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【花粉】加湿器って効果ある? 面倒なお手入れや電気代の心配も…“忖度なし”でノジマがおすすめする選び方

監修者 nojima(ノジマ)
メーカーおよびキャリアからの派遣スタッフによる接客ではなく、すべて自社従業員がフラットな立場で、顧客のニーズに合った商品の提案を実践し続けている唯一の家電専門店
飛散する花粉が水分を吸収、加湿器での花粉対策
「お部屋が乾燥している状態だと、ほこりも花粉も舞いやすくなります。加湿器で湿度を上げることで、飛散している花粉が水分を吸収して床下に落ちてくれます。それも、アレル物質を飛散する前の状態で落ちるので、その意味では、加湿器も効果があると言えるでしょう。直接的な効果で言うと、吸い込みの機能がある空気清浄機の方が優れているとは思いますが…」(nojima担当者/以下同)
超音波式、スチーム式、ハイブリッド式、気化式…お手入れがラクなのは?
「広い部屋で使うなら、スチーム式や超音波式ではなく、気化式が効率が良いでしょう。狭い部屋で短時間で使いたいのであれば、超音波式が向いていると思います。ただし超音波式は、お手入れをさぼると、たまっている水が雑菌まみれになり、それを部屋に噴射することになります。防ぐためには、たまっている水を煮沸殺菌してくれるスチーム式の方が衛生的には良いです」
電気代が安いのは超音波式や気化式、売れ行きの良かったメーカーとは?
「お手入れの手間はありますが、超音波式や気化式の方が安く済みます。特に、広い部屋を満遍なく加湿してくれる気化式が、早めに動いた傾向があります。中でもシャープさんの機種は、タンクにどれだけ水が入っているかがわかりやすかったので、売れ行きは良かったです。超音波式やハイブリッド式になるとお手入れは面倒ですが、その中で一番ラクなものといえば象印さんの加湿器。ネームバリューもあり、メーカーとしての信頼度も高いので、やはり多く売れていますね」
意外な“隠しネタ”もあり? “トリセツ”熟読のススメ
「メーカーは使用方法、注意事項などを全部トリセツ(取扱説明書)に書いているので、その使用方法に則って使っていただくのがやはりベスト。大事に扱えば長年持つ構造になっているはずです。安いものではないので、せっかく買われるのであれば、ちゃんと使用方法を覚えていただき、大切に使っていただく方が良いと思います。
トリセツはちゃんと読むと、ときどき隠しネタのような機能も発見できます。『長押しすると〇〇ができる』『ボタンを同時に押すと〇〇できる』など、意外に知らないまま使っていることもあるので、一通り目を通していただいた方がお得ですよ」
(文:水野幸則)
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