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次に見たい最新韓国ドラマ!恋愛あり、笑いあり、ハプニングありのドタバタコメディ3選【ハングクTIMES Vol.104】

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
こんにちは。韓ドラ大好きライターのなかまるです。5月病で何事にもやる気が出ない…なんて日もありますよね。今月は、恋愛あり、笑いあり、涙あり、ハプニングありで、ワクワクできる新作コメディ作品3作『シークレットファミリー』『ボラ!デボラ〜恋にはいつでも本気〜』『九尾狐伝1938』を紹介します。

Pick1『シークレット・ファミリー』

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

【あらすじ】
普通の会社員であるクォン・ドフンは、子育てやカフェ経営に一生懸命な妻カン・ユラと娘ミンソと共に暮らしている。おしどり夫婦として知られ、幸せな結婚生活を送っているが、ドフンには妻も知らない裏の顔が。実はNIS(国家情報院)の諜報員で、ベテランのスナイパーだったのだ。一方、妻のユラにも大きな秘密があって…。

いつも上司に呼び出される社畜サラリーマンを演じるドフン、義父や義弟家族に翻弄されつつも仲良く暮らすユラ。2人は正体を隠し通すことはできるのか。そして娘との幸せな生活を守ることができるのか。

【見どころ】
『運命のように君を愛してる』の黄金カップル、チャン・ヒョク×チャン・ナラが9年ぶりに共演!月日が経ち、より深みが増した二人の新しいケミ(相性)がたまらないです。

国家情報院のスナイパー、クォン・ドフンを演じるのは、ベテラン俳優のチャン・ヒョク。『推奴〜チュノ〜』が大ヒットし、時代劇のカリスマと呼ばれるように。昨年の『最愛の敵〜王たる宿命〜』では、悪役にもかかわらず渋い低音ボイスで色気を爆発させ、視聴者を惑わしました。今作は、前作とはガラリと変わって、妻と娘にデレデレな溺愛パパを演じていて、コミカルな演技がちょっと新鮮にも感じます。

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

上裸で娘を抱えて走り回ったり、ノー眉毛のお顔を見せてくれたりと今までにない、チャン・ヒョクの一面も…!しかし、スナイパーになった瞬間、それが一変。鋭い眼差しや美しく華麗なアクションのギャップに引き込まれます。

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

ドフンの妻、カン・ユラを演じるのは、俳優のチャン・ナラ。かわいらしいルックスで、キュートでおてんばな役が多かったけれど、今作では家族を優しく包み込み支えている母親を演じます。しかし、そのラブリーでおおらかな顔の裏に大きな秘密を抱えており、話数を進めるごとにまた別人に見えてきます…!

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

最初のうちはホームラブコメディなのかなと感じるかもしれませんが、ぜひこのチャン・ナラ様のダークサイドを見てみてください。普通のドタバタ劇にとどまらず、「平凡な幸せ」の価値について考えさせられる作品です。

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

『シークレット・ファミリー』 (C) 2023 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd. All rights reserved.

ドフンの上司であるオ・チュンリョン役はチェ・ジョンアン。『コーヒープリンス1号店』や『ヨンパリ』など有名作に多数出演している、演技派俳優です。ドフンと同じく国家情報院で働き、部下たちに的確な指示を出している姿がかっこいい!しかし仕事のできる彼女にも実は大きな秘密が。仕事人間に見えるオ部長の“本当の顔”も気になるところです。
▼作品情報
『シークレット・ファミリー』ディズニープラス スターにて独占配信中

Pick2『ボラ!デボラ〜恋にはいつでも本気〜』

【あらすじ】
ラジオや著書などで引っ張りだこな人気恋愛コーチで、恋愛コラムニストのヨン・ボラ。ある日出版社から新しい著書の提案を受けるが、担当となったイ・スヒョクは「戦略ではなく、正直に接するのが恋愛だ」と主張し、ボラを全否定。

そんな矢先、自分の恋愛にも異変が…。その影響は仕事にまで。私生活も仕事も上手くいかなくなってしまったボラは、さらなるハプニングに襲われ、仕方なく恋愛本を作ることに。スヒョクと一緒に本を作りながら、いつしかロマンスになっていきます。

恋の駆け引きや結婚間近なカップルの描写がリアルで、グサグサきたりキュンキュンしたりと感情がジェットコースター(笑)。キャラの濃い登場人物たちの個性的な演技に気づけばトリコです!

【見どころ】
主人公の恋愛コーチ兼恋愛コラムニストのヨン・ボラを演じるのは、俳優ユ・インナ。ベビーフェイスな美貌を保ち続けていて、タイムスリップ…?と疑いたくなるのですが、ばっちりチャーミングさは健在です。ユ・インナといえば『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』のサニー役が印象的でしたよね!今回演じたボラも、かわいすぎます…!何事も一生懸命で不器用で、はちゃめちゃっぷりも、なぜか愛おしく思えてきます。
出版社の副代表で、ボラの担当となるイ・スヒョクを演じるのは、俳優のユン・ヒョンミン。実は、元プロ野球選手という経歴の持ち主!また、2010年にミュージカル『あなたの初恋探します』でデビューした、ミュージカル出身の俳優でもあります。多才すぎませんか…?
2011年には、野球映画『人生のストライク・ボール!』で2軍の捕手役を演じ、その後『魔女の法廷』が大ヒット、『愛しのホロ』や『あいつがそいつだ』など、活躍を続けています。
はじめはボラを毛嫌いしていた“アンチ”だったのに、だんだんとボラの魅力に惹きつけられ、甘々になっていく姿が素敵すぎる…!付き合う前の二人の焦ったい関係に、どんどん次話が待ちきれなくなるはずです!

そして、脇をかためる俳優陣も豪華で、キャラが秀逸なのも注目ポイント!出版社の代表ハン・サンジンには、俳優チュ・サンウク。『還魂』のチャン・ガン役では、寡黙で頑固な雰囲気でしたが、今作では、陽気で明るいキャラクターが印象的です。会社に改革をもたらそうと色々工夫しますが、部下たちに疎まれたりと、少し残念なところもあるけれど、いつも前向きで上司だったら面白そうです!
また、今作品で話題を何度もかっさらっていると言っても過言ではない、チキンフランチャイズのオーナー役ノ・ジュワンを演じるのはアイドルグループ2PMのチャンソン。『キム秘書はいったい、なぜ?』や『だから俺はアンチと結婚した』など有名作に多数出演し、俳優としてのキャリアを確実に積み上げています。
顔で全てを物語ってる?と思うくらい、表情豊かな演技で視聴者の心を掴みまくり。スレギ(韓国語でクズ)人間なのに、なぜか憎めません…!

ボラの親友で、ライフスタイルマガジンのエディターのイ・ユジョン役は、アイドルグループGirl’s Dayのソジン。『弁論をはじめます』『流れ星』『還魂』など、最近の話題作に多く出演していて、売れっ子俳優の道を歩んでいます。仕事にも恋愛にも一生懸命な大人女性を演じていて、ボラとは違った人生観を見せてくれます。またエディター役なので、ファッションにもぜひ注目してみてください!
▼作品情報
AmazonPrimeにて『ボラ!デボラ〜恋にはいつでも本気〜』配信中

Pick3『九尾狐伝1938』

【あらすじ】
人間に恋をしてしまった九尾狐イ・ヨン。ヨンにはイ・ランという異母弟がいるが、兄をかばって2020年に死んでしまう。それから4ヶ月、閻魔大王が作った三途の川を守る守護石が盗まれるという事件が発生。ヨンはその事件の解決に借り出されることに…。犯人が逃げたのは、混迷の時代の1938年。ヨンもその時代に向かうと、死んだランと再会。兄弟二人が力を合わせて戦うファンタジーアクション。

【見どころ】
第1シーズンでは敵対関係にあったヨン・ラン兄弟ですが、今作の第2シーズンでは共に戦う関係に。各シーズンを見比べるのもよし、第2シーズンから見るのもよし。 好きなものも嫌いなものも兄である、ツンデレ弟ランと、弟を溺愛する兄の、ブロマンスは必見です!

主人公の九尾狐イ・ヨンを演じるのは、イ・ドンウク。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の死神役で転機をむかえ、『真心が届く』や『他人は地獄だ』などに出演。前シーズンの『九尾狐伝』では、女性が多く演じてきた“九尾狐”を珍しく男性としてセクシーで優美にそしてコミカルに好演。大きな反響を呼びました。
今作は、前シーズンに比べて、アクションや兄弟愛要素が強め。弟にデレデレな時と、敵と妖艶に戦うシーンのギャップがいい…!イ・ラン役のキム・ボムと並ぶと、ビジュアル大爆発で、まるでルーブルからやってきた芸術のようです(笑)。

大好きなミントチョコも、愛する女性もいない1938年で、ヨンは一体どのように事件を解決していくのか。その斬新な方法にも注目です。

ヨンの弟で、人間と九尾狐の間に生まれた半人半狐、イ・ランを演じるのは、キム・ボム。『花より男子〜Boys Over Flowers』でF4・ソ・イジョン(西門総二郎)役を演じヒット、年上ヒロインとのラブストーリー『恋愛マニュアル〜まだ結婚したい女』では視聴者が続出。
近年は『ロースクール』など、かわいさに大人の魅力が加わり、存在感がさらにアップ。この『九尾狐伝』で再び話題になりました。兄への想いが溢れすぎて、憎さ100倍になってしまう弟を演じていますが、そのツンデレっぷりに癒される。兄とのブロマンスもいいのですが、第2シーズンでは、ランのラブ要素も…?

料亭の主人で芸妓たちを取りまとめているリュ・ホンジュを演じるのは、キム・ソヨン。『アイリス』や『検事プリンセス』などで実績を残し、『ペントハウス』で大ヒット。2020年にはSBS演技大賞で最優秀演技賞も受賞しました。怖くてヒステリックな役柄だったので、そのイメージが強いかもしれませんが、今作では鋭さや強さは残しつつ、新たな姿を見せてくれています。
ホンジュは、元・西方の山神(天然記念物で絶滅危惧種のワシミミズク)で、不老とも噂される美女。イ・ヨンに恋し執念深く追い続けています。走る列車までも手で止めてしまう怪力の持ち主なのに、ヨンの前では猫をかぶる様子がなんだか可愛く見えてきます!

あの世とこの世の境を守る守護石を盗んだ謎の紅白面の男チョン・ムヨンを演じるのはリュ・ギョンス。『梨泰院クラス』で脚光を浴び、その後も高い演技力で、幅の広い役柄を演じ分けています。今作も、新たな境地を見たような気が…!
チョン・ムヨンは、武術、医術、火を操る能力まで持ち合わせる元・北方の山神。白頭山の虎で、ヨンを恨んでいることから他の人間も残忍に殺してしまいます。恨みを目に宿し、元同志に復讐を仕掛ける雰囲気は、今まで見てきた作品とまた一味違うものに感じます。

そしてアイドルグループTHE BOYZのヨンフンが特別出演するなど、そのほかのキャストも豪華で、優艶なファンタジー世界を盛り上げてくれるのもポイントです!
▼作品情報
AmazonPrimeにて『九尾狐伝1938』配信中
今月のドラマPickはいかがでしたか? 今月は、ワクワクするようなドタバタ劇のドラマ3作品を紹介しました。「なんだかやる気が出ない」なんて日は、ぜひ韓国ドラマで気分を盛り上げてみてくださいね。
ライタープロフィール
中丸史華
出版社で書籍の編集者として働いたのち、IT企業にてwebメディアの編集者に。韓国カルチャー好きがこうじて、韓国関連の執筆活動も行なっている。趣味は、渡韓時のスケジュールを細か〜くたてること。生粋の韓ドラオタクで今までの視聴作品は300ほど。インスタグラム【@punnikouri】。

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