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間宮祥太朗×田中樹×竜星涼『劇場版ACMA:GAMEアクマゲーム 最後の鍵』インタビュー
「週刊少年マガジン」(講談社)で2013年〜17年に連載されたメーブ(原作)と恵広史(作画)による同名漫画を原作に、究極の“頭脳×心理”バトルをVFXで実写化。テレビドラマの枠を超えたスケールで話題となった連続ドラマの最終回と同時に、映画化が発表され、ドラマと映画を連動させた大規模なプロジェクトであることが明らかになった。
2023年10月からドラマ版の撮影が始まり、そのクランクアップから1ヶ月後の24年2月23日に劇場版がクランクイン。今年4月半ばには、オールアップを迎えた。この1年間で確かな友情を育んだのが、メインキャストの間宮祥太朗、田中樹、竜星涼の3人。劇場版の見どころを聞いた。
『ACMA:GAME アクマゲーム』について
連ドラでは終盤に、照朝の父・織田清司(演:吉川晃司)がグングニルの指揮者・ガイドであるという衝撃の事実が発覚!実の父と命を懸けたゲームに挑んだ照朝は仲間たちの力も借り、見事勝利する。最後は崩れ落ちる建物の中、清司が自らを犠牲にし、照朝を守る感動のラストを迎えた。
劇場版では、99本ある“悪魔の鍵”をすべて破壊するため、父の残した言葉を手がかりに鍵集めの旅を続ける照朝の前に新たな敵が現れる。宗教団体を運営し、妹は人の心を読む力があるという黒田兄妹(演:金子ノブアキ、志田未来)、99本目の鍵を持つ、父の仇・崩心(演:小澤征悦)。そして、悪魔との命がけの最終決戦が始まる。
ドラマから映画にちゃんとジャンプアップできれば
間宮撮影期間も長くハードなものになるというのは、覚悟としてありました。ドラマから映画にちゃんとジャンプアップできればいいなとは思っていました。
田中僕も最初お話をいただいたときから、映画までのプロジェクトの全体像は聞いていたので、長丁場になるな、と身が引き締まりました。
竜星最初からドラマと映画を連動させる企画だったというのは、非常に力のある作品だと思いました。地上波ドラマ、配信ドラマ、金曜ロードショーでスペシャルドラマ、そして、映画と、グローバル展開も視野に全部絡めて一気にやる大プロジェクトに携われるのは、そうそうない。チャレンジングなプロジェクトの一員になれてうれしかったです。
――劇場版に関してハードだったところは?
間宮カンボジアロケはハードでしたね。
――劇場版のクランクインは海外ロケからだったんですよね。北西部の都市・シュムリアップのトンレッサップ川にある水上村やバッタンバン地域にある遺跡ワットエクプノンを劇中のキルタン王国クレーシャ遺跡に見立てて撮影。寺院や森、市場、バッタンバン駅でもロケが行われたそうですが…。
竜星僕は(現地に行っていないので)映像で見させてもらいましたが、映像がきれいですごく良かったです。虫がすごかったって聞いたけど…。
間宮虫はやっぱり多かったですよ。僕はそんなに気にならなかったですけど。
田中僕もそんな気にならなかった。虫の素揚げみたいな料理も食べたし。ご飯は全般的においしかったです。
間宮脚本を読んだ時、さらにスケールアップしている、と感じましたし、それに伴ってアクションシーンもありましたね。
田中それはめっちゃ大変でした。なかなか覚えられなくて。あれ、ドイツ語でしたっけ?
間宮樹はスペイン語(笑)。僕はクメール語やタイ語の台詞があって、琴音ちゃんがドイツ語。
田中琴音ちゃんのドイツ語うますぎた。
間宮うますぎたね。
竜星2人とも外国語を話すシーン、かっこよかったよ。とくに樹が演じる初は、ドラマではちょっと冴えない感じだったじゃん。
田中登場シーンでちょっと髪型が変わっていた。
間宮できる社長って感じになっていたね。
竜星樹のための映画といっても過言ではない。
田中全然違いますよ!でも、おいしいところをいただいちゃいましたかね(笑)。
竜星移動かな?都心から離れたところで撮っていたので。
間宮ちょっと待って、僕らはカンボジアに行ったんだけど!(笑)。
竜星僕の場合は、毎回、カメラの前で芝居をしている時間より、移動時間の方が長かったという意味でハードでした。