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中本悠太、初出演映画『HiGH&LOW』は「第2の青春」 役作りは「凌輝に感謝」

 「HiGH&LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」(原作・高橋ヒロシ※高=はしごだか)の、2大最強コンテンツ・クロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』の続編『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)に、瀬ノ門工業高校の最強の男、須嵜亮(すざき・りょう)役で出演する中本悠太(NCT 127・YUTA)にオンラインインタビューを慣行。初出演映画の役作りや「第2の青春みたい」だったという撮影の思い出、俳優業への意欲を聞いた。

中本悠太(NCT 127・YUTA)

――映画初出演はいかがでしたか?

中本めちゃくちゃ楽しかったです。グループ活動以外の個人の仕事をいただいたのが初めてだったので、ちょっとした不安だったり、緊張だったりというのがあったんですが、周りの方々に助けてもらいながら一つの作品を作ることに参加できてすごく良かったと思います。役者の仕事も初めてさせてもらったんですが、NCT 127のYUTAとは違う、中本悠太をお見せできる一つの手段になったらいいなと思ったし、これからもやっていけたらと思いました。初めての映画の現場が『HiGH&LOW THE WORST X」でよかったと本当に思います。

――苦労した点は?

中本日本に行けなかったので、クランクイン前の打ち合わせがリモートだったことですね。大丈夫かな?ちゃんと理解しているのかな?という不安はありましたが、台本を読む基本などをしっかり教えていただき、ありがたかったです。初演技だったので、逆に予想がつかなくて、一つひとつ、現場の雰囲気を感じ取りながら、集中力を切らさないように心がけていました。

――撮影が始まってからは?

中本最初はすごく怖かったんですよ(笑)。みんな「HiGH&LOW」の世界観に入りこんで殺気立っているような、にらみつけられたらこっちも負けてられないぞ、みたいな感じで。でもふたを開けてみたら一人ひとり個性は強いけど、みんなすごく気さくで、待機時間はアットホームな雰囲気でした。スタッフさんも含めていつのまにかみんなと仲良くなっていました。

 一緒にアクションを作っていった、というのも大きいですね。ほぼ全部自分たちでやっていますし、お互いに当たってもいいから、とりあえず思いっきりやろうって。大阪時代のサッカーのクラブを思い出すような現場で、めちゃくちゃ楽しかったです。第2の青春みたいな感じでした。日本を離れて10年くらいになりますが、日本ならではの雰囲気を久しぶりに味わって、すごく懐かしさもありました。
――中本さんが演じた須嵜亮は、父親が事業に失敗したところを天下井グループに拾われ、天下井公平(三山凌輝/BE:FIRST・RYOKI)の運転手を務めている境遇から「坊ちゃんに尽くすように」と言われて育ち、瀬ノ門では天下井の右腕として、寡黙で出しゃばらないが、喧嘩の強さは圧倒的。どのように役作りをしたのですか?

中本台本を読んで、須嵜亮みたいなところが自分の中に全くないとは言い切れないな、と思ったんですね。自分が望んでいるわけじゃないけど、やらなきゃいけない須嵜の葛藤に共感するところもありましたし、撮影しながら自分とリンクする部分もありました。作った表情というよりは、自分もそういう表情をすることがあるな、というのが映っているように思います。

 何より凌輝(三山凌輝/BE:FIRST・RYOKI)が、財力にものを言わせて、卑劣で感じの悪い天下井役をバシッと演じてくれたので、2人の関係性をすごくいい感じで表現できたんじゃないかなと思っています。凌輝に感謝ですね。

――エンジ色の制服が印象的です。ビジュアル面でこだわったところは?

中本ほかのキャラクターとの温度差を出したい、ということで、黒髪にして、アクセサリーもネックレス1個だけにして、ピアスもなし。戦うとき以外は、前ボタンを全部しめてキチっとしているんです。瀬ノ門の最強のナンバー2ですが、須嵜の本質はそこじゃない、ということをビジュアル的にも表現しています。
――中本さんのファンや「HiGH&LOW」&「HiGH&LOW THE WORST」シリーズのファンへのメッセージをお願いします。

中本とにかくみんなで頑張って作った『HiGH&LOW THE WORST X』を、たくさんの人に観てもらいたいと思います。僕自身としても、初めてお芝居をやってみて、自分の幅を広げたり、知らなかった自分と出会えたり、中本悠太の新たな一面を見せる表現方法の一つとして、とても興味が湧きました。これからも機会があれば、挑戦をしていきたい、と思っています。

――『HiGH&LOW THE WORST X』の続編があったら?

中本須嵜として出番があったらぜひ出たいです。今回、花岡楓士雄(川村壱馬)と須嵜はタイマンで勝負しますが、楓士雄と戦いながら学ぶこともけっこうあって、須嵜は自分の成長につなげると思うので、楓士雄のピンチを助けに行く展開とか、いいですね。

映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』2022年9月9日公開

企画プロデュース:EXILE HIRO
総監督:二宮"NINO"大輔
監督:平沼紀久
アクション監督:鈴村正樹  
原案・キャラクター設定:高橋ヒロシ(※高=はしごだか)
脚本:増本庄一郎 渡辺啓 平沼紀久
音楽:中野雄太
出演:
【鬼邪高校】川村壱馬、吉野北人、佐藤流司、神尾楓珠、福山康平、龍、鈴木昂秀、うえきやサトシ、中島健/森崎ウィン/前田公輝
【瀬ノ門工業高校】中本悠太(NCT127・YUTA)、三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)、永沼伊久也、比嘉涼樹
【鎌坂高校】藤原樹、岡宏明
【江罵羅商業高校】長谷川慎、陣、今村謙斗
【鳳仙学園】志尊淳(特別出演)、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、堀夏喜、坂口涼太郎
【鈴蘭男子高校】三上ヘンリー大智 板垣瑞生 時任勇気 八木勇征 木村慧人 高橋祐理
企画制作:HI-AX 
製作著作:『HiGH&LOW』製作委員会 
配給:松竹 
(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店)HI-AX

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