ハングクTIMES
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　こんにちは。韓国在住の編集ライター、二俣愛子です。最近、渡韓される日本の方が本当に増えているのを感じていて、街に出れば日本語が聞こえない日がないくらい。そのため、私のインスタグラムにはフォロワーさんたちから連日のようにDMが届いていて、最近は空港から市内への移動手段について「空港からソウル市内まで移動するのに、タクシー、バス、電車、何を使っていくのがおすすめですか？」という質問が相次いでいます。

目的地や荷物の多さ、予算感など、何を重視するかによって答えは変わってきますが、仕事柄、効率＆コスパ重視で動く私的に、簡単に比較ができるよう、目的地ごとにまとめてみました。

仁川空港からソウル市内への移動を都市別に比べてみた

今回は、仁川空港（ソウル市内から一番遠い第2ターミナル基準）から、ソウル市内への移動を想定。

日中帯（午前中からお昼にかけて）に移動する場合で、宿泊先として人気の高い、弘大入口・明洞・東大門・新沙のメイン都市別に、移動手段として悩むであろう、高速（リムジン）バス、電車、タクシーの時間と料金を比較していこうと思います。

※電車（空港鉄道線A’REX）は、「ソウル駅」までの直通列車と、各駅停車の一般列車があります。直通を使える場所については、より短時間でいける直通を利用した場合で比較しました。

【弘大に行く！】
弘大入口までへの移動手段比較
・空港リムジンバス（6002、6007、6011など）：約1時間20分：17,000ウォン〜
・空港鉄道線A’REX（一般列車）「弘大入口駅」：約1時間10分：4,650ウォン
・タクシー：53分：約48,000ウォン

【明洞に行く！】
明洞までの移動手段比較
・空港リムジンバス（6001、6015、6701など）：1時間10分：17,000ウォン〜
・空港鉄道線A’REX（直通列車）「ソウル駅」乗り換え→地下鉄4号線「明洞駅」：1時間10分：10,750ウォン
・タクシー：1時間15分：約57,000ウォン

【東大門に行く！】
東大門までの移動手段比較
・空港リムジンバス（6002、6011など）：1時間50分：17,000ウォン〜
・空港鉄道線A’REX（直通列車）「ソウル駅」乗り換え→地下鉄4号線「東大門駅」：1時間20分：10,750ウォン
・タクシー：1時間20分：約59,000ウォン

【新沙に行く！】
新沙までの移動手段比較
・空港リムジンバス（6006、6009など）：1時間40分〜2時間：17,000ウォン〜
・空港鉄道線A‘REX（一般列車）「金浦空港駅」乗り換え→地下鉄9号線「高速ターミナル駅」乗り換え→地下鉄3号線「新沙駅」：1時間40分：10,750ウォン
・タクシー：1時間20分：約59,000ウォン

総評！楽してお得に行くなら高速バスがおすすめ

荷物の量や、乗り換えなどを気にせず目的地近くまで座って行ける高速バスがイチオシです。価格もタクシーに比べて1／3ほどでコスパよし。ただ、時間によっては渋滞に巻き込まれてしまう場合もあるので、現地で約束をしているなら要注意です。

補足：リムジンバスは2種類から選べるけど…

空港発のリムジンバスは、「一般」と「高級」の2種類あるのをご存知でしたか？一番大きな違いは座席の広さです。目的地によって価格は異なりますが、一般と高級では倍くらい違うことも。個人的には、席があるなら一般で十分じゃないかなと。始発・終点は仁川第2ターミナルになります。

確実に時間通りに行きたいなら電車がベスト！

韓国は、早朝の出勤時間（前8時〜9時）と日中（後3時〜5時）、退勤時間（後5時〜7時）は、特に龍山から江南・聖水エリアに向かう道はかなり込み合います。通常、車で15分で着く場所も1時間かかるなんてこともザラ。もし時間通りに行きたいのであれば、電車を使うのが安心です。

宿泊ホテルによってはシャトル便もあり！

有名ホテルの場合は、ホテルからの空港送迎シャトルバスが出てるかも。予約の際には、これをチェックしておくと便利です。移動が心配という方は、シャトル便付きのホテルにするのもおすすめです。

「仁川空港」「空港送迎」「ホテル」などでググれば、空港までの送り迎えをしてくれるホテルがいくらでも見つかりますよ。

高い！だけどチャーター便は超便利！

私が日本からの撮影クルーのコーディネートをする際の移動でも頻繁に利用しているのが、コネストから予約できるチャーター便。日本語が話せるドライバーさんを手配してくれますし、入国した瞬間に出迎えてもらえ、移動は驚くほどスムーズ。乗車時には、ソウルでおすすめの場所を教えてもらうこともできちゃうかも。

もちろんほかの移動手段よりは割高ですが、会社・団体で利用する場合や、とにかく効率よく回りたい人におすすめです。

韓国・ソウル旅行は効率よく回りたい！

お隣の国だからこそ気軽に行ける韓国。週末を利用した1泊2日でサクッと旅するという方も多いようです。限られた時間と予算の中で、ご自身に合う交通手段を選択してみてくださいね。

※価格は、2023年7月時点のものです。予告なしに変更になる場合があります。
※画像はイメージです。

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ライタープロフィール
二俣愛子（ふたまた・あいこ）
韓国在住。日本でファッション雑誌の編集者として働いた20代を経て、セブ島とロンドンに短期留学後、webメディアの編集とフリーランスの編集ライターとしても活動。留学中に出会った韓国人男性と3年半の遠距離恋愛後に結婚し渡韓。現在は日本メディアへの執筆・PR・日本企業と韓国企業をつなぐ仲介をしている。インスタグラム【@aiko_shin4】。オンラインのジュエリーセレクトショップも運営【@owol__official】。