ORICON NEWS
愛知「ジブリパーク」11月1日開園、建設中のエリアを初公開 トトロ遊具の設置も発表
会見は2部構成で、第1部には愛知県の大村秀章知事、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが登壇。大村知事から「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアを先行して11月1日に開園することが発表された。残る「もののけの里」「魔女の谷」は1年後の開園を目指している。
「日本が世界に誇るスタジオジブリの世界観を表現した唯一無二の公園施設として、子どもから大人まで多くの方に来園していただき、将来の長きに渡って愛され、後世に引き継がれる公園となり、皆様に笑顔あふれる日々をお届けできる日を待ち望んでおります」と語った。
観光動画『風になって、遊ぼう。』
ドローンによる空撮を中心とした映像を、映画監督の中川龍太郎、映像ディレクターのUssiy、音楽の岩崎太整のタッグで作り上げた。題字は鈴木プロデューサー。作中に登場する版画は、版画家・宮崎敬介の作品。
『風になって、遊ぼう。』の映像を観て、鈴木プロデューサーは「スタジオジブリがアニメーションではない実写の作品を作るのは珍しいけれど、観てみるとけっこういいじゃん(笑)」 と思わず感想を漏らしていた。
宮崎吾朗監督の案内で工事現場を初公開
「ジブリパーク」概要
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
ジブリパーク公式サイト⇒(外部サイト)(※2022年2月1日正午オープン)
「地球屋」や「ロータリー広場」は、1995年に公開された映画『耳をすませば』の舞台をイメージ。
・映画『耳をすませば』に登場するアンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」を表現。
・映画『耳をすませば』に登場するロータリーをイメージした「ロータリー広場」の電話ボックスや掲示板に電話機や貼り紙等を設置し、作品の雰囲気を演出。
・猫の事務所映画『猫の恩返し』に登場する建物「猫の事務所」の家具や小物等を、ミニチュアサイズで制作。
「倉庫」らしさと懐かしさを感じる和洋折衷の建築空間をイメージ。
・床下の家と小人の庭映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティやその家族が暮らす家と彼女たちの目線で見た植物の茂る庭を大きなセットで表現。
・天空の庭映画『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となったラピュタの庭園を制作。
・空飛ぶ巨大な船映画『天空の城ラピュタ』の空飛ぶ巨大な船を全長およそ6メートルのスケールで設置。
・子どもたちが映画『となりのトトロ』の世界で遊べる部屋、など。
映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を中心とした昭和の田園景観をイメージ。
・サツキとメイの家(既設)
・どんどこ堂(高さ5.2メートルの木製遊具、想定利用人数は小学校低学年の児童5〜6人)
・管理棟(木造、平屋建)
・サブゲート棟(改修・増築)
・散策路
・スロープカー(全長約80メートル、定員8名)