ORICON NEWS
【大掃除】ホントは怖いお風呂の配管、ウン十年分の“自分以外”の汚れが溜まっていることも…プロが教える掃除術
追い炊き配管、築20年のマンションであれば、20年分の“自分以外の入居者”の汚れが…
「公衆トイレの 床の約10倍」「自分以外の人の汚れが〇年分」…と聞くと、せっかくの入浴タイムが台無しになってしまいそうだ。築年数が長い家に住んでいる人はとくに、一度プロによる洗浄を考えてみるのもいいかもしれない。また、プロの手ほどキレイにはならないかもしれないが、日頃できるお手入れを紹介するので、ぜひ年末の大掃除のひとつに加えてほしい。
【2】お湯に過炭酸ナトリウムを400〜500g入れて混ぜて溶かす。
【3】風呂の温度を最高温度に設定し、5分ほど追い焚きして配管内に洗剤を行きわたらせる。
【4】追い焚きを止め、1時間ほどつけ置きする(このとき、中に椅子や洗面器を入れてもOK)
【5】お湯を抜き、足し湯をして配管内の汚れを吐き出させる。
【6】バスタブ内に残った汚れをスポンジでこすって洗い流し、乾拭きして完了。
面倒な大掃除、「プロの目線から言うと大掃除は年末には向いていない」
「いっぺんに済ませようと思うと、気が重くなって途中で嫌になったりして、中途半端になりがちです。例えば、お風呂に入りながら、『今日はお風呂の床をやる』『明日はお風呂の壁をやる』など、1日1ヵ所と場所を決めて、1日15分から20分、ちょこちょこと1ヵ月くらいかけてやるのが一番です」
さらに、「プロの目線から言うと大掃除は年末には向いていない」と驚きのアドバイスも。
「換気扇の油汚れなどがわかりやすいですが、汚れは気温が低いとカチカチになって、落とすためにはお湯が必要になります。気温が高い時のほうが大掃除には向いているんです」
暖かい季節にちょこちょことやっておけば、忙しくて寒い年末に多くの時間をかけずとも、簡単な掃除をするだけで済む。すでに年末で気が重い人も、春や夏の時期にも掃除のチャンスはある。今回のアドバイスをもとに、できるところから始めてみよう。
(文:河上いつ子)
■おそうじ本舗(外部サイト)