ORICON NEWS
「リモコンどこ?」イライラも解消 スマホでテレビを操作できるアプリ『家電手帳』とは?
テレビ、エアコン、照明まで、アプリでカンタン操作 「テレビつけて」音声対応も
そんな中、口コミでじわじわと便利さが広まって注目を集め、ユーザーが増えている無料アプリがある。家庭内のWi-Fiネットワーク下にある家電を一括管理できる『家電手帳』である。
それだけで、テレビなら音量やチャンネルの変更、エアコンなら温度管理など、日常で使う基本動作を専用リモコン同様にアプリで操作できるようになる。
“3ステップ”でわかる『家電手帳』アプリの使い方
取扱説明書もアプリ内で閲覧、紙で整理する“わずらわしさ”もナシ
約1年後にまず国内メーカー各社のテレビ対応のリモコン機能を付加、さらに家庭内に実はすでにたくさん存在しているWi-Fiネットワーク対応の家電を制御できるよう、機能を順次拡張。テレビのほかにも照明/エアコン/ロボット掃除機/扇風機/ブラインドと、現在7種類の機器のリモコン操作に対応できるようになっている。
基本的に、『家電手帳』で管理・操作が可能となるのは家庭内などのWi-Fiネットワーク対応機器のみとなるが、その機器は日々、増え続けている。
『家電手帳』ユーザーの評価をみると、「リモコンを探す手間が省けて非常にありがたい」、「デジタル関連は苦手だけど、ダウンロードも登録もリモコン機能を使うのも意外に簡単だった」、「メールアドレスなど個人情報の入力が不要で使えるのはいい」、「小さい子どもがいるので、リモコンをかじったり中の電池を食べようとしたりといった不安から解放された」、「ラベルを撮ったらもう登録できた、ストレスフリー」といった多くの称賛が寄せられている。
コンセプトは“シンプルな暮らしを応援”、「機械に頼れるものは頼って」
「誰でも気軽に使っていただける仕様を常に心がけ、アップデートを続けています。まず誰かのスマホ1台で『家電手帳』を登録すれば、その情報を家族で共有できます。例えば、ママが登録したスマホに「家電手帳の共有・引継ぎ」ページからQRコードを表示し、それをパパが読み込むと共有できる仕様です。もちろんネットワークが繋がっていれば、別の部屋からの操作も可能です」(インテック・テクノロジー&マーケティング本部 遠藤貴裕氏)
「もちろん、いずれ将来的には広告モデルや月額課金なども視野に入れてはいます。ですが、根本的にはまず私たちの暮らしをよりシンプルに、快適にしていきたいという思いがあります。そのために、ムダなことはできるだけ省くためのツールとして開発しました」(同)
家庭内ネットワーク対応に加え、今後は外出時や移動時など外部の通信インフラとの連携を含め、さらに機能を拡張し随時アップデートしていく予定だという『家電手帳』。将来的には、家電の枠にとどまらず、血圧計、パルスオキシメーターなど家庭のヘルスケア機器との連動で地域医療への貢献も可能となる導線としてもブラッシュアップすることを目指すという。
単なるメーカー横断/家電クロスオーバーのリモコン集約アプリなどではなく、オンライン診療や在宅医療などにも援用できる大きな可能性を秘めている。いずれ『家電手帳』がより広く一般化すれば、量販店の家電売場などで、「家電手帳フル対応」の表示がセールスポイントになる日も、そう遠くないかもしれない。
『家電手帳』(外部サイト)
Sponsored by インテック
Sponsored by インテック