ORICON NEWS
間宮祥太朗×岡山天音:『アンダーニンジャ』同年代の絆「見どころは山崎賢人のアクション」
間宮2024年は、わりとゆったり過ごせた1年でした。『ACMA:GAME アクマゲーム』に約1年かかわっていたのですが、その撮影が終わってから、特に下半期は余裕がありました。毎日忙しくしていると気持ちにゆとりがなくなって、物事を広い視点で見ることが難しくなってしまうけれど、時間に余裕を持つことができると、脳の空き容量も増えるというか、いろいろなことに気づけたり、新しいアイデアが湧いたり、良い循環が生まれていたように思いますね。10月から11月にかけては舞台公演(『台風23号』)があったので、毎日の稽古(けいこ)や本番を通して芝居にしっかり向き合えたこともとても良かったです。
岡山僕は…何してましたかね(笑)。
間宮『アンメット ある脳外科医の日記』すごく良かったです。
岡山ありがとう。『アンダーニンジャ』とドラマの撮影が重なって忙しかった時期もありましたが、プライベートでゆったり過ごせる時間もあって。大人になって初めて海外旅行もしました。友達とタイに行きました。仕事もプライベートも充実していた一年だったと思います。
間宮久しぶりではありましたが、今回、僕の出番はコメディ要素がなかったので、それは福田組で初めてのことだったので新鮮でした。
岡山僕は10代の多感な時期から福田監督の作品をたくさん観てきたので、「あの福田監督の現場にいるんだ」と感慨深いものがありました。独特の存在感がある監督だと思いました。ただ、僕もコメディパートにはあまり触れずに撮影が進んだので、福田監督が「この間、賢人くんとムロさんのシーンを長回しで撮ったんだけど、賢人くんがすごく楽しそうだった」とお話しされているのを横で聞いていて、少しうらやましく感じていました。ムロツヨシさんや佐藤二朗さんのアドリブなのか、台本に書いてあるせりふなのかわからない、“ぶん回しコメディ”を間近で見てみたかったです。
岡山いやあ、僕は大変でした(笑)。かなりアクション練習に時間を費やしたのですが、間宮くんはまだ練習に入っていないと聞いたときは「マジか」と驚きました。日数としても圧倒的に少なかったんですよね?
間宮アクション練習は2日だったかな?
岡山それがヤバい!天才すぎる(笑)。
間宮アクション監督やアクション部さんが「もう大丈夫だね」とおっしゃったので、「わかりました」という感じで本番に臨みました。
岡山僕たちが初めて現場でアクションを合わせたのは、撮影前日だったんです。間宮くんは最初からすでに完璧で。でも、実際に手合わせすると安心感があって、「さすがだな」と思いました。
岡山はい。これまでにもライトなアクションはありましたが、刀を使った本格的なアクションは初めてでした。練習期間は別の現場にも入っていたので、帰宅後に木刀を振って練習していました(笑)。
――お二人は何度もご共演されていますが、改めてお互いの印象を聞かせてください。
間宮10代の頃に出会って、共演回数も多いのですが、どの作品のどんな役でも天音はどう演じるんだろう、と楽しみに思える存在です。人としては、付き合いが長いけどまだまだ底が見えない感じがあります。会えば自然と話すし、仲良しだと思うけれど、「まだ知らない部分があるんだろうな」と感じさせる底知れなさがあると思います。もう一つ言うならば、すごく準備する人。アニメーション映画の声優の仕事で一緒だったとき、台本にたくさん書き込みをしていて、すごく驚いたことを覚えています。準備をしっかりとする人だと思いました。
岡山いやいや、そんなことないですよ(笑)。間宮くんこそ、何でもできてうらましいです。僕自身は本当に不器用で、形になるまでに時間がかかるタイプなんです。でも間宮くんは昔からなんでもスッとできてしまう、器用で洗練されているイメージがあります。せりふを覚えるのも早いし。
間宮確かに、せりふ覚えは早い方かも(笑)。器用さに助けられている部分はあると思います。
間宮やはり、山崎賢人のアクションシーンじゃないですかね。賢人も10代からの付き合いになりますが、今回の賢人は体の使い方が本当にすごいと思いました。
岡山今回は“忍者”という設定ゆえに特殊なんです。賢人は『キングダム』などでいろいろなアクションを経験してきてますが、これまでにはない面白さが見られると思います。
――ありがとうございました。
予告編
日本の歴史を陰で常に動かしてきた“忍者”。
栄華を誇った彼らだったが、戦後GHQによって組織を解体され消滅した。
しかし、現代でも忍者は秘密裏に存在し、日常に潜み、世界中で暗躍している。その数は20万人とも言われる。
ただ、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、「NIN(ニン)」所属の下忍・雲隠九郎もその一人だった。
ボロアパートで暇を持て余す暮らしをしていた九郎は、ある日、重大な“忍務(にんむ)”を言い渡される。
それは戦後70年以上に渡り地下に潜り続けている、謎の組織を調べること。
組織の名は――「アンダーニンジャ」。通称「UN」。
「UN」が潜んでいるという情報を得て、講談高校に学生として潜入する九郎。
クラスメイトの野口彩花は高校生らしからぬ言動をする九郎を不審に思うも、何故か少し気になってしまう。
そんな最中、「UN」によって、「NIN」の“精鋭”忍者たちが次々に襲われていく。
「UN」の目的は一体何なのか? そしてついに、講談高校での襲撃が始まる…!
想像を超える戦いに巻き込まれていく、現代忍者・九郎と女子高生・野口の運命は!?
栄華を誇った彼らだったが、戦後GHQによって組織を解体され消滅した。
しかし、現代でも忍者は秘密裏に存在し、日常に潜み、世界中で暗躍している。その数は20万人とも言われる。
ただ、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、「NIN(ニン)」所属の下忍・雲隠九郎もその一人だった。
ボロアパートで暇を持て余す暮らしをしていた九郎は、ある日、重大な“忍務(にんむ)”を言い渡される。
それは戦後70年以上に渡り地下に潜り続けている、謎の組織を調べること。
組織の名は――「アンダーニンジャ」。通称「UN」。
「UN」が潜んでいるという情報を得て、講談高校に学生として潜入する九郎。
クラスメイトの野口彩花は高校生らしからぬ言動をする九郎を不審に思うも、何故か少し気になってしまう。
そんな最中、「UN」によって、「NIN」の“精鋭”忍者たちが次々に襲われていく。
「UN」の目的は一体何なのか? そしてついに、講談高校での襲撃が始まる…!
想像を超える戦いに巻き込まれていく、現代忍者・九郎と女子高生・野口の運命は!?
浜辺美波
間宮祥太朗 白石麻衣
山本千尋 宮世琉弥 坂口涼太郎 長谷川忍(シソンヌ)
木南晴夏 ムロツヨシ / 岡山天音 平田満 佐藤二朗
原作:花沢健吾『アンダーニンジャ』(講談社「ヤングマガジン」連載)
脚本・監督:福田雄一
主題歌:Creepy Nuts「doppelg?nger」(Sony Music Labels)
(C)花沢健吾/講談社 (C)2025「アンダーニンジャ」製作委員会