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真田広之×『トップガン マーヴェリック』? ハリウッドが本気で描く“最高峰の戦国スペクタクル・ドラマ”、超大作『SHOGUN 将軍』に注目
ハリウッドと真田広之がガチで挑む、超スケール“トンデモ”ではない戦国時代
これを実現したのは、ゴールデングローブ賞やエミー賞を総なめした『一流シェフのファミリーレストラン』などのヒットドラマを数多く手掛けるネットワークFX。正確な数字は明らかにされていないが、『SHOGUN~』はFXが歴代最大級の予算をつぎ込んだ作品とされており、このテーマ、題材、ストーリーでは異例中の異例となる肝いり企画。『トップガン マーヴェリック』で原案を手掛けたジャスティン・マークスが製作総指揮を務め、日米だけでなく世界中で評価される作品づくりを目指した。真田もプロデューサーを兼務し、主演のかたわら、撮影現場での衣装や美術、殺陣などをコーディネート。それゆえに、日本では到底実現することができないスケールの戦国ドラマ、かつ、日本人の目に“トンデモ”感のない戦国末期の世界観を実現した。
真田のほかにも、浅野忠信や平岳大、西岡徳馬(※徳は旧字)、二階堂ふみら、一クセある豪華俳優陣も出演。コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイといった新鮮な俳優にも注目だ。彼らを中心に、権謀術数うずまく戦国時代の様子はまるで『ゲーム・オブ・スローンズ』。一度観始めたら、『SHOGUN 将軍』の世界にどっぷり浸ることは間違いないだろう。
権謀術数うずまく関ヶ原前夜…英国人と戦国武将が手を組んだ!
ときは戦国時代末期。覇権を狙う五大老(政権の政務担当)と敵対した虎永に、敵の包囲網が迫っていたある日、彼の領地にイギリス人航海士の按針が漂着するところから物語は始まる。虎永はキリシタンの戸田鞠子を通訳にし、広い見識を持つ按針を取り込むことに成功。彼らのタッグによって絶体絶命の窮地を何度も切り抜け、虎永は按針を家臣にする。やがて決戦となる関ヶ原の戦いへ…という物語だ。
この時代を描いた時代劇は、『軍師官兵衛』や『天地人』など数多く作られ、誰もが知るところ。それだけに、「もはやネタ切れでは?」とすら思える設定なのに、とんでもない外伝のような大スペクタクル。実在の人物にインスパイアされた虎永と按針のバディ関係はもちろん、当時の国際交易や宣教師の暗躍、民衆が犠牲になる過酷な状況など、とてつもない規模で描かれる戦国時代の“リアル”が描かれている。