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たけし、志村さん急死を惜しむ「ちょっと鬱になった…」 “生涯コント師”へリスペクトも

 タレントのビートたけしが11日放送のTBS系『新・情報7days ニュースキャスター』(毎週土曜 後10:00)に生出演。新型コロナウイルス肺炎のため先月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)に触れ「ちょっと鬱になって、ノイローゼになった。何も考えなくなったね…」と、突然の別れを惜しんだ。

ビートたけし (C)ORICON NewS inc.

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 志村さんが『8時だョ!全員集合』で活躍する中、たけしは明石家さんまらとともに『オレたちひょうきん族』に出演。両者の人気はすさまじく、放送時間を取って通称「土8戦争」と呼ばれるほど、しのぎを削ってきた。

 たけしは「『ひょうきん族』が出来たのは、それから漫才ブームの後で『ドリフを追い抜こう!』って。ドリフは、ちゃんと計算されたお笑い。お菓子でいえば、大納言や砂糖や小豆の味」とリスペクトを語ると「『ひょうきん族』というのは、テレビの裏側までみせる人工甘味料なの。どうしても新しいものに人は目が移るから、いい勝負をして追い抜いたこともあるわけ。そうしたら結果的に両方ともダメになっちゃった」としみじみと振り返った。

 続けて「俺は映画にいったりしたけど、志村のけんちゃんは加藤さんと組んで正統派の東京のコントをやった。そこに関西のコントが入ってきたけど、その防波堤だったの。素晴らしい人。お笑いについてはコント一筋の人。なかなか出来ないですよ、こういう人は。テレビの時代が変化しても、この人はお笑いのコントを突き詰めた」と羨望の眼差しを向けた。

 志村さんとの思い出話に花を咲かせたたけしは「何もこれで逝かなくていいじゃない。人はいずれ死ぬけど、何もこの芸人がこんなとこで…」とポツリ。「ちょっと鬱になって、ノイローゼになった。何も考えなくなったね。俺はこれからどういう人生に歩むんだと考えたよね」と漏らしつつ、最後には「でもちょっと冷静になれば、やりたいことを一生懸命にやるべき。余計なことを考えるのはやめよう」と締めていた。

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