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ORICON NEWS
愛車のランエボが盗難、まさかの“アレ”で持ち主自らが車を発見「もはや盗難対策の必須アイテム」
有効性を再確認するユーザーが多数「大切さを改めて実感」
Bluetoothを用いて、AirTagから近い不特定のiPhoneと通信することで位置を特定するため、近くに誰かのiPhoneがなければ位置を検出できない。それでも今回のモヨちゃんさんのように、AirTagで盗難車が見つかったことでSNSでは「AirTag役に立つんですねぇ」「AirTagの大切さを改めて実感です」など、その有効性を再確認する声が相次いだ。
モヨちゃんさんは、大阪の青空駐車場に愛車を置いていたが盗難されて、車内に置いたAirTagによって、大阪府東大阪市内のショッピングモール「フレスポ東大阪」の駐車場付近に止められていることが分かったという。詳しい被害の状況、犯人への思いをモヨちゃんさんに聞いた。
「4月2日の深夜1時に自宅マンションの青空駐車場に停めていました。朝7時45分に社用車に乗ろうとすると、2つ隣に停めていたランサーが盗まれているのに気づきました。ランサー車内に仕込んでるAirTagの情報を確認すると、5時52分に東大阪の菱屋東公園の北側のマンションに位置が出たので、警察に連絡しながら現地へ向かいました。
菱屋東公園で警察と合流し、付近を20分ほど捜査するも見当たらず、AirTagの情報を更新すると「フレスポ東大阪」に8時22分に位置が移動していたので、向かいました。それでも見当たらず、よく地図を確認すると、駐車場よりももう少し南側に位置があったので行ってみると、パチンコ店の青空駐車場の一番端に停められているランサーを発見しました」
――見つかった時、車体はどのような状況でしたか?
「第一発見者は被害者本人で、後に警察が駆けつけました。車体は前後ナンバープレートが変えられていて、左前のタイヤ側面がめくれ、リアバンパーは電柱に当てられている状態で停められていました。警察の手配したロードサービスが到着し、なぜか左後ろの窓が少し開いていたので、そこから釣竿のようなもので鍵を開けることに成功して、車内に入れました」
まだ見つかっていない犯人へ「しっかり罰を受けてほしい」
「車内の車検証、その他書類、ETC本体とカード、ドライブレコーダー、チャイルドシート3つの内2つ、ベビーカー、サングラス、その他も盗まれていることに気づきました。
また、チャイルドシートを取り付けていたので、シートベルトを切断された形跡がありました。現在は、車屋に預けていますが、古い車のため、部品がなくて困っています…」
――AirTagのおかげで発見までたどり着けました。AirTagを車内に置いていたのはどういった経緯からでしたか?
「海外への転売などを考えて、盗難される可能性が高くなるのではないかと踏んで、AirTagを車内へ入れておきました。そのおかげで、自分で、追跡することができ、発見しました」
――4月7日の投稿で、修理など含め50万円ほどかかるとありました。犯人はまだ見つかっていないのでしょうか。愛車を盗み壊した犯人へ一言お願いします。
「最小限直すと23万円、元に戻そうと思うと50万円ほど程、かかる予定です。警察から連絡ないので、まだ犯人は見つかっていないです。古い車で部品がなく鍵回りの修復は完全には不可能とのこと。車内のサングラスも廃盤で手に入らない。損害額以上に請求されて当然なので、覚悟してください」
――モヨちゃんさんの投稿を注意喚起として見ている人も多いかと思います。今回の件を受け、盗難被害を防ぐアドバイスがあればお願いします。
「青空駐車場でなく、手間でも機械式駐車場に停められるなら停めた方がいいと思います」
今回話を聞いた方 モヨちゃん
@Tora_Nano_Lulu(外部サイト)