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『SHOGUN 将軍』を全世界が絶賛! ハリウッドが描く戦国時代の裏側とは? 裏切り、暗躍、どんでん返し…歴史とエンタメの融合に鳥肌!!
批評家サイトやSNSでも話題、全世界で注目の『SHOGUN 将軍』
絶賛の理由は、この作品が戦国時代の日本を舞台に、史実を下敷きにしたファンタジーということが大きい。虎永(真田広之)が徳川家康、按針(コズモ・ジャーヴィス)はウィリアム・アダムスなど、歴史上の人や事象にインスパイアされているものの、完全に歴史に忠実な時代劇ではない。とはいえ、教科書に出てきた関ヶ原の戦い前夜の人間関係がドラマティックに展開し、架空のエピソードとはいえ「本当にこうだったのでは?」とすら思える登場人物たちのリアルな心の動きと、それに伴う事件の連続に惹きつけられるのだ。史実とエンタメのハイブリッドがこんなにも巧みに織り込まれ、スケール感をもたせた時代劇は、ハリウッドでしか実現しなかっただろう。
キャストらが来日、真田広之が込めた思い「目標に向かって進めば必ず奇跡は起こる」
また、プロデュースも兼務した真田は、「時代劇ファンの方はもちろん、“日頃見てなかったけど興味がある”という方も、これを機に時代劇の素晴らしさに目覚めていただき、“国や目の色は違えど一緒にひとつの目標に向かって進めば必ず奇跡は起こる。そしてより良い未来を築くことができる”というメッセージも感じ取っていただければありがたい」と述べた。試写会では西岡徳馬(※徳は旧字)も「サムライスピリッツを満載にした素晴らしい出来の作品」と語っているが、キャストやスタッフが洋の東西を超えて一丸となり、どこに出しても恥ずかしくない戦国ドラマを作り上げた、その満足感が伝わってくるようだった。