2015-11-27
オトナの社会科見学 ―芋焼酎工場編― Vol.1霧島酒造
芋焼酎の本場は?と聞かれたら、「“薩摩芋”って言うぐらいだから鹿児島でしょ!」と答える人も多いはず。でも、そうじゃない。実は霧島連山の麓、宮崎県都城市(みやこのじょうし)にある霧島酒造が2012年以来、焼酎メーカーで売上高日本一なのだ! 宮崎の人に「芋焼酎は鹿児島」なんて言ったら怒られるので、ご注意を。
さて、その霧島酒造は1916年に創業。いまや一般的になった“本格焼酎”という言葉を思いついたのが霧島酒造の2代目社長。芋焼酎の全国への普及に注力してきた甲斐あり、現在では東京のほとんどの居酒屋に同社の焼酎が置いてある。だから、お酒をたしなむ人なら一度は「霧島」の文字を目にしたことがあるだろう。「いつもお世話になっています!」なんて人も多いのでは?
これでもまだ“霧島酒造”がピンとこない人は、白鵬関出演のCMを思い出してほしい。白鵬関がモンゴルの民族衣装を着て、広大な緑の丘と馬たちをバックに、焼酎を飲んでいる、あれ。そんな“身近だけど、どんなところで、どんな風に作られているかはよく知らない”霧島酒造に今回はロックオン!