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BLUE ENCOUNT、キュウソネコカミ、04 Limited Sazabys出演の『黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024』 一夜限りの音楽とビールの極上空間をレポート!
『黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024』アーカイブ動画
04 Limited Sazabys、全速力で駆け抜けた楽しく激しい疾走感溢れるロックで魅了
ゲストアーティストとしてステージに立ったのは、バンド結成15周年を迎えた04 Limited Sazabys。1曲目の「midnight cruising」からアクセル全開。GEN(Ba&Vo)のハイトーンボイスが心地よく響き渡り、激しい重低音のリズムが腹の底を突き上げながら、疾走感あふれるメロディーが刻まれていく。「Now here, No where」では観客が激しく拳を突き上げてGENのボーカルに応え、「Galapagos II」ではギターのメロディーにあわせて体を大きく揺らせる。会場中が彼らのロックを全身に浴びて、心と体で受け止めながら、全力で声を上げ、手を降って応えていた。
後半は、テンションのギアが上がった観客に向けて、イントロのギターリフで踊らせる「fiction」、ツーバスの激しい重低音が心地よく体を貫く「monolith」などで彼らの世界により引き込み、ラストは彼らの代表曲「swim」を会場中が歌って踊り、ステージを締めた。疾走感と躍動感、ドライブ感あふれる彼らの激しいロックは楽しくて気持ちの良いカタルシスを生み出していた。あっという間に駆け抜けた彼らは、イベントを一気に熱くした。
キュウソネコカミ、エンターテインメント性の高い圧巻のパフォーマンスに白熱
この日は、人気曲「ビビった」からスタート。観客は目まぐるしく変わる曲調に合わせて踊り、間奏の「ジャンプ」の掛け声で飛び跳ね、会場を揺らした。続く「メンヘラちゃん」ではスカのリズムで飛び跳ねさせ、「ファントムヴァイブレーション」ではエレクトロサウンドとギターリフの重奏から入る軽快なサウンドで曲に体を委ねさせた。観客とのコール&レスポンスの息もピッタリで、彼らのリズムに体全体を突き動かされて踊り、笑顔がこぼれていた。
MCでヤマサキセイヤ(G&Vo)が「音楽と一緒に飲むビールはうまいですか?」と叫ぶと、観客は大歓声で応える。さらに「ビールを飲みながらライブができることにテンションが上がる」と喜んでいた。
ラストは、セイヤがサッポロのロゴにかけたスター(星)の被り物を身に着け、メンバー4人に担ぎ上げられて退場してく演出で、会場中を爆笑の渦に巻き込んだ。
「全方向対応型“ネガティヴ”ディスコ・パンク」をうたうキュウソネコカミの全力の本領発揮といえる、エンターテインメント性の高い圧巻のパフォーマンスを披露。人を笑わせて幸せを感じさせ、音楽の力で勇気づける、プロのエンターテイナーの姿を見せたステージだった。
BLUE ENCOUNT、メッセージ性の高い共感ロックが心を揺さぶった熱いステージ
音楽とビールの幸せな夜がひと時でも長く続くことを願っている観客が、終わりの時を意識し始めた頃に、そんなことをふっ飛ばしてくれたのが「LAST HERO」。特徴的なギターイントロから飛び跳ね、田邊の掛け声にレスポンスし、サビで手のフリを合わせる。メッセージ性の高い曲を発信する彼らならではの共感をベースとする強い一体感に包まれた。「バッドパラドックス」では、ハイトーンのサビにあわせて、両手を突き上げてジャンプする観客がフロアを揺さぶった。
そしてラストは、彼らの代表曲の1つ「もっと光を」。サビのフレーズ<もっと光を〜>では、誰もが歌詞にあわせて振り上げた拳を力強く握りしめ、観客全員で歌った。
ロックには、人の心を動かし、生きる勇気を与える魂の叫びが宿っている。BLUE ENCOUNTのエモーショナルなサウンドと、観客の共感を呼ぶメッセージ性の高い歌詞は、そんな音楽の力となるロックの本質を改めて感じさせてくれた。音楽とビールで人生の豊かな時間を味わうイベントにふさわしい熱いパフォーマンスでライブは幕を閉じた。
(文/武井保之)
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柔らかくクリーミーなビールの泡に感動も…贅沢で極みの幸福時間を満喫した観客
イベントで提供された『ザ・パーフェクト黒ラベル』について
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