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高まるサッカー日本代表への応援熱“KIRIN 勝利のハチマキ”に込められた想い

(C)JFA

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 サッカー界の機運高まるこの時期、日本代表も候補選手の動向が大きく報じられるなど、盛り上がりを見せている。今年は例年に比べて代表戦が多く開催され、6月に行われた『キリンチャレンジカップ2022 ブラジル戦』では平均世帯視聴率が20%を超えるなど、熱心なサポーターだけでなく、ライトなファンの応援熱も高まっている。9月23日にドイツで行われた『キリンチャレンジカップ2022 アメリカ戦』でも、多くのサポーターが日本代表を応援。一喜一憂する様子は、中継やSNSなどを通じて伝わってきた。なかには、現地のサッカーファンと思われる人たちが、青い“ハチマキ”を巻いて応援する姿も散見された。日本では古くから応援のアイテムとしてなじみのあるものだが、なぜ今ハチマキを巻いて応援している人が増えたのか? ハチマキに込められた想いとは?

日本代表を支える力に…“ハチマキ”がつなぐ、みんなの想い

  • (C)JFA

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 学生時代の運動会、部活動での応援など、おそらく多くの人が1度は“ハチマキ”を目にしたり、頭に巻いた経験があるだろう。日本では、平安時代から使われるようになったといわれており、「精神の引き締め」「気合の向上」などを表すアイテムとして、「ここぞ!」という場面で頭に巻くケースが多い。

 そんなハチマキに目を付けたサッカー日本代表サポーターが、過去の世界大会で「ハチマキ大作戦」を敢行したというニュースが話題になった。これは、サポーターの有志が、自分たちで用意したハチマキを、会場の現地ファンに配布し、日の丸のハチマキを身につけてスタジアムで応援するというもの。あっという間に予定本数を配り終えたというニュースや、ハチマキを巻いて熱心に応援する外国人サポーターの様子が日本で多く報じられた。
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 この背景には、世界の強豪国を相手に日本代表として戦うプレッシャーや、不安があるなかで、苦しい時こそサポーターとともに乗り越えてきたじゃないか、応援のチカラを世界に示そう、自分たちの想いを込めたハチマキを介して、世界をも味方につけようという想いがあったのだろう。その後のサッカー日本代表の躍進を支える、ひとつのチカラになったと言っても決して過言ではないだろう。

“勝利のハチマキ”で心ひとつに

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 迎えた2022年。このハチマキがつなぐ想いは、サッカー日本代表オフィシャルパートナーであるKIRINをも動かし、進化させた。コロナ禍により、日常にメリハリがなく、外に出て思い出を作る機会も少なくなる中、“サッカーがある生活”はきっともっと豊かで楽しいものになると、KIRINは日本代表の試合などを通じてさまざまな取り組みを行ってきた。

 そのひとつとして今夏に行ったのが、友達や家族とともに勝利を願い、よろこびを分かち合う瞬間を夢見て、「日本中ひとつになってともに戦おう」と、『勝利のハチマキ』を制作。7月末から募集を行い、25,000本を配布。予定をはるかに超える速さで応募が殺到し、8月末に募集が終了した。届いた人たちは、早速SNSに「家族でハチマキをつけて応援します」「いつもサッカーを一緒に見に行くサッカー大好き仲間の友達と応援します!!」「心ひとつ勝利のために!」と書き込むなど、代表戦を楽しみにする気持ちの高ぶりが感じられた。

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 『キリンチャレンジカップ2022 アメリカ戦』でも、このハチマキを身に付けた現地ファンやサポーターが多数来場。試合を通じて大きな声援を送り、ゴールが決まると、身体を揺らしてよろこびを表現。ハイタッチなどのアクションを通じて、周囲ともよろこびを共有する姿が印象的だった。

 ハチマキを付けてスタジアムで声援を送った親子は、「すごい気合が入った」(子ども)、「日本らしくて、団結感が出てよかった」(母)と興奮気味にコメント。
  • (C)JFA

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 試合内容や見ごたえのあるプレーもさることながら、サポーターやファンと一緒に応援することに楽しみを感じた人も多く、初観戦だったという女性は、「みんなと一緒に応援することがこんなに楽しいということを今日初めて実感した。また機会があれば見たい」と話し、一家でスタジアムを訪れたという家族の両親は、「応援していてすごい楽しかった。みんなでひとつになって応援できたので、とても良かったと思う」(父)、「一生の思い出になるぐらい、楽しい時間だった。次の試合も楽しみ。仲間意識もすごい芽生えた。日本のファンがたくさんこれだけいて、楽しかった」(母)と笑顔を見せながら感想を述べた。
  • サポーターによるSNSの書き込みより

    サポーターによるSNSの書き込みより

 この現地での感想に呼応するかのように、日本で観戦している人たちからも、SNS上にさまざまな声が上がった。「これのおかげで現地と繋がれてる感あった。まさに勝利のハチマキ!」「素晴らしい試合で見てて熱くなった」「共に熱く戦おう!! SAMURAI BLUE」…。そのどれもが、日本代表に対する想いにあふれ、遠く離れていても、心ひとつに日本の勝利を願い、熱くなるものばかり。ハチマキに込められた想いは、試合を介して広く伝わり、日本全体の応援の熱量が上がっていることを感じられた。

サッカー日本代表を応援する時間は非日常であり特別、そして楽しい

(C)JFA 『キリンチャレンジカップ2022』9.23/アメリカ代表戦

(C)JFA 『キリンチャレンジカップ2022』9.23/アメリカ代表戦

 先述のアメリカ戦を受けて、SNSにはこんな感想も上がっていた。

「日本代表の選手にいつも勇気と元気をもらってます。がんばってください」
「日本の勝利が、日本の元気の源です。選手の皆さん、応援で戦います。がんばろ」

 これこそまさにサッカー日本代表戦の醍醐味といえるだろう。

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 サッカー日本代表の試合は特別だ。日常の喧騒をその瞬間だけすべて忘れて、勝利を信じて必死に応援する。点が入ったら観ている人たちとよろこびを共有し、失点してしまったら一緒に悔しがり、選手を鼓舞し、励ます。スタジアムであろうが、テレビの前だろうが、それは同じ。一緒に応援することで友達や家族とのつながりも感じられて、心が豊かになる。国を背負った選手同士の激しい戦いを観ていると「自分も頑張ろう」と刺激を受け、日々が充実する。そして、なにより、楽しい。

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 人とのつながりを実感でき、目標を持って一緒に応援することの楽しさを再発見できる特別な日本代表戦。サッカー界の機運高まる今こそ、日本中の想いをひとつにして、あなたも一緒に大舞台のピッチに立つ日本代表を応援しよう。
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