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ORICON NEWS
装着性と音質をフル調整したテイラーメイドのイヤホン『Just ear』、藍井エイルの“伝えたい音”をかなえるコラボモデル発売
「こんな音で聴いてほしい」アーティストが伝えたい“音響”に調整
ソニーが展開する『Just ear』ブランドでは、さらに独自技術を織りこみ、究極の装着性と個人の音の好みに最適化された音質を実現している。専任のマイスターによって、一台ずつ丁寧にハンドメイドされ、さらに音質コンサルタントによって、よく聴く音楽の傾向や聴くシチュエーションなどをヒアリングしながら入念に音質の調整が施される。
もはや気軽にイヤホンと呼ぶことすらためらわれる、世界に一台の究極のパーソナルオーディオ。つまりテイラーメイドのインイヤーモニターであり、価格以上にプレミアムな逸品であることは確かだろう。
『Just ear』には音質調整モデル(XJE-MH1R)と呼ばれるフルカスタムモデルのほかに、音質プリセットモデル(XJE-MH2R)というシリーズが存在する。装着性はユーザーそれぞれの耳に合わせつつも、音質はモニター用やリスニング用、クラブサウンド用など用途や聴く音楽に合わせプリセットされたのが、音質プレセットモデルシリーズだ。また、『ウォークマン』との組み合わせを想定し、音質チューニングした『ソニーストア』オリジナル音質モデルなども用意されている。
そして、もし「別の誰かが調整した音」が、自分が憧れるアーティストによるものだったら…。あのアーティストが聴いている音を体感したい、そんな夢を叶えてくれるのが、アーティストとのコラボモデルである。これまで、南條愛乃(XJE-MH/NY333)、LiSA(XJE-MH/L1SA)、澤野弘之(XJE-MH/nZk)、春奈るな(XJE-MH/LUNA)といった人気アーティストとの期間限定コラボモデルが非常に好評を博してきた(いずれも2021年7月現在は受注生産終了)。
「こんな音で聴いてます」「こんな音で聴いてほしい」といったアーティストからの音に対するこだわりが、ファンへまさにダイレクトに伝わるのがコラボモデルの最大の魅力。最新作として7月30日、藍井エイルとのコラボモデル受注予約が開始された。
「表現とテクニックがしっかり伝わる」ボーカリストの想い
「ファンの方が、自分が聴いているのと同じように調整された音を聴くことになるのは、ちょっと緊張しますね。耳の中の状況を見透かされる、バレちゃう、みたいな(笑)。ですが、そんなに極端な調整をしてもらったわけではなく、比較的多くの方が聴きやすいバランスになっていると思います。自分が聴きやすい音で調整していただいた結果、角が丸くなって自然な聴きやすさがあります」
じつは、もともと彼女の耳は耳の孔が特徴的な形状をしていて、ライブで使用するものも含め、多くのイヤホンがフィットせず苦労してきたという。
「“技術者泣かせの耳”とかいわれてました(笑)。耳の入り口の部分は狭いのに、その先で広がるという不思議な形状らしくて。だから今まではプライベートでイヤホンを使うと、聴きたい音楽の周囲にシャリシャリとザラついたノイズっぽい音がずっとどこかで付きまとっていました。しかも、ちょっと動くとすぐぽろっと取れてしまうので、身動きできないんですよ(笑)」
そんな長年の悩みを、『Just ear』が解決してくれたという。
「耳の型に合わせてあるので、今までとは音楽の聴こえ方が全然違うんですよ。余計な音が混ざらないので、没入感もすごい。横になって聴くとか、自由な姿勢で音楽が楽しめるのも、私としては画期的です。ハイレゾ音源で確認すると、より『Just ear』の特徴がわかると思いますよ。音の解像度や位置関係などがよりクリアになって、すぐ近くで鳴っているのに、空間にとても奥行きが感じられる響きになるんです」