クリスマスの時期になると、盛り上がるのがイルミネーション。各地で趣向を凝らしたイベントが開催されているが、なかでも注目なのが、『軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス』。12月3日〜25日に実施されるこのイベントは、教会の佇む静かな森に敷き詰められたランタンキャンドルの光がこの上なくロマンティック。どこを切り取っても絵になる幻想的な光景や、参加型の催しも盛りだくさん。例年大人気のイベントの模様をレポート！

キャンドルはすべて本物！ 歴史ある教会の大人気イベント

　東京から新幹線で約1時間の高原リゾート・軽井沢の豊かな自然の中に佇む軽井沢高原教会は、大正時代からの歴史を持つ由緒ある教会。そのルーツは北原白秋や島崎藤村といった文化人が集った学び舎で、キリスト教徒のみならず誰にでも開かれた教会として100年以上にわたって親しまれてきた。

　クリスマスシーズンに行われる『軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス』では、かつて軽井沢を拓いた宣教師がランタンで町を照らした風習を受け継ぎ、本物の火を灯したランタンキャンドルの光が教会を包み込む。教会のスタッフが1つ1つ思いを込めて灯したキャンドルの光が一面にゆらめく風景は、とても幻想的でロマンティック。大切な人と訪れたいイベントとして、毎年大きな注目を集めている。参加は無料だが、完全予約制のためゆったり散策できるのも人気の理由だ。

★『軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス』特設サイトはこちら！（外部サイト）

ここ絶対行ってみたい！『軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス』体験レポ

【1】 特大ツリーに手持ちのランタン、散策しながら光の一部に

　長い歴史を刻んできた軽井沢高原教会は、三角屋根の可愛らしい佇まい。その敷地内に足を踏み入れると、そこには別世界のような光景が。教会の前には大きなモミの木のクリスマスツリーが星空に向かってそびえ立ち、キラキラと輝いているのが見えてくる。

　まずは、キャンドルの光がまばゆい森を散策してみよう。その際、「あずまや」の横で手持ちのランタンを借りるのがおすすめ。これまた本物の灯りが揺れるランタンを手に森を散策すれば、自分も光の一部になった気分に。クリスマスの最高の思い出が生まれるはずだ。
教会スタッフのイチオシ！
「恋人同士でランタンを持ち、森を散策される方も多いですね。1つのランタンを一緒に持って歩くのはとてもロマンティックですし、写真を撮っても素敵です」

【2】 幻想的な「星明かりのプロムナード」「星の小径」、森の中は“映え”尽くし！

　クリスマスカラーで彩られた「あずまや」のほか、教会に向かってまっすぐ伸びる光の道「星明かりのプロムナード」、流れ星が地上に降り注ぐような「星の小径」など、どこを切り取っても絵になるスポットがたくさん。さらに「星の小径」の先には、ランタンキャンドルで彩られたツリーも。教会前のツリーとはまた趣の異なる、しっとりと幻想的な雰囲気が魅力的だ。

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  「あずまや」のクリスマスウォール

教会スタッフのイチオシ！
「教会をバックにしたクリスマスツリー、ランタンキャンドルのツリーの前で写真を撮る方は多いですね。みなさん場所を譲り合って撮っていらっしゃって、その光景に私たちも温かい気持ちになります」