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無症状で受けた“尿1滴”の検査がきっかけで「がん」発覚…三遊亭鬼丸が痛感した早期発見の大切さ「N-NOSEを知った幸運が、人生のチャンスだった」

落語家の三遊亭鬼丸さん

 日本人の2人に1人ががんを患う現代(※1)で注目を集める、尿1滴で全身15種類のがんのリスクを調べることができるN-NOSE(エヌノーズ) 。その利用者はすでに25万人を超えている。この数字は、私費によるがんリスク検査の中では、国内外を見ても異例のヒットとなっている。N-NOSEで前立腺がんのステージ2であることが発覚した落語家の三遊亭鬼丸さんが、身を持って痛感したがん早期発見の大切さを赤裸々に語る動画が公開された。

無症状で受けた“尿1滴”のN-NOSEがきっかけで、ステージ2の前立腺がんが見つかった三遊亭鬼丸さん

  • ステージ1の早期がんにも反応する線虫

    ステージ1の早期がんにも反応する線虫

尿1滴で全身15種類のがん(※2)のリスクを調べることができるN-NOSEは、身体にも費用的にも負担が少ないことから、2020年のサービス開始より利用者は現在25万人を超えている。ステージ1の早期がんにも反応する線虫による同検査をきっかけに、前立腺がんのステージ2であることが発覚した落語家の三遊亭鬼丸さんもそのひとり。現在は、治療を経て落語家やラジオのパーソナリティとして活躍されている鬼丸さんが、身を持って痛感したがん早期発見の大切さを広く伝えようと、動画を通して自身の体験を赤裸々に語っている。

 知人がN-NOSEをきっかけに、ステージ1のすい臓がんが見つかったことを聞き、無症状ながら、勧められてN-NOSEを受けたという鬼丸さん。その結果は、低リスク・Aから高リスク・Eまでの5段階判定のうち、C寄りのD。同検査をよく理解していなかった当初は、自覚症状は皆無であり、健康不安も特にないことから半信半疑だった。しかし、一緒に受けた知人がA判定だったことを知り、D判定は皆が出るものではないとわかり、心配になったとのこと。

 そして、N-NOSEが「ステージ1のがん」にも高い感度が報告されていることを知り、精密検査を受けることにした。その結果、前立腺がんのステージ2であることが発覚した。

 幸いにも早期発見であったために「治療の選択肢が意外にたくさんあった」と笑顔を見せる鬼丸さん。自身の生活や仕事を鑑みながら、放射線治療や外科手術など、それぞれの治療のメリット、デメリットを検討。医者との話し合いを経て手術を選択し、現在はがんを克服している。

 鬼丸さんのケースは、がん細胞が前立腺皮膜を破る前の早期発見だったことが幸いし、比較的簡単な手術で済んだ。転移の可能性も低く、早期に完治へ向かうことができた。「もし発見がもっと遅かったら(結果は)違っていたかも…」と皮膜が破れていたら、精巣がんや膀胱がんになる可能性もあったことを思い起こしながら、鬼丸さんは自身のがん経験を振り返る。

「『治らないがんはない』と言われますけど、それには『早く見つければ』という言葉がつきます。僕が幸いにして早期発見できたのは、自覚症状がないときに検査を受けたから。N-NOSEを知った幸運が、僕の人生のチャンスだったんです」

「無症状のときにこそ、検査を受けて欲しい」早期発見は治療の選択肢が広がり、生存率が格段に上がる

 会社員であれば会社の健康診断、個人であれば自治体の健康診断が毎年あるが、それらは肺がんや胃がんなどがん検査項目は限られており、そのほか多くの種類のがんは一般的な健康診断の検査項目に含まれていないことが多い。また、自身でがん検査を受けるのであれば、五大がん検診や腫瘍マーカー(CA19-9,CEA)、PET-CT検査などが一般的であるが、いずれも時間と手間がかかるうえ、早期発見には不向きであったり、身体や費用面での負担が大きいことなどがネックとなり、腰が重くなりがちだ。

N-NOSEキット

N-NOSEキット

 そんななか、N-NOSEは自宅から尿を送るだけで全身15種類のがんリスクを測定することができることで関心が集まり、いま受検者が急増している。鬼丸さんが罹患した前立腺がんも、一般的な健康診断では検査に含まれておらず、自らN-NOSEによるリスク検査を行ったことで早期発見につながった。すでに仕事復帰を遂げている鬼丸さんは、死に直結しかねない全身15種類ものがんリスク検査が、こんなに手軽に安価(1万3800円から)で受けられることに驚きを隠せないという。

「自分ががんになって思ったことは、国は国家予算の2%が防衛費になりますが、人も年収の2%を自分の防衛費に費やすべき。がんの早期発見、予防のために必要な予算です。いろいろな検査がありますが、どれかひとつに頼るのではなく、組み合わせていくことが大事なのではないでしょうか」と力を込める。

 がんは早期発見できれば、その後の治療の選択肢の幅が広がり、生存率も格段に上がる。決して怖い病気ではなくなるのだ。「たとえ知らなかった検査でも、いいものであれば自分のためにどんどん取り入れてほしい。アクションを起こすことと、その速さが大事です」という鬼丸さんのメッセージには、重みがあり、説得力がある。無自覚症状での検査によるがん早期発見の重要性を噛み締めながら、それを広く伝えようと、心の底から言葉を絞り出しているのを感じた。

 この動画は、N-NOSEの開発・販売を行なうHIROTSUバイオサイエンスが、「がんを早期発見することの大切さ」の啓発を目的に制作。N-NOSEをきっかけにがんを早期発見し、克服した鬼丸さんが起用された。「無症状のときにこそ、検査を受けて欲しい」という同社や鬼丸さんの声からも、「自分のためであり、家族や周囲の人たちのためでもある」ということを、いま一度考えて欲しい。

(文/武井保之)

【※1】国立研究開発法人国立がん研究センター「最新がん統計」より
【※2】胃がん/大腸がん/肺がん/乳がん/子宮がん/膵臓がん/肝臓がん/前立腺がん/食道がん/卵巣がん/胆管がん/胆のうがん/膀胱がん/腎臓がん/口腔・咽頭がん

がん検診受診率、先進国最低レベルの日本で変わりつつある意識

 日本人の2人に1人が、生涯でがんに罹患する確率がある。誰もがいつ自身に起こってもおかしくない大病であるにも関わらず、仕事や日々の生活に追われるなか、その予防や早期発見への意識は高くないのが現状だ。大多数は年に一度の定期健康診断を受診しているくらいだろう。実際、日本は先進国のなかで、がん検診受診率が最低レベル。OECD子宮頸がんスクリーニング調査データ(2019年)によると、アメリカの受診率72.6%に対して、日本は43.7%という結果になっている。

 しかしいま、コロナを経て日常生活への意識が大きく変わりつつあるなか、身体が健康であることや健やかに過ごすことへの関心が急速に高まっている。それは大病であるにも関わらず、「生活病」とも言われるほど身近になっているがんについても同様だ。かつては、日頃から健康に気を配り、熱心にがん健診を受けるのは一部の層に限られていたが、それがじわじわと一般に広がっている。
◆「N-NOSE」についてはこちら(外部サイト)
◆「N-NOSE」の開発・販売を行なうHIROTSUバイオサイエンスについてはこちら(外部サイト)
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