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『カードキャプターさくら』『劇場版NARUTO-ナルト-』『うしおととら』『おそ松さん』など…超人気作が定額見放題 レコメンド機能も今後楽しみなアニメ専門サブスク「アニメタイムズ」が誕生

『カードキャプターさくら』『NARUTO』『うしおととら』『おそ松さん』

(C)CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK (C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)劇場版NARUTO製作委員会 2004 (C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会 (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 誰もが知る名作から話題の最新作まで、さまざまなアニメコンテンツが見放題となるアニメ専門のAmazon Prime Video チャンネル『アニメタイムズ』が、この夏サービスを開始した。豊富な作品を抱える講談社・集英社・小学館が全面協力している新サービスだ。サブスク戦国時代、同サービスの“強み”はなんなのか? 『アニメタイムズ』仕掛け人である株式会社アニメタイムズ社・代表取締役社長の勝股英夫氏へのインタビューも交え、魅力を紐解く。

講談社・集英社・小学館の話題作や名作アニメ作品が大集結の充実したコンテンツ

 動画サブスクリプションの新サービス『アニメタイムズ』は、前述のように講談社・集英社・小学館、エイベックス・ピクチャーズを中心とした14社の共同出資によるアニメ専門チャンネル。豊富なコンテンツを抱える出版3社のアニメ作品が楽しめるだけでなく、これまでにAmazon Prime Videoではサブスク未解禁だった作品も惜しみなく登場する点が大きな魅力だ。ローンチ時には約500タイトルが見放題となる予定だそうだが、ここでは『アニメタイムズ』で楽しめる作品をいくつかピックアップして紹介する。
  • 頭文字D

    (C)しげの秀一/講談社・エイベックス・ピクチャーズ・オービー企画

 まずは講談社からは、しげの秀一の人気コミック『頭文字(イニシャル)D』をアニメーション化した『頭文字D』シリーズが一挙に楽しめる。『頭文字D 1st 〜Final Stage』までの全話と、劇場版3部作を網羅しているサブスクリプションサービスは『アニメタイムズ』のみ。

 続いて集英社からは、『週刊少年ジャンプ』発の人気作、岸本斉史原作による忍者活劇コミック『NARUTO -ナルト-』の劇場版アニメがラインナップ。アニメシリーズ本編はAmazon Prime Videoでも観られるが、『劇場版NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!』をはじめとする劇場版3作品はレンタルでしか解禁されておらず、定額見放題は『アニメタイムズ』のみのサービスとなる。
  • うしおととら

    (C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会

小学館からは『週刊少年サンデー』で連載されていた人気作『うしおととら』がエントリー。一挙にシーズン2まで定額で見放題なのは同サービスの大きな魅力となる。
  •  (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

     (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 そして、2015年、原作者・赤塚不二夫生誕80周年記念で始まったアニメ『おそ松さん』。同作品では、6つ子の兄弟、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松が大人になった姿、『おそ松くん』の<その後>を描いたもの。第1期〜3期に加え、映画、舞台、JRAとのコラボ映像、DVD特典のショートフィルムシリーズと、最新作まで全シリーズ一気に楽しめる。

「クリエイター視点でのレコメンドも」これまでのサブスクとは違う“専門チャンネル”の強み

  • (C)高橋陽一/集英社・2018キャプテン翼製作委員会

    (C)高橋陽一/集英社・2018キャプテン翼製作委員会

 まだ始まったばかりのサービス『アニメタイムズ』だが、「その強みは専門性とレコメンド」と語るのは、株式会社アニメタイムズ社・代表取締役社長の勝股英夫氏。今後の方針など話を聞いた。

――サブスクサービスはすでにたくさんあり、たくさんの方が視聴しています。今『アニメタイムズ』をおすすめしたい理由を教えてください。

勝股氏「サブスクは映像も音楽も浸透していますが、総合編成のサービスが多いです。『アニメタイムズ』はアニメに特化した専門性が特徴です。同サービスは株主がコンテンツホルダーであり、講談社・集英社・小学館が中心なので、作品に寄り添った編成が可能なのです」

――作品に寄り添った編成とは、どういうところでしょうか?

勝股氏「ひとつの作品と出会った時に、原作者軸、監督軸というクリエイター軸で掘り下げたいという要望がファンのみなさんにはあると思います。それらが点ではなく線になっていくようなラインナップをレコメンドできるのが“強み”だと思っています」

――これまでのサブスクサービスにも、点を線にするレコメンド機能はあったように思うのですが?

勝股氏「先ほどもお話ししましたが、従来のものは総合編成のチャンネルが主で、レコメンドもユーザー側の履歴に基づくもので、AIにより趣味嗜好を割り出すものでした。しかし、専門チャンネルであれば、オフィシャル側から発信し、原作者や監督が影響を受けた作品やクリエイターをレコメンドすることもできる、それが強みだと思っています。原作者やクリエイターの作品を掘り下げると、また違った見方ができると思います」

――これまで気になった監督や原作者、声優のほかの作品を知りたい場合、インターネットで検索をする…ということがあったように思います。今後は『アニメタイムズ』のみで完結するようになるのでしょうか?

勝股氏「おっしゃる通り、まさにそのようにしたいですね。ウィキペディアに飛ばずとも、『アニメタイムズ』のオフィシャル発信によりレコメンドされればすぐ観られますよね。また、旧作も据え置くのが配信の強みでもあると思っています。ユーザーが掘り下げたいと感じた時に、ちゃんとアニメファンの琴線に触れるもの、アニメファンの心をくすぐるラインナップになっているかが重要かなと思います」

――オリジナル作品にも期待していいですか?

勝股氏「まだアニメ化されていない原作ものだけでなく、既存の作品のスピンオフや番外編なども、オリジナルコンテンツとして作ることも考えています。今はまだ具体的には言えないのですが、それがミッションだと思っています。今後のラインナップにご期待ください」

ローンチしたばかりの“アニメ専門チャンネル”が、アマプラ会員なら月額437円で見放題

(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京 (C)高橋陽一/集英社・2018キャプテン翼製作委員会 (C)2007 鬼頭莫宏・小学館/ゴンゾ (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会 (C)CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK (C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)劇場版NARUTO製作委員会 2004 (C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会 (C)木村太彦/スクウェアエニックス・瀬戸内魚類協同組合

(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京 (C)高橋陽一/集英社・2018キャプテン翼製作委員会 (C)2007 鬼頭莫宏・小学館/ゴンゾ (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会 (C)CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK (C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)劇場版NARUTO製作委員会 2004 (C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会 (C)木村太彦/スクウェアエニックス・瀬戸内魚類協同組合

 アニメ専門サブスク『アニメタイムズ』は、これまでレンタルのみで配信していた作品も見放題というアニメファンにはたまらないサービスながら、Amazonプライム会員の場合であれば、月額398円(437円税込)という破格の安さで楽しめる。また、TVCM・PR動画のナレーターを人気声優の神谷浩史さんが務めるなど、数ある動画サブスクの中でも、アニメファンに寄り添ったサービスと言えそうだ。また、値段の安さだけでなくコンテンツ数についても勝股社長は、「スタート時は約500タイトルですが、毎月新作が編成ラインナップに入ってくるほか、オリジナルコンテンツや番外編にも期待してほしい」とコメント。『アニメタイムズ』の今後からも目が離せなさそうだ。
公式サイトはコチラ
sponsored by エイベックス・ピクチャーズ株式会社

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