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氷川きよし、休養前ラストコンサートで演歌&Kiinaワールド全開 アンコールはMCなしで22年の集大成
歌手の氷川きよし（45）が14日、東京国際フォーラム ホールAで毎年恒例の年末コンサート『氷川きよしスペシャルコンサート2022～きよしこの夜Vol.22』を開催した。年内をもって歌手活動休養を発表している氷川は、休養前最後のコンサートで前半は股旅演歌の氷川きよしワールド、後半はジャンルレスなKiinaワールド全開。アンコールはMCなしでKiinaとして生きていく葛藤と決意を全身全霊で歌い上げ、“6変化”の衣装でもキャリアの集大成を披露した。
2000年2月2日、22歳でデビューして22年超。当面の間は最後となるコンサートの冒頭は、当時の異名“演歌界のプリンス”さながら、ラメが入ったブルーのロングスーツを身にまとって登場した。バンド生演奏を背に、デビュー曲「箱根八里の半次郎」、2ndシングル「大井追っかけ音次郎」、3rdシングル「きよしのズンドコ節」、4thシングル「星空の秋子」と初期の楽曲を立て続けに披露していった。
デビュー翌年の2001年にファーストコンサートとして始まった『きよしこの夜』は22年目。冒頭のあいさつで「22年もやらせていただいて、今日が最後の東京国際フォーラムとなります。本当に22年間ありがとうございました。お元気で、さようなら！」と別れを告げて観客の笑いを誘うと、「まだ歌います」とにっこり。「またいつかやるときは、来てくださいますか？」と問いかけ、会場が割れんばかりの拍手に包まれると「来年の暮れもやってたらどうしよう。最後詐欺」と笑った。
前半は「氷川きよしを作ってくれた作品」、後半は「今の想いをすべて伝えられる作品」を届けることを伝え、「どうか皆さん、最後の最後までお付き合いをよろしくお願いします」とあいさつ。鳴り止まない拍手に「いい音色ですね、拍手の音が」「拍手の演奏が上手」と、当面は聞くことができない音を堪能した。
紋付袴では「白雲の城」「三味線旅がらす」など時代物・股旅演歌の世界を展開。着流しに衣装替えすると、「大丈夫」「勝負の花道」など希望や勇気を与える曲を披露していく。
氷川のコンサート専属司会者・西寄ひがし氏との軽妙なトークでも沸かせた。休養中にやりたいことを聞かれた氷川が「いっぱいありますね。あんなこと、こんなこと、たくさんやりたいことがあるかも。外国には憧れがありますね」と言ったものの、行き先は言わず。西寄氏は「ゆっくり休んでいただいて、Kiinaの帰りを待ちましょう」と観客に呼びかけた。
ピンクのファー付き衣装に着替えて後半に突入すると、ジャンルレスなKiinaワールドに突入。雄叫びを上げると観客の手拍子に乗せて「革命前夜」を、自身が作詩作曲を手がけた「泣けてくるけど笑えてくるの▽」（▽＝ハート）、父親へのメッセージソングとしてKiina名義で作詩した「Father」などを歌った。
深いスリットが入ったシルバーの衣装からは脚線美をのぞかせつつ、「雷鳴」「キニシナイ」を披露。本編ラストは、演歌歌手からのターニングポイントとなった「限界突破×サバイバー」で締め、色とりどりのペンライトが激しく揺れた。
アンコールでは黒のドレス姿で登場した。「生まれてきたら愛すればいい」からスタートすると、自身が45歳になった日を意味する新曲「16436日」、そして、“心の叫び”を作詩したという｢魔法にかけられた少女」を立て続けに歌った。
MCは挟まず、この3曲に全身全霊を傾けて圧巻の歌唱力で感動を誘うと、「最後の最後までありがとうございました。どうかいついつまでもお元気で」と、晴れやかな笑顔を浮かべ、両手を広げてあいさつ。2日間4公演計1万8000人のファンに感謝を伝えた休養前ラストコンサートに幕を下ろし、会場には感動の余韻が広がった。
年末30日には『第64回 輝く！日本レコード大賞』に出演。休養前ラストステージとなる大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』では、紅組・白組を超えた「特別企画」で出場する。
■『氷川きよしスペシャルコンサート2022～きよしこの夜Vol.22』セットリスト
01. 箱根八里の半次郎
02. 大井追っかけ音次郎
03. きよしのズンドコ節
04. 星空の秋子
05. 面影の都
06. 虹色のバイヨン
07. ときめきのルンバ
08. 情熱のマリアッチ
09. 白雲の城
10. 一剣
11. 三味線旅がらす
12. ちょいときまぐれ渡り鳥
13. 大丈夫
14. 勝負の花道
15. 南風
16. 甲州路
17. あなたがいるから
18. 革命前夜
19. 泣けてくるけど笑えてくるの▽（▽＝ハート）
20. Father
21. WALK
22. 雷鳴
23. キニシナイ
24. 限界突破×サバイバー
【アンコール】
EN1. 生まれてきたら愛すればいい
EN2. 16436日
EN3. 魔法にかけられた少女
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2000年2月2日、22歳でデビューして22年超。当面の間は最後となるコンサートの冒頭は、当時の異名“演歌界のプリンス”さながら、ラメが入ったブルーのロングスーツを身にまとって登場した。バンド生演奏を背に、デビュー曲「箱根八里の半次郎」、2ndシングル「大井追っかけ音次郎」、3rdシングル「きよしのズンドコ節」、4thシングル「星空の秋子」と初期の楽曲を立て続けに披露していった。
デビュー翌年の2001年にファーストコンサートとして始まった『きよしこの夜』は22年目。冒頭のあいさつで「22年もやらせていただいて、今日が最後の東京国際フォーラムとなります。本当に22年間ありがとうございました。お元気で、さようなら！」と別れを告げて観客の笑いを誘うと、「まだ歌います」とにっこり。「またいつかやるときは、来てくださいますか？」と問いかけ、会場が割れんばかりの拍手に包まれると「来年の暮れもやってたらどうしよう。最後詐欺」と笑った。
前半は「氷川きよしを作ってくれた作品」、後半は「今の想いをすべて伝えられる作品」を届けることを伝え、「どうか皆さん、最後の最後までお付き合いをよろしくお願いします」とあいさつ。鳴り止まない拍手に「いい音色ですね、拍手の音が」「拍手の演奏が上手」と、当面は聞くことができない音を堪能した。
紋付袴では「白雲の城」「三味線旅がらす」など時代物・股旅演歌の世界を展開。着流しに衣装替えすると、「大丈夫」「勝負の花道」など希望や勇気を与える曲を披露していく。
氷川のコンサート専属司会者・西寄ひがし氏との軽妙なトークでも沸かせた。休養中にやりたいことを聞かれた氷川が「いっぱいありますね。あんなこと、こんなこと、たくさんやりたいことがあるかも。外国には憧れがありますね」と言ったものの、行き先は言わず。西寄氏は「ゆっくり休んでいただいて、Kiinaの帰りを待ちましょう」と観客に呼びかけた。
ピンクのファー付き衣装に着替えて後半に突入すると、ジャンルレスなKiinaワールドに突入。雄叫びを上げると観客の手拍子に乗せて「革命前夜」を、自身が作詩作曲を手がけた「泣けてくるけど笑えてくるの▽」（▽＝ハート）、父親へのメッセージソングとしてKiina名義で作詩した「Father」などを歌った。
深いスリットが入ったシルバーの衣装からは脚線美をのぞかせつつ、「雷鳴」「キニシナイ」を披露。本編ラストは、演歌歌手からのターニングポイントとなった「限界突破×サバイバー」で締め、色とりどりのペンライトが激しく揺れた。
アンコールでは黒のドレス姿で登場した。「生まれてきたら愛すればいい」からスタートすると、自身が45歳になった日を意味する新曲「16436日」、そして、“心の叫び”を作詩したという｢魔法にかけられた少女」を立て続けに歌った。
MCは挟まず、この3曲に全身全霊を傾けて圧巻の歌唱力で感動を誘うと、「最後の最後までありがとうございました。どうかいついつまでもお元気で」と、晴れやかな笑顔を浮かべ、両手を広げてあいさつ。2日間4公演計1万8000人のファンに感謝を伝えた休養前ラストコンサートに幕を下ろし、会場には感動の余韻が広がった。
年末30日には『第64回 輝く！日本レコード大賞』に出演。休養前ラストステージとなる大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』では、紅組・白組を超えた「特別企画」で出場する。
■『氷川きよしスペシャルコンサート2022～きよしこの夜Vol.22』セットリスト
01. 箱根八里の半次郎
02. 大井追っかけ音次郎
03. きよしのズンドコ節
04. 星空の秋子
05. 面影の都
06. 虹色のバイヨン
07. ときめきのルンバ
08. 情熱のマリアッチ
09. 白雲の城
10. 一剣
11. 三味線旅がらす
12. ちょいときまぐれ渡り鳥
13. 大丈夫
14. 勝負の花道
15. 南風
16. 甲州路
17. あなたがいるから
18. 革命前夜
19. 泣けてくるけど笑えてくるの▽（▽＝ハート）
20. Father
21. WALK
22. 雷鳴
23. キニシナイ
24. 限界突破×サバイバー
【アンコール】
EN1. 生まれてきたら愛すればいい
EN2. 16436日
EN3. 魔法にかけられた少女
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