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『もし徳』浜辺美波・赤楚衛二・GACKT・観月ありさ・竹中直人・野村萬斎が会いたい偉人は?
浜辺美波(テレビ局政治部の新人記者・西村理沙)
「平家物語を書いた人」
学生時代は、全てのものは常に変化し続けているのだから、状況が変わった時に備えて、今をがんばろう、という向上心を奮い立たせてくれる言葉のように感じていました。最近は、危機感を持って、誠実に、謙虚に、熱心に取り組み続けていくことの大切さをこれ以上なく表現している言葉だな、と思うようになりました。
★『平家物語』の冒頭部分とは【祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏(ひとへ)に風の前の塵におなじ】(平家物語』第一巻「祇園精舎」より)。この世の全ては絶えず変化していくものであり、どんなに勢い盛んな者も必ず衰える。世に栄えて得意になっている者がいても、その栄華は長く続くものではなく、まるで覚めやすい春の夜の夢のようだ。勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまう、風の前の塵と同じだ、と説いている。
赤楚衛二(内閣官房長官・坂本龍馬)
「ファラオ」
★エジプト古王国時代の首都であったメンフィスには、「ギザの3大ピラミッド」をはじめ、80余りのピラミッドが残されている。「ギザの3大ピラミッド」とは、「クフ王」「カフラー王」「メンカウラー王」のピラミッドで、いずれも紀元前2500年頃に造られたものとされている。最も大きいのがクフ王のピラミッド。半人半獣のスフィンクス像があるのはカフラー王のピラミッド。
GACKT(経済産業大臣・織田信長役)
「ショパン」
★フレデリック・ショパン(1810−1849年)は、「ピアノの詩人」と称されるポーランドの作曲家・ピアニスト。フランス人の父はヴァイオリン、ポーランド人の母は声楽を嗜み、音楽に囲まれた環境で育ち、4歳でピアノに触れ、6歳の頃には作曲にも興味を示し、7歳で公演を始める、まさに「神童」と呼ばれるにふさわしい才能の持ち主だった。一方で身体が弱く、若くして結核を患い、39歳で死去。ショパンが残した数々の作品は、時代を超えて愛され続け、ピアノ音楽への貢献は計り知れない。