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【松本まりか×春風亭昇太スペシャル対談】“怪演”俳優と芸能界きっての歴史通が『どうする家康』&大河ドラマの魅力を徹底解説
“ココがすごい!” 『どうする家康』 “怪演俳優”まりかと“歴史&大河ドラマ好き”昇太が魅力に迫る
●歴史を面白がって練られたストーリー、“古沢脚本”の妙
春風亭昇太(写真左)と、松本まりか(同右) 撮影/草刈雅之
「こんな弱い家康、今まで見たことがない」松本潤演じる家康の成長物語
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幼少期の家康 『どうする家康』より (C)NHK
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今川義元(写真左)と家康(同右) 『どうする家康』より (C)NHK
まりか’s eye私は撮影現場で、泣き虫でダメダメな家康を最初の頃から見ていたのですが、回を追うごとに激変していきました。最後のほうになってくると、貫禄があって、それはもうカッコいいんですよ。序盤には、のちに正室になる瀬名とお花畑で遊んでいるシーンとか、これまであまり見たことないような“かわいい家康”も描かれましたけど、松本潤さんは最後から逆算して、その成長ぶりを演じてこられたんだなと感じて、改めてすごいと思いました。
物語終盤、貫禄ある立ち居振る舞いをみせる家康 『どうする家康』より (C)NHK
歴史を面白がって練られたストーリー、“古沢脚本”の妙
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今川家で自由に楽しく過ごす家康 『どうする家康』より (C)NHK
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忍として暗躍する大鼠 『どうする家康』より (C)NHK
まりか’s eyeそれでいうと私が演じた大鼠は、歴史上の人物ばかりが出てくる物語の中で、数少ないオリジナルキャラクター。それこそ史料がまったくないので、演じるうえではとても苦労しました。ただ、シリアスなシーンからコミカルなシーンまで、古沢さんや演出家の方が“遊べる”キャラクターでもあったのかもしれません。あと瀬名の介錯のシーンでは、特に古沢さんの発想力がすごいなと思いました。(具体的なエピソードはこの後の2人の対談で)