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【天使キッズ】1才児の“相撲デビュー”に400万再生、日本一のお兄ちゃんを相手に見事な初勝利で拍手喝采「優しい世界」「今年1番ほっこり」
相手役は小学生時代、日本一に輝いた中学2年生「すばらしい受け身だった」
「立派」の一言です。相手にも動じず、向かっていく姿に感動しました。
――相手役の男の子の受け身はいかがでしたか。
すばらしい!手を使わずに転がったのは私もびっくりです。まっすぐ当たってくるとは思っていなかったようなので、びっくりしたそうです。ちなみに彼は中学2年生ですが、小学校時代には日本一になってます。
――SNS上で皆様の反応をご覧になっていかがですか。
相撲だけでなく、スポーツはみんなの心を1つにするんだなと感じました。
――その後も、末っ子さんは取り組みに挑戦されていますか。
あの日以来土俵には行っていないのですが、家では4才の兄と相撲ごっこをするようになりました。
あの日以来、家で末っ子くんと相撲ごっこで遊んでいる長男の夢は「横綱」
ひたすら走り回ってます。
――お子さん方のそれぞれの性格を教えてください。
3人子どもがいます。9才の長女は、内気ですが弟たちには負けたくない、隠れた負けず嫌いな性格です。4才の長男は、天真爛漫な性格で、相撲をやってます。1才の末っ子次男は、活発な子です。
――お子さん達との印象に残っているエピソードや言葉があれば教えてください。
「お父さん、今日も相撲?」が我が家の合言葉です。
私の姿をものすごく見ていることです。「背中を見て育つ」というような言葉がありますが、子どもは見て覚えていることがたくさんあるんだなと感じます。
――お子さん方の今の目標、将来の夢があれば教えてください。
長女はピアニスト、長男は横綱です。
――お父様の今後の目標を教えてください。
この先100年、誰でも相撲が楽しめる「相撲の街」を作ることです。
ぶつかり合う稽古を通して、相手への“思いやる心”も成長する相撲「次世代に繋ぎたい」
ルールが簡単、短時間で勝負が決まり、誰でもわかる。これが一番の魅力だと思います。
――子どもたちに相撲を指導してきた中で、印象に残っている出来事があれば教えてください。
私の相撲クラブには親元を離れて、下宿生活をしている生徒もいますが、強くなればなるほど地域の方々にも面倒を見てくれます。土俵の上で、人間として成長もできていると感じています。
――相撲の指導をする上で、意識していることは何でしょうか。
相撲を好きにさせることを第一優先に取り組み、その後に目標を設定させます。
体力的な成長はもちろんありますが、稽古を通じて痛みを覚えることで相手への「思いやる心」も成長します。
――今後の日本の相撲界の課題について、感じていることがあれば教えてください。
相撲に限らず、「次世代に何かを残す」ということは、大変なことでもあります。特に少年スポーツ等は「残す」ためには多くの時間が必要ですが、仕事にできるものはごくわずかです。次世代の子どもたちに、「何かに取り組む環境」を整えるためにも、街で一体となり、皆で環境を作っていけられれば日本の子どもたちはもっともっと伸びると思います。