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『損するのは嫌だから』で「かっこよさが無双してる!」と話題!キム・ヨンデの沼に浸る出演作3選【ハングクTIMES Vol.175】

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
コミカルかつ王道の胸キュン展開で、“最高のラブコメ誕生!”とドラママニアたちを沸かせている『損するのは嫌だから』。本作でシン・ミナ演じるヒロインのお相手となる“年下男子”を演じ、「かっこよさが無双してる!」と、沼落ち人が続出しているのが、HOTなイケメン俳優キム・ヨンデです。本記事では、そんなキム・ヨンデの沼に浸るおすすめ出演作『損するのは嫌だから』、『ペントハウス』、『流れ星』の3選をご紹介します。

『損するのは嫌だから』

【あらすじ】
計算高い性格で損得にはめっぽう敏感、損したくない女ソン・ヘヨン。街の聖人君子、仕事のできるコンビニバイトで人に害をなすことが嫌いな男キム・ジウク。損するのが嫌で恋人とも別れたヘヨンは、社内アイデア公募でトップを取るために、ヘヨンにだけは突っかかってくるジウクに仰天の提案をする…。何が何でも損だけはしたくないヘヨンの提案とは?

【見どころ】
本作は、幼い頃から損をするのが大嫌いなソン・ヘヨン(シン・ミナ)が、手っ取り早く昇進するために、いつも口喧嘩をしているコンビニ店員キム・ジウク(キム・ヨンデ)と、偽の結婚をする“損益ゼロ”のロマンスドラマ。
放送前からまずキャストが最高すぎるだろ〜!と思ってたんですが、1話から効果音とか入る系の思いっきりキャッチーなラブコメ路線で、がっしりと心掴まれてしまいました。
韓ドラのド定番“偽装結婚モノ”ですが、実は過去にいろいろとつながっていたり、隠された出生の秘密があったりと、ちょっとひねりのきいた設定もあり、そしてこれまたド定番の、ちょっと冴えない男子が垢抜けた時ヤバすぎる案件もありで、ラブコメ好きにはたまりません…!
しかも登場人物全員が振り切って全力でコメディやってくれるので、シンプルに愉快で楽しい!毎話声を出して爆笑させてくれて思いっきりキュンとさせてくれる、これぞラブコメの真骨頂!をどストレートにやってくれるので大変ありがたいです(笑)。
ヨンデが演じるのは、人に害をなすことが嫌いで、困っている人を見ると助けずにはいられない、“街の聖人君子”ジウク。序盤は黒縁メガネ&長髪でややもっさりした感じで(それでも超絶イケメン)、途中でスッキリ垢抜けるわけなんですが、超スローモーションでキラキラ登場するヨンデと、それを見て魅了される人々の反応が、完全に漫画すぎて爆笑してしまいました(笑)。
超絶穏やか系のしっぽりイケメン役がどハマりしている上に、年下子犬系のキュートな一面もあるとかもう最強すぎませんか…?しかもへヨンが求めるものを瞬時に理解して、全て望み通りにしてくれる忠犬っぷり(笑)?ならぬ完璧王子様っぷりに惚れない人はいないはず。
甘過ぎないセクシー低音ボイスから繰り出される、破壊力抜群なセリフが沼オブ沼!なのにコメディシーンでは思いっきり振り切ってて、めちゃくちゃ笑わせてくれるのもまた良い!

そしてハン・ジヒョンがサブカップルで登場していて、『ペントハウス』のヘラパレスキッズ、ソクフン&ソッキョン兄妹の再共演が、“ペントオタ”としては胸熱…!『ソンジェ背負って走れ』で大ブレイクを果たした、ピョン・ウソクの特別出演にも注目です!
日本語吹き替え版もあるので、ちょっと字幕を追うのがしんどい時にサクッと観られるのも◎
▼配信情報
Amazon Original『損するのは嫌だから』
Prime Videoで独占配信配信中

『ペントハウス』シリーズ

【あらすじ】
セレブたちが暮らす超高層マンションのヘラパレス。パーティーが開かれた夜、ある少女が高層階から転落するのをペントハウスに住むシム・スリョン(イ・ジア)が目撃する。事件は2ヶ月前、声楽家になる夢を絶たれ今は不動産仲介の仕事をしているオ・ユニ(ユジン)と、高校時代にユニのライバルだった声楽講師のチョン・ソジン(キム・ソヨン)がユニの娘を通して再会したことに端を発する。ヘラパレスには、スリョンの夫でソジンと不倫中のチュ・ダンテ(オム・ギジュン)、ソジンの夫で医師のハ・ユンチョル(ユン・ジョンフン)、弁護士のイ・ギュジン(ポン・テギュ)もそれぞれ子供たちと優雅な暮らしをしていたが、その生活の裏で秘密の行動をする大人たちと、わがまま放題に育った子供たちによって、ユニ親子の生活は一変していく。はたして少女の転落事件の真相は明かされるのか、そしてヘラパレスの住人たちとユニ親子の運命は…!?

【見どころ】
ウェブドラマ『片思いの合図』でデビュー後、主にウェブドラマで活躍し、ウェブドラマ界のプリンスと呼ばれてきたヨンデ。ドラマ『偶然見つけたハル』で、「あのイケメンは誰!?」と大注目を浴びた後、彼を一躍スターに押し上げた作品こそ『ペントハウス』シリーズでしょう…!ドロドロマクチャンドラマ(日常では起こり得ない、非現実的なことが勃発するどん詰まりドラマ)の中の癒しのプリンス的存在として光り輝いた彼は、2021年「百想芸術大賞」では新人演技賞にノミネートを果たしています。
本作は、瞬間最高視聴率31.1%(ニールセン・コリア調べ)という驚異の数字を記録し、社会現象を巻き起こし、「21世紀最高のマクチャンドラマ」と謳われた2020年〜21年の超メガヒット作。
「一度も観ない人はいても、一度だけ観た人はいない」本作を表現する時、本国の視聴者からよく言われているフレーズです。その言葉通り、反転に次ぐ反転、裏切りに次ぐ裏切り、狂いに狂ったぶっ飛びストーリーに、1話観てしまったら虜(とりこ)になってしまう作品なのです。
数々のマクチャンドラマを誕生させてきた脚本家キム・スノクが手がけただけあって、夢、欲望、プライド、裏切り、愛憎、復讐、不倫、出生の秘密といったドロッドロの極みのようなストーリーが展開していきます。「いやいや…あり得ないでしょ!」と全力でツッコミを入れながらも、前のめりになって観てしまう凄まじい中毒性なのです。シーズン3ともなれば、もう何が起こっても驚かない耐性がついてきて、もはや笑えてきますので、ご安心ください(笑)。
ヨンデが演じるのは、オム・ギジュン演じるチュ・ダンテの息子ソクフン。彼は狂いに狂った登場人物と緊張感あふれるストーリーの中で、唯一のオアシス的存在。熾烈な争いの中で、ロナとのロマンスが視聴者にホッとする癒しを与えてくれます。しかも狂った登場人物の中でも、本当に普通の価値観を持つ超まともな人なので、その辺もホッとさせられます(笑)。『損するのは嫌だから』でも、“ペントネタ”が登場したりしているので、本作を観ていたらもっと楽しめるはず…!
驚くべき演技力を披露したキム・ソヨンや、ドラマ史上最も冷徹なキャラクターとも言われるサイコすぎるチュ・ダンテ役を演じきったオム・ギジュンなど、怪物級の演技力を誇る俳優陣の狂いに狂った演技合戦は必見!ヨンデ目当てで見ているうちに、いつの間にかジェットコースターストーリーがクセになってしまうかも…!
▼配信情報
『ペントハウス』シリーズ U-NEXT、Netflix、Lemino(レミノ)などで配信中

『流れ星』

【あらすじ】
スターフォースの広報チーム長、オ・ハンビョルの仕事は、世界一無駄だと言われる芸能人の心配をすること。プライベートの時間もなく、スターの噂の記事を片付けたり、宣伝活動をしたりと多忙な日々を送っていた。

そんな彼女には、1人気がかりな相手がいた。それは、スターフォースが誇る看板スター、コン・テソン。その彼が、ボランティアから帰ってきてしまう…。

【見どころ】
ヨンデ主演かつ、『損するのは嫌だから』のような「HAPPYな胸キュンラブコメ求む!」という人に、一推ししたいのが本作。彼の初ラブコメ主演作となった本作は、“恋するキム・ヨンデ”を存分に拝むことができる、沼落ち必至の一作です。
本作は、ヨンデ演じるスーパースターのコン・テソンと、事務所の広報チーム長で、スターたちを輝かせるために陰で支えるオ・ハンビョル(イ・ソンギョン)が繰り広げるラブコメディ。実はこの2人、大学の同級生で、いつも言い合いをしている犬猿の仲。
2人の過去の関係が徐々に明らかになる+お決まりの三角関係が絡んでいく…という、ベタベタなラブコメなんですが、その「お決まり感」が心地よくて、「そう、これこれ!」と謎の安心感を覚えます。文句なしに1話目から面白いので、きっと爆速で駆け抜けてしまうはず(経験談)!
ヨンデは、あまりのかっこよさにため息が出るほど、まさにスターそのものの最強ビジュアルで、登場シーンから画面を圧倒しています。

『ペントハウス』シリーズの後だったので、嫉妬してる姿や、愛する人を見つめる姿、恋に一喜一憂している姿…“恋するキム・ヨンデ”が超新鮮で、いちいちキュンとしてしまうんです!ラブコメって、(韓ドラ玄人さんにとっては特に)“くっつくまでが醍醐味”的なところがあると思うんですが、とにかく本作はヨンデが「デレデレしてる姿を見たい!」の気持ちで、最後まで爆走してしまうといっても過言ではないほど(笑)。
胸キュン恋愛模様はもちろんなんですが、本作、笑いのセンスも抜群で、2人の掛け合いに噴き出してしまうほど爆笑してしまいました(笑)。キュンとして、また爆笑して…と、これぞ「ラブコメ!」と言いたくなる最強構成で虜になってしまいます。ユン・ジョンフンやハ・ドグォンなど、『ペントハウス』シリーズでヨンデと共演したおなじみの俳優たちがメインどころで出演しているのも、“ペントファン”にはたまらないほっこりポイントです。


また、私たちが普段見ているドラマや俳優たちを支える、芸能マネジメント会社を舞台とした「お仕事ドラマ」要素があることも魅力の一つ。実際にマネジメント会社で働いたことがあるチェ・ヨンス脚本家が執筆しているだけあって、お見合い中にも鳴り止まない電話や、記者への対応、スカウトの難しさなど、陰でスターを支える人々をコミカルに、そして熱く描いています。ヨンデ沼の人や全ラブコメ好きはもちろん、韓国芸能事務所のリアルな姿を知りたい!という人にも激推ししたい一作です。
▼配信情報
U-NEXTで独占配信中
ライタープロフィール
Dramawriter Nana
韓国ドラマをこよなく愛するドラマライター。
WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事執筆中。Twitterでは推しドラマ愛を暑苦しく配信中。
マニアックで隠れた名作なら任せて下さい。
Twitter:https://twitter.com/Nana_writer76

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