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上半期エンタメ流行語2013『身の回りで流行ったあの言葉、使うなら今でしょ!』
日常生活でも多用された「今でしょ!」
今年の上半期だけでもさまざまなムーブメントが生まれ、多種多様な流行語が誕生した。そこでORICON STYLEでは、『2013年上半期エンタメ流行語』についてアンケートを実施。首位に選ばれたのは、現在、テレビやイベントに引っ張りだこの東進ハイスクール・林修氏の決め台詞【いつやるか? 今でしょ!】。2位以下を大きく引き離し圧倒的な人気ぶりを証明した。
林氏といえば東進ハイスクールの国語科講師を務める、同校を代表する名物講師としてお馴染み。ブレイクのきっかけは同校CMで放送された林氏の授業で、“ドヤ顔”を決めながら台詞を発し、視聴者に強烈なインパクトを残した。他者に奮起を促す場面、また自身を奮い立たせる場面では必ずと言って良いほど引用されてきた同フレーズ。「掃除しない妹に、『こんなに汚くしといて、掃除いつやるの?』と聞いたら『今でしょ!』と妹と私が同時に言った」(埼玉県/10代/女性)、「家事をさぼっていると、夫からいつやるの? と言われる」(群馬県/20代/女性)など、さまざまなシチュエーションで利用されてきたことがうかがえる。
他者に奮起を促すということは、えてして言われた当人からすると耳障りになりがちだが、“いつやるか?”と振られたら“今でしょ!”と返すという一連の流れがセットになっていることにより、言われる側もあまり不快に感じないというのが同フレーズの利点といえる。現在、林氏はテレビで観ない日はないというほどさまざまな番組に出演。8月からは初の冠番組『林修先生の今やる! ハイスクール』(テレビ朝日系)の放送もスタートするなど、まさに人気絶頂。だが、当の林氏自身は現在の人気を一過性と冷静に分析。奢ることなく講師としての本分を忘れない林氏の人間的な魅力も流行語となった要因と言えそうだ。
『あまちゃん』の決め台詞でほっこり
そのほかの上位ランキングを振り返ってみると、第2次安倍晋三内閣の経済政策である【アベノミクス】(4位)、SNSなどを中心に拡散していった“怒っている”状態を表す【激おこプンプン丸】(5位)などがランクイン。また、人名&キャラクター名でも、千葉県のご当地キャラクターを飛び越え、テレビやイベントに多数出演する【ふなっしー】(6位)、いまや“性の伝道師”として確固たるポジションを手に入れた【壇蜜】(8位)など、納得のワードが上位を占めている。
2013年もいよいよ下期へと突入したが、今回のランキングを振り返ると、上期だけでもさまざまな流行語が生まれていたことが改めてわかる。上期上位の流行語が、そのまま年間を通して話題性を維持するのか、はたまた新たな流行語が誕生し話題をさらっていくのか? ともあれ、“ネガティブ”な流行語が上位にランクインすることだけは勘弁願いたいというのが国民の本音と言えるだろう。
【調査概要】
調査時期:2013年6月24日(月)〜6月27日(木)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
2013年 上半期エンタメ流行語ランキング
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