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「クオリティが段違い」ミシュランシェフも唸った…! ファミマのパスタがリニューアル
大ヒット連発の「ファミマ・ザ・〜」シリーズから、新たに「パスタ」が登場
これらは、発売から3日で販売数100万食を突破した『ファミマ・ザ・メロンパン』『ファミマ・ザ・カレーパン』、発売から3日でシリーズ累計販売数120万食を突破した『ファミマ・ザ・クレープ』などのこだわりシリーズ「ファミマ・ザ・〜」の新作だ。
同社商品本部デリカ食品部の笠原真輔氏は「パスタは、パスタ、ソース、具材の3つのシンプルな要素で構成されている商品。その根幹であるパスタの美味しさを追求しました。実際の試食調査では、74%が麺が美味しいと評価していただけた」と胸を張る。
原田氏「最初は、納得のいくものが出来るか疑問を感じていた…」 麺の試食で驚き「文句のつけようがない」
これについて述べると笠原氏は「実はデミとトマトソースのバランスを何十回も試作しました。互いに振り切った試作品なども作り、試食調査の結果、たどり着いた配合バランス」と回答。また、お題目に掲げていたパスタ自体の味もよい。チルド商品の麺によくある臭みやベタついた感じもなく、これほどまでにコンビニのチルドパスタは進化したのかと驚かされた。
驚いた。正直、これほど本格的なチーズの香りのパスタをコンビニパスタでは食べたことがない。筆者がチーズ好きということもあるが、この濃厚さ、旨さは唯一無二。大げさではなく、ミシュランシェフ・原田氏の面目躍如、いやそれ以上の味わいだった。さらに期待に胸を膨らませ、下部のトマトソースと混ぜてみる。…旨い! これにトマトの甘さと酸味が加わり、いくらでも飽きずに食べ続けられることができる!
「実は今回の話をいただいたとき、断ろうと思ったんです。以前、ファミリーマートさんで冷凍パスタを担当させていただきましたが、正直、パスタのチルド商品の監修は納得のいくものが出来るか疑問を感じていました。ところがこの機会で麺を食べさせてもらって驚いた。一昔前に比べて、クオリティが段違いだったからです。まさに文句のつけようがない。これなら、俺の方がうまいものが作れる…そう思いこの商品を開発。現時点でできることのすべてを注ぎ込みました。満足できるものに仕上がったと自負しています」(原田シェフ)
これはぜひ実際に味わってほしい。一口目の本格感の衝撃もさることながら、食べて数時間、濃厚なチーズの味あいが鼻孔に残り続け、大満足の食事となること間違いなしだ。
原田シェフいわく「これまでにないタイプの新たなパスタで自信作」。チーズも当初は4種でいこうと考えていたそうだが、こだわりにこだわり、7種に増加。チーズだけだと平坦になりがちなので、トマトソースで変化をつけている。さらには塩分が2.6グラムと少なめ。それでこの高級感が出せるのだから驚きだ。
「最初は卵黄を入れようとも考えたのですが、チルドで卵黄を入れるのは難しい。ですので、例えば、温泉卵を同時に購入して、混ぜて食べるとまた違った味わいを楽しめると思います。ソーセージなど、ご自身の好きなものを入れてもOK。もしよいアレンジ法があったらぜひ、教えてください(笑)」(原田シェフ)
展開は11月28日から。また、12月5日〜12月11日まで、麺類50円引きのキャンペーンも行われる。ファミリーマートのアプリ「ファミマペイ」をレジでスキャンすると、さらに50円相当が還元。ぜひこの機会に、ファミリーマートの「ファミマ・ザ・〜」シリーズの“本気”を味わってもらいたい。
(取材・文/衣輪晋一)