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『相棒』水谷豊&寺脇康文、再タッグ実現の理由明かす シリーズ完結への思いも「そろそろ亀山くんに」
「あっけなく会うんだ…」予想を裏切られた“再会” 劇的ではないがゆえに「かつての2人にすぐ戻れた」
水谷毎回そうですけど、振り返ることをしないでここまで来ていますからね。実は亀山くんの前に7人(特命係を)辞めているんですけど、今回亀山くんがカムバックということで、一番長く相棒をしてくれた亀山くんが再び戻って来てくれたということがまず僕にとっては大変なことで、僕はずっとこの日を待っていました。
――14年ぶりとなった水谷さんと寺脇さんのタッグ。右京さんと薫さんの再会のシーンが撮影でも最初のシーンとなったそうですが、お二人はどんな心境だったのでしょうか。
水谷最初台本を読むときに、さてさてどんな再会をするんだろうと思っていたんですけど、あっけなく会うんだ…って(笑)。でもこの“あっけなさ”に相棒であった2人の関係性がにじみ出ているなと。逆に劇的にしないぶん、かつての2人にすぐ戻れました。我々にとっては本当に楽しい出会いをさせてもらったなと思っていますね。
寺脇お互い照れる時間もなく…(笑)。台本が来る前は、それぞれ別々で行動していたのが、最後に合流するのかなと思っていたんですけど、ものすごい予想を裏切られて。でも、だからこそいいんだなと。会うまでが必要じゃなく、会ってから動き出すのが“相棒”なんだと思いました。現場でも14年経ったんだけど、14年間の記憶を持ってタイムスリップしてきたような、そんな感覚でした。
――まさに“薫ちゃん”という再会の仕方でしたね。
寺脇そうですね! 脚本の輿水さんもその辺をわかっていらっしゃるなと思いました。