年目に入り現在配信話数は160を超えるが、ファンは増え続けており「勧善懲悪、主人公の圧倒的強さ、読んでいてスッキリします」「ハマっててどんどん読みたくなる」とファンの心を掴み続けている。

　2024年1月時点でも4億ビューを突破、同サービスの2023年間ランキング1位を獲得している。同作を筆頭に、オリジナルwebtoon作品は多くの読者から支持を得て、1作品の月間販売金額が1億円を超える作品が多い。「LINEマンガ」は、「マンガ市場のさらなる発展と活性化を目指し、様々な取り組みを強化していく」と話している。

※2013年〜2023年における、webtoon作品1作品の年間販売金額の最高額