『どうか私より不幸でいて下さい』W主演を務める(左から)吉谷彩子、浅川梨奈(C)さいマサ/エブリスタ (C)竹野筍・ましき/comico(C)NTV
現在放送中の日本テレビ系ドラマ『どうか私より不幸でいて下さい』(毎週火曜 深0:24〜深0:54)が、「愛憎劇だけどそれを通り越してオモシロイ」「エグいけど見ちゃう」とSNSで話題を集めている。実はこのドラマの原作はWeb小説。ドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』などを生んだ小説プラットフォーム 「エブリスタ」の人気作品である。ここでは、本ドラマの魅力と、数々の映像化作品の原作を生み出すプラットフォーム「エブリスタ」について紹介していく。 ドロドロのマウント合戦!姉妹の壮絶すぎるバトルが繰り広げられる
俳優の吉谷彩子と浅川梨奈がW主演を務める、日本テレビ系ドラマ『どうか私より不幸でいて下さい』。美人だが平凡で普通の幸せを望む主婦・名取景子(吉谷)と、景子が不幸でいることが何よりの快感で、景子の夫と関係を持つ妹・相原志保(浅川)が、ドロドロとしたマウント合戦を織りなす作品となっている。
エリート銀行員の夫・信一(瀬戸利樹)と幸せな結婚生活を送る結婚1年目の専業主婦・景子。父と母、妹の志保にも支えられながら順風満帆な日々を過ごしていたが、初めての結婚記念日の夜、寝ている信一のスマホにメッセージが届き、「昨日は楽しかった」という文字が…。相手はなんと景子の親友の由香(村瀬紗英)だった。 景子は信一と由香の浮気を疑うが、実は毎晩、信一と逢瀬を重ねていたのは、景子が全幅の信頼を寄せる妹・志保だった。子どもの頃から常に優等生だった景子を疎ましく思ってきた志保。信一のことは本気だったが、景子との結婚を黙認したのは、景子を幸せの絶頂から叩き落とすためだった。志保がでっち上げた信一と由香の不倫を真に受け、景子は無実の由香を問い詰めてしまい、志保の思惑通りに大切な親友を失ってしまう。
そんな中、景子は信一との子を妊娠する。そして、子どもができたことで心を入れ替えようとする信一は、「もう終わりにしよう」と志保に別れを告げる。ようやく心が満たされた景子だが、姉の幸せをぶち壊そうとする妹の魔の手が、さらなる悲劇を引き起こす。 実写化作品を多数生み出す小説プラットフォーム「エブリスタ」とは?
小説投稿サイト「エブリスタ」は2010年よりサービスをスタート。恋愛、ファンタジー、ホラー、ミステリー、BL、青春、ノンフィクションなど、多様なジャンルの作品を自由に投稿できる小説投稿プラットフォームである。「誰もが輝ける場所(everystar)」をコンセプトに、「エブリスタ小説大賞」の開催や、出版社編集部との共同レーベルを通じて、ジャンル問わず新人作家を発掘・プロデュースし、一人ひとりの思いや言葉から生まれる物語を広く世界に届けている。総会員数は約213万人、総作品数は約198万作品。PV数は約1.9億と多くのユーザーに親しまれている。(2024年6月時点)
「エブリスタ」から生まれたヒット作品には、シリーズ累計700万部を越えた『王様ゲーム』、100万部を越えた『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』などがあり、書籍化にとどまらず、コミックやゲーム、実写映画やTVアニメに展開される作品も生まれている。
約198万の作品数を誇り、ジャンルも豊富な「エブリスタ」。さまざまなジャンルが揃っているからこそ、これまでに数多くの作品が映像化・コミカライズされている。 「エブリスタ」が生んだヒット作品としては、まず『サレ妻のリベンジ』が挙げられる。義母からの壮絶な嫁いびり、夫の不倫、友人の裏切り……。ボロボロになった末に捨てられた主人公は、最愛の存在までも失う。全てを奪われたサレ妻が、過去に舞い戻ってリベンジを誓うというもの。「エブリスタ」の大人気作品を元に待望のコミカライズが実現した。 次に、『かつてそれは愛だった』。仕事から帰った夫に声をかけるも、完全に無視される主人公。まるで自分がいないかのように振る舞い、夫は今まで見せたことのないウキウキした顔でスマホをいじっている。どうやら女性とメッセージのやり取りをしているようだが、その相手はなんと主人公の妹だった……。season2ではまた別の女性が主人公となり、season1とは逆に、主人公に夫の姿が見えなくなる。でも、これらはすべて夫の不倫疑惑から始まったものだった。独特の世界観にどっぷりハマることができる、大人のためのファンタジックな愛憎ドラマとなっている。 これら2作品は、世界累計3200万ダウンロードを突破したスマートフォン向けのマンガアプリ「comico」で連載されている。「comico」で連載されているマンガは縦スクロールで読み進められるフルカラー表現が特長であり、基本無料で楽しむことが可能。作品ページ内のコメント機能では、読者が作品の感想を自由に投稿できる。 読者と作家が交差する、小説プラットフォーム「エブリスタ」の魅力
「エブリスタ」は、通年で数々の小説賞を主催しており、受賞作品は書籍化やコミカライズが検討される。2016年より毎年開催している「エブリスタ小説大賞」では複数の出版社・レーベルとの共催により、1年間にわたってファンタジー、ミステリー、恋愛、ホラー、ライトノベルなど、多彩なジャンルの小説を募集。コンテストごとに大賞を選出し、入賞作品には賞金が授与される。応募期間中はエブリスタ編集部が作品をピックアップしてX(twitter)で紹介し、受賞を逃した場合でも担当プロデューサーがついて書籍化・コミカライズまでのサポートを行う可能性もある。
また、「氷室冴子青春文学賞」など地方自治体とも協業してコンテストを開催している。 また、プラットフォーム上ではオンラインならではのコミュニケーション機能も充実しており、読者と作家のコミュニケーションの活発化も図られている。例えば、読者による作品レビューに加え、「コメント」機能では作者と直接のやり取りが可能な機能も備えている。気に入った作品の好きなページに「スター」を送ることで、作品へのポジティブな反応を作家に伝えることもできる。2024年7月には作家の創作活動を応援するための新機能として「スターギフト」を実装。読者は「スターギフト」を購入し、応援したい作品に贈ることで作者を支援できる。作者側は「スターギフト」を受け取ることで収入を得て、創作活動の一助にできるので、今まで以上に「読者に応援されている」という実感を持つことができ、執筆継続へのモチベーションアップにつながる仕組みが作られている。 『どうか私より不幸でいて下さい』ドラマ化記念クオカードプレゼントキャンペーン!
今回、『どうか私より不幸でいて下さい』のテレビドラマ化を記念して、クオカードのプレゼントキャンペーンがスタートする。「エブリスタ」の公式Xアカウントをフォローし、対象のポストをリポストしてくれた人の中から抽選で10名に、ドラマのキービジュアルがデザインされた特製クオカード500円分をプレゼントする。(引用リポストでも可)8月6日よりキャンペーンが始まっているので、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。 応募開始:8月6日(火)
応募〆切:9月3日(火)
TVerでの『どうか私より不幸でいて下さい』全話放送期間にて実施。