3月5日にスタートするスーパー戦隊シリーズ最新作『王様戦隊（おうさませんたい）キングオージャー』。ORICON NEWSは、ギラ／クワガタオージャー役の酒井大成（24）、ヤンマ・ガスト／トンボオージャー役の渡辺碧斗（25）、ヒメノ・ラン／カマキリオージャー役の村上愛花（22）、リタ・カニスカ／パピヨンオージャー役の平川結月（21）、カグラギ・ディボウスキ／ハチオージャー役の佳久創（32）に動画インタビューを実施。それぞれの魅力に迫った。

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■第一印象とのギャップは？　オーディション秘話で褒め合いトークに発展して赤面

　圧倒的な強さの象徴である王様がヒーローとなって平和を守る物語は、5人のヒーローたちが昆虫モチーフのロボとともに敵と戦う、“5人の王様×昆虫ロボ”というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせに。かつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描くファンタジー大作となっている。

――撮影が始まって、ギャップがある人はいますか？
【平川】（4人が平川を指名し、残る平川は酒井を指名し）もうヤバい（笑）。

【佳久】オーディションの時は低くていい声をしているので、落ち着いたキャラなのかなと思ったんですけど話していくと子どものように、はしゃいだり元気いっぱいのかわいい子だなと思いました。

【酒井】リタの衣装を着ているから、というのもあるんですけど、見た目がクールでミステリアス感がある。いざ、話してみたら、めちゃくちゃフレンドリー。ギャップでした。

【村上】クールだと思ったのは、もちろんなんですけど、こんなにお話する方なのかと。あと、ツッコミが上手なんですよ！それも意外でした！

【平川】プレッシャーだよ…。

【渡辺】こういうところです（笑）。一言でボケたり（笑）。初めて会った時は目も合わないぐらいしゃべらなかったのに。撮影の時に、この様子でびっくりしました。

【平川】あれは緊張してたんですよ！最初だから、しっかりしなきゃ、と。今がきちんとしていないわけじゃないですけど（笑）。緊張がスゴくて自分の世界に入り込んでいて。それを「目も合わなくて」みたいに…。やめてくださいよ（笑）。私は酒井さんです。一見、ドシッと構えて、しっかり者に見えるのですが、話してみたら意外にぽけっとしているところがあったり。これは天然なのかな、と（笑）。雰囲気がマイページなのかな、と。

【渡辺】確かに！

【村上】時の流れがゆっくり。

【酒井】ゆっくりか（笑）。そうなのかもしれませんね（笑）。

――オーディションでの思い出はありますか？

【平川】ヤンマは、オーディションで何回か組み合わせを変えてやった時に毎回アプローチを変えていて、いろんな面を見せていたので、考えて、いろんなものを持ってきているんだな、と。純粋にスゴいなと思いました。

【渡辺】（照れながら）ありがとうございます。

【平川】ガチ照れ（笑）。

【渡辺】佳久さんは第一印象でインパクトがありました。体も大きくて、僕らとは違った系統。でも、オーディションの組み合わせの時から何度もできて、一緒にやりたいなと思っていました。

【佳久】僕もリタと同じで。ヤンマは毎回、少しずつ演技を変えていった。演技について会話できそうだなと思っていました。そんな渡辺くんに、そう言っていただけて、うれしいですね。

【村上】印象に残っていたのは佳久さんが、1番最後のせりふを自分で言い換える部分があったんですけど、それが全部、面白くて！何しても面白かった！

【平川】オーディションの時、結構笑ってましたよね？1人で我慢しようとして下向いていたような。

【村上】ツボってました（笑）。オーディションだから真面目にやらなきゃ、と思いながらも…。

【佳久】マジで？あの時、めっちゃスベったと思った！面白いと思ってくれていたなら、うれしいな！

【酒井】オーディションにスタッフの方が10人以上いて。「こんなオーディションなんや…」とガチガチになったんですけど、いざ質疑応答とかが始まったら、自然体でラフなオーディションだったな、という印象ですね。

■王様らしく変身ポーズも個性爆発　侘び寂び＆エレガンスと効率重視が極端に分かれる

――『キングオージャー』は変身ポーズも、個性にあふれています。それぞれの変身ポーズでスゴいと思うところはありますか？

【村上】リタの「王鎧武装」の時に剣をズンってやるところが好きです！

【平川】それがリタの定番のヤツなので！

【酒井】僕は佳久さんのですかね！

【佳久】長いからね（笑）。

【渡辺】佳久さんは僕が変身終わるころも、まだ回ってますから（笑）。

【佳久】横から「王鎧武装」って声聞こえても、「俺、まだ言えないんだけどな」って思いながら変身してます。だって、初めて変身した時も、スタッフさんが長さに笑ってましたもん（笑）。僕は、ヤンマの決めポーズがカッコいいんですよ！

――くるくる回る村上さんのポーズも独特ですが。

【村上】確かに。1人でぐるぐる回ってますから（笑）。

【佳久】カグラギとヒメノは1つのボタンを押すのに時間を掛けるの。

【村上】全部の動きに時間が掛かりますもんね。

【渡辺】パンパン、押した方が早くない？　僕は速攻で押しちゃう効率重視。

【平川】私も、パンパン押しちゃうだけ（笑）。

【佳久】カグラギは侘び寂び、ヒメノはエレガントなの（笑）。

【酒井】ギラはフルバージョンだと長めですが、ヤンマとリタ、ヒメノとカグラギの中間ぐらいです。

【村上】スタイリッシュだよね。

【佳久】王道って感じだよね。子どもが誰をまねするかと言ったら、ギラが1番多いと思いますね。

【酒井】カグラギは覚えるのが難しいですよね（笑）。

【佳久】侘び寂びがわからないとね（笑）。

――最後に作品の見どころをお願いします。

【酒井】今回の作品は、王様は全員最強ということで一人ひとりの個性が詰まっています。ファンタジー要素も含まれた今までにない作品になっていると思います。『王様戦隊キングオージャー』を盛り上げていけるように僕たちも頑張ります。ぜひ、1年間よろしくお願いします！

■イントロダクション
　大昔、チキューという星の人類は、滅びる運命にあった。巨大な怪物「バグナラク」が、人々を容赦なく踏みにじったが、5人の英雄と昆虫型機械生命体「シュゴッド」が立ち上がり、合体！キングオージャーとなったシュゴッドは敵から人類を救った！英雄たちは王となり、5体のシュゴッドと共に5つの国が生まれ、平和が訪れた。

最強の「昆虫型機械生命体『シュゴッド』」が宿る工業の国：シュゴッダム
テクノロジーの国：ンコソパ
芸術と医療の国：イシャバーナ
氷雪の中立国：ゴッカン
農業の国：トウフ

　だが、『2000年の眠りを経て、地帝国・バグナラクは地の底から蘇る』という予言が残されていた。そして今、チキューは予言の年を迎える。予言通りバグナラクが地底から出現。人々を襲い始めた。新たな勢力の襲撃に各国は手を組むことができるのか？

■キャラクター
【ギラ】
　守護神が宿る最強国：シュゴッダムの“自称”王様。城下町の児童養護園で育った男。心優しく、みんなのことを考える性格だが、子供たちとのヒーローごっこで常に悪役を演じていたため、「俺様が世界を支配する!」と誤解を招く口調がくせ。ギラが王鎧武装するクワガタオージャーはゴッドクワガタと共闘する。

【ヤンマ・ガスト】
　テクノロジーの国：ンコソパの国王。生まれはスラム街。腕っ節…ならぬ、ラップトップで成り上がった。「総長」と呼ばれることも多い。“テッペンをとる”ヤンキー精神で突っ走ってきた。ヤンマが王鎧武装するトンボオージャーはゴッドトンボと共闘する。

【ヒメノ・ラン】
　芸術と医療の国：イシャバーナの女王。美しく麗しい超絶ワガママ女王で、美しいものに目がなく、手段を選ばず手に入れる。わがままな一方で誰かを救うことに躊躇がなく、華麗に人命を救う医者としての一面も持っている。ヒメノが王鎧武装するカマキリオージャーはゴッドカマキリと共闘する。

【リタ・カニスカ】
　氷雪の国：ゴッカンの国王。世界の中立を守る裁判所の最高裁判長。質実剛健、冷徹無比。保守的で慎重。法律に基づく正確無比で公正なジャッジを下す。実は情に厚く口下手ゆえ冷たく見える部分も。リタが王鎧武装するパピヨンオージャーはゴッドパピヨンと共闘する。

【カグラギ・ディボウスキ】
　農業の国:トウフの殿様。ニコニコしながら嘘をつく、二枚舌三枚舌の男。人たらし。とても利己的で平和を守るためなら汚い手を使うことをいとわない。平和至上主義の腹黒殿様。カグラギが王鎧武装するハチオージャーはゴッドハチと共闘する。

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