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SixTONES、ドームツアーを収めた『VVS』発売 ダンスナンバーからデスボイスまで…生バンドで広がる音楽表現

 SixTONESの映像作品『VVS』が16日に発売された。今年2月〜4月に行われ、のべ51.5万人を動員した初の4大ドームツアー「VVS」の中から、4月22日に東京ドームにて行われたツアーファイナルを完全映像化。生バンドを携えたSixTONESの激しいVIBESに呼応するように沸き立つ観客の歓声、そして暴れるペンライト。バンドによるヘヴィでロックなリアレンジにより、音源とはまた違った表情を見せてくれる楽曲たちを臨場感たっぷりに楽しむことができる。SixTONESが表現する「VVS」の世界観を徹底レポート!

“360度センターステージ”での生バンド SixTONESの新たなスタイルを提示

SixTONES,VVS

 今回のドームツアーはこれまでのライブとは異なり、“360度センターステージ”での生バンドというスタイル。開演前から早くも会場のボルテージは高まる中、生バンドの演奏とともにビジョンにはメンバーの名前が映し出される。すると、6方向からクレーンがせり上がり、中からメンバーが登場。大歓声に包まれる中、1曲目の「アンセム」が始まると、「Wow…」の部分でメンバー全員が拳を掲げ、観客もそれに反応してペンライトを高く掲げる。『THE VIBES』という今回のツアーで引っさげたアルバムのリード曲で冒頭から観客の心を鷲づかみにし、序盤から最高潮の盛り上がりを見せた。
 続く「Rollin’」では、熱唱しながらクレーンが徐々に下がっていく。そして、6人がついにステージに降り立ち、パフォーマンスを披露。ステージの横から水柱が上がる中、「最後まで楽しんでいけ!」と高地優吾(高=はしごだか、以下同)が雄叫びをあげる。次の「Outrageous」では、サビの激しいダンスに入る前の暗転部分で、ジェシーが舌を出すシルエットが映し出され、会場内に大歓声が鳴り響く。最後のダンスに入る前に森本慎太郎がニコリと笑うシーンも見逃せないポイントだ。そして、大きな火柱が上がり、「ABARERO-Dark Electro Rock Remix-」に突入。6人それぞれが激しくヘヴィな歌声を響かせる中、松村北斗とジェシーが顔をグッと近づけ“気持ちをぶつけ合う”場面も…。特にこの曲は、生バンドの演奏によって原曲よりもかなりハードロックテイストに仕上がっているため、SixTONESのアーティストとしての振れ幅の大きさも体感することができるはずだ。

ユニットパフォーマンスも健在! ジェシー×高地「Blue Days」で切ない心情を熱唱

 前半戦の中でも、ハードロックテイストのパフォーマンスとの対比として特に印象的だったのが、「DRAMA」という曲のパフォーマンスだ。ダンスナンバーの一面もきちんと残しつつ、色気溢れる歌声やエロスな雰囲気が漂う刺激的な楽曲 。妖艶な照明とスモークの演出も相まって上品なセクシーさを醸し出すパフォーマンスへと昇華させていた。ファンからは「このパフォーマンスを“成立させること”自体がすごい」と声があがったように、SixTONESは一人一人がしっかりと自分の色を見せていて、その時々で全員が主人公になれる貴重なグループとも言えるだろう。

 メンバー2人ずつによるユニットパフォーマンスも披露。まずは京本大我と森本慎太郎による「希望の唄」。王道のポップなロックナンバーで、夢や希望に向かって進んでいく人の背中を押す応援ソングとなっている。時折向かい合って顔を見合わせたり、仲良く肩を組んだりして歌う2人の姿が印象的だ。次に、松村北斗と田中樹による「スーパーボーイ」。ステージ上に腰を掛けた2人がいきなり他愛もない会話を始める。かと思ったら、2人のやり取りがラップ調の歌詞の掛け合いになっていく。軽快なスクラッチが耳を刺激するヒップホップで、思春期の“あるある”が韻を踏んだ歌詞で面白おかしく描かれている。最後は、ジェシーと高地優吾による「Blue Days」。歌詞がいいとファンの間でも話題の1曲。特に「泣いたって悔やんだってそのままで綺麗だよ」という一文には思わず心を奪われる。やさしく寄り添いながらもどこか切ない心情を歌い上げ、最後のユニゾンが一番の見せ場となる。ステージ中央で肩を組む2人の姿は必見だ。

「“擬音メドレー”は崩したくない」 メンバーこだわりの3曲で終盤戦スタート!

 いよいよライブも終盤。ここからラストに向かって一気に畳みかける。6人はデコトラに乗って登場し、「DON-DON-DON」「RAM-PAM-PAM」「Bang Bang Bangin'」の3曲を披露。“どんどんどん らんぱんぱん ばんばんばんぎん”と擬音の曲名が続くことから、「“擬音メドレー”として曲順を崩したくなかった」とメンバーたちもこだわりを明かしている。

 ここで6人のボルテージはますます上がり、白煙を噴き出すデコトラの上で激しく飛び跳ねる。最後の「Bang Bang Bangin'」では、デコトラを降りてステージ上へ。ここでも飛び跳ね、走り回り、フルスロットル状態。特効もふんだんに使用し、大量の火柱があがる中で6人が絶叫する。“擬音メドレー”に対しては「ここを映像で観たかった」という声も多く、「擬音でセトリがんばるSixTONES可愛い」「擬音メドレーの特効がたまらん最高」などといった意見も見られた。
 擬音メドレーの後は「Something from Nothing」。「アイドルがデスボイス?」と驚かれながらも、「ロックテイストの楽曲がこんなにも合うのか」と賞賛された曲でもある。SixTONESの公式YouTubeには、「デスボイス聞いてライブにいきた過ぎてファンクラブ入会した」という人や「ロック好きにはたまらない」「圧倒的に歌が上手い…デスボイスがかっこよすぎる」といったコメントも寄せられているほど。SixTONESのアーティストとしての幅をさらに広げた曲と言っても過言ではない。

 そして、「Telephone 1ST ver.」「BE CRAZY-Rock Rearrange-」「Seize The Day」と続き、「こっから」で締めくくられる。最後まで6人のパワーは全く衰えることがなく、高速ステップで踊りながら、激しく強く、そして楽しそうに「こっから」を熱唱する。このパフォーマンスには、「ずっと育てていきたい最高な曲」「“音”を楽しんでるのが彼らの醍醐味」「いつまでもSixTONES6人には向かい合って歌ってほしい」といった声が寄せられている。
 さらに、初回盤にはメンバーの“目線カメラ”や“ビジュアルコメンタリー”のほか、SixTONESにとって初めての音楽フェスへの出演となった『ごぶごぶフェスティバル2024』のライブパフォーマンスも収録されている。SixTONESらしい映像、SixTONESだからこそ表現できた映像を余すことなく堪能できる最高の作品。

 パフォーマンスの幅の広さ、生歌はもちろん、低音やデスボイス、ラップなども含めた歌唱クオリティ、そして会場を一気に沸かすライブ感覚。何よりも本人たちが一番に楽しんでいる様子が、観ている人たちをさらに虜にさせる。一度ライブを体験した人の心をつかんで離さない理由はそこにあるのかもしれない。これからもSixTONESの魅力にハマって抜け出せなくなる人は続出していくことだろう。
■SixTONES Official web site
https://www.sixtones.jp/(外部サイト)

■SixTONES YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCwjAKjycHHT1QzHrQN5Stww(外部サイト)

■SixTONES 公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/SixTONES_SME(外部サイト)

■SixTONES 公式Instagram
https://www.instagram.com/sixtones_official/(外部サイト)

■SixTONES 公式TikTok
https://www.tiktok.com/@sixtones_sme(外部サイト)

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