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伊藤沙莉、全国254の信用金庫の新CMで”妄想”炸裂!? プライベートも「間取りで空想してる(笑)」
新しい街に引っ越した”妄想女子”が出会ったのは……ビギナー視点で描く“信金”ストーリー
どちらも、「信用金庫って、そうなんだ。」のキャッチコピーとともに、信金ビギナーでも分かる信金の基本と魅力が詰まったCMとなっている。
伊藤沙莉、「温かい印象のCM。私自身が”信金”について一緒に学べた」
「今ずっとドラマを撮っているんですけど、スタジオでの撮影が多いんですね。でも今回は朝から本物の商店街に行かせていただいたり、信用金庫さんにお邪魔したり。そんな風に、実際に目から入る情報がリアルなことも、撮影のひとつの醍醐味だなって改めて思いました」(伊藤沙莉/以下同)
「新しい土地に引っ越してきた女性のシチュエーションでやらせていただいています。私自身、信用金庫さんのことはもちろん聞いたことがありましたが、知っているようで知らないことがたくさんあって。自分たちが思っている以上に身近、ちゃんと寄り添ってくださるものだということを、役柄の女性と一緒に学べました。キャッチコピーにもあるように『信用金庫ってそうだったんだ』と思っていただけるような、分かりやすく温かいCMになっていると思います」
「たとえば自分がここに行ったら、こういう風に楽しみたいなとか。妄想の世界にトリップするのはよくありますね。頭の中が結構騒がしくて、いろんなことを常に考えているタイプです。住宅情報誌もよく見ています。間取りを見るのがすごく好きで。たとえば、ここの部屋はこういう風に使ってとか。間取りで空想に飛ぶことは、人生の中では一番あるかもしれないです。引っ越しもしないのに、住宅情報を見てます。飽きないです(笑)」
――伊藤さんは新しい町に来たらまず何をしたいですか?
「私も今回のCMの女性と同じで食べ物屋さんを探しますね。『今度この家に引っ越すかもしれない』となったら、まず地図を見て、どういう食べ物屋さんがあるかを調べます。それが自分の中で楽しみなので。だから今日の撮影もすごく入りやすかったです。街並みを見ていた時にたこ焼き屋さんを見つけて、そこで食べたりするのは、自分の中でもすごくリアルでした」
担当者が明かすCM制作の舞台裏「表情豊かな伊藤さんのお陰で、”名刺代わり”のCMが出来上がった」
「そもそも信用金庫って何をやっているのか分からなくて『敷居が高い』と感じる方が少なくないようです。でも実際には何でも相談できる金融機関なので、そういう身近さ、親しみやすさをPRしたいと。若年層から高齢者層まで幅広い皆様に対して、もっと信用金庫の認知度、好感度を高めたいと思っていました。そこで知名度、好感度ともに高く、親しみやすいキャラクターの持ち主である伊藤沙莉さんをイメージキャラクターに起用させていただきました。個人的な印象ですが、伊藤さんご自身が子役の頃から芸能界で役者というキャリアを重ねてこられて、お芝居に対してとても誠実で実直な方だと思っています。それが地域を支援する信用金庫の姿に重なると考えて、ご登板をお願いしたという次第です」(一般社団法人全国信用金庫協会・広報部調査役 野村仁美さん)
「朝早くからの撮影でしたが、朝一番から『おはようございます。皆さん、今日も頑張りましょう!』と声かけしていただいて、周りが元気づけられました。伊藤さんは、遠くにいても笑い声や話し声が響き渡るほど明るく元気で、終始楽しんで撮影に臨んでくださいました。演技力がある方なので、撮影全体がたいへんスムーズに行きましたし、逆に良い画が撮れすぎたくらいです(笑)」(一般社団法人全国信用金庫協会・広報部次長 今林泰宏さん)
「信用金庫は地域の方々を会員とする金融機関で、主な取引先としては地域の中小企業、住民の皆様が中心となっています。お預かりした資金は、主に地元の企業にお貸しするなど、その地域の発展に活かされますし、地域の活性化やSDGsなどの社会貢献活動も行っているのが大きな特徴です」(今林さん)
――本業である金融以外に、社会貢献活動も行われているのですか?
「はい。地域によって様々な取り組みを行っています。たとえば山間部では自然災害に対する備えが強く求められているので植樹活動を行ったり、雪国では雪でカーブミラーが汚れるので、それをきれいに清掃して交通事故が起こらないようにしたり。また農家さんや公的機関と連携してスマート農業の推進に取り組んだり、町の結婚したい男女を募ってお見合いパーティーを開催する例もあります。そうした様々な活動を行う中でお金の話が関わってくると、信用金庫のお仕事につながるというケースもあります。
現状、取引先である中小企業数が減ってきていますが、このまま何もしないままでいると、信用金庫としての経営が立ち行かなくなります。そこで何とか取引先を増やそう、今いるお客様に成長してもらおうという意図で様々な活動をやらせていただいています。そうしたことを対外的にうまく宣伝できていなかったので、その意味でも今回のCMへの期待は大きいです。信用金庫をよく知らないという方々にまずは興味を持っていただきたく、新CMを制作させていただきました」(野村さん)
「出来上がった映像を拝見して、構成と伊藤さんの演技力が掛け合わさって、非常に良いCMになったと思います。信用金庫は全国の皆さんにとって一番身近で親しみやすく、何でも相談できる金融機関であることを知っていただきたく、その名刺代わりになるようなCMが出来上がったと自負しています。視聴者の方にもCMの中の伊藤さんのように、『信用金庫って、そうなんだ。』と思っていただける機会を増やしていけたらと思っています」(野村さん)
――通常、信用金庫にはお金の相談をされる方が多いかと思いますが…
「実は、お金ではなく、別の切り口からスタートする相談も多いですよ。たとえば家業の跡継ぎがいなくて困っているとか。そのように事業をしてる人が悩んでいたら、まず聞いてみるという感覚で対応しています。たとえば特許の問題で悩んでいれば、弁理士を紹介することなどもあります。国から補助金をもらおうとする時もノウハウがないと難しいのですが、その点、信用金庫はかなりノウハウを持っているので、『こうやれば、もらいやすいですよ』というアドバイスもしています。そもそも補助金の存在を知らない方には、ニーズに合った補助金をご紹介しています。個人の方に対しては、結婚されたり、お子さんが産まれるタイミングやご退職時などの機会を捉えたマネープラン相談も受け付けています。ぜひ気軽に相談しに来てほしいと思います」(今林さん)