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シュー・グァンハン×清原果耶『青春18×2 君へと続く道』日台のロケ地の魅力を語る
国際的スター俳優チャン・チェン初のプロデュース作品であり、『余命10年』がアジアでも大ヒットした藤井道人監督、シュー・グァンハンと清原果耶のダブル主演という布陣の本作は、台湾で「今年一番泣ける」と話題を呼び、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、韓国でも公開。ベトナムでは日本の実写映画歴代1位の好成績を記録している。
日台合作、国際的なプロジェクトに参加して
グァンハン台湾と日本の合作ということで、日本語で演技をするのも初めてでしたし、とても取り組みがいがあるお話だと思いました。藤井監督の作品が好きだったので、監督の作品に出てみたいという憧れもありましたので、この作品を受けることにしました。とても特別な経験になりました。
――18歳のジミーを演じるグァンハンさんの印象は?
清原私が言うのもおこがましい限りですが、誰が見ても18歳の男の子に見える、そう思わせることができるというのは、まさにグァンハンさんの持っている才能、力なのではないでしょうか。もし私が、いまのグァンハンさんの年齢(33歳)になった時に18歳の役をやってくださいと言われたら、きっと戸惑うと思います。
グァンハン本音を言いづらいですか?僕、席を外しましょうか(笑)。
清原お世辞じゃないです!本心です。
グァンハン僕もジミーと同じで、明確な目標はありませんでした。子どもの頃から卓球をやっていたんですが、卓球以外にもいろいろスポーツをやっていて、汗臭い男の子でしたね。
――清原さんは、中学1年生で芸能活動を始めて、18歳の時は俳優として映画やドラマでご活躍されていましたね。
清原月日が流れるのは早く、あっという間に22歳になりました。
――藤井監督とは縁があって、『デイアンドナイト』(2019年)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20年)に続き、本作が3作目となりました。
清原藤井監督からアミという女の子がいるんだけど、という感じで脚本を読ませていただきました。藤井監督の中でいま私に挑戦してほしいのはこういう女の子なんだと感じて、過去2作とはうってかわって、はつらつとして明るくてまっすぐな女の子だったので、私が頑張らなくては、と強い責任感を抱いたことを覚えています。
グァンハン私の場合はスポーツと同じように、体で覚えていきました。まさに、体得しようとしたんです。撮影現場には素晴らしい通訳の先生方がいてくださって、時間があれば通訳の先生を捕まえて練習を繰り返していました。藤井監督がスタッフの方たちと日本語でお話しされている時も、「いまの日本語はこういう意味です」と教えてもらったりして、台本にない日本語も声に出して言っていました。ジミーもそんな感じだったんじゃないでしょうか。
――清原さんも中国語の台詞がありましたね。
グァンハン(日本語で)天才ですから。
清原(笑)天才にはなれなかったので、地道に繰り返し練習しました。グァンハンさんやほかのキャストの皆さんから発音を教えていただいてました。自分なりにやりやすかったのは、ルビをカタカナではなくひらがなで書くようにしたこと。その方が覚えられる気がしたんです。小さい「ぅ」や「ぉ」を使ったり、イントネーションを矢印で表したりしていました。
ジョセフ・チャン 道枝駿佑 黒木華 松重豊 黒木瞳
監督:藤井道人
原作:ジミー・ライ「青春18×2 日本慢車流浪記」
主題歌:Mr.Children「記憶の旅人」(TOY'S FACTORY)
エグゼクティブプロデューサー:チャン・チェン
脚本:藤井道人/林田浩川
音楽:大間々昂
撮影:今村圭佑
プロデューサー:ロジャー・ファン(黄江豐) 前田浩子 瀬崎秀人
編集:古川達馬
製作幹事:JUMPBOYS FILMS/サイバーエージェント
制作プロダクション:JUMPBOYS FILMS/BABEL LABEL
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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