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アナ雪から7年、May J.が明かした“一生癒えない傷”「それでも『Let It Go』歌い続けたい」
「みんなに気に入られなくてもいい」初めてやりたいことに徹した、自分の存在を確かめるための楽曲
May J.yahyelの篠田ミルさんのプロデュースで、イメージとしては音楽サブスクリプションサービスのプレイリストで洋楽に混ざっててもしっくりくるサウンドを目指しました。15周年のタイミングで、今までと違う挑戦をしたいという思いも強かったし、「May J.ってこうでしょ」みたいな固定概念で聴かなかった方にも届いたらうれしいですね。
──「こうでしょ」というのは?
May J.王道のJ−POPカバーしか歌わないとか(苦笑)。どうしてもカバー曲ばかりが注目されてきたので仕方ないんですが、みなさんの心に刺さるオリジナルを作らなきゃという挑戦はしてきたし、これからも続けるつもりです。そういう中で今回は初めて、自分が表現したい音楽性に特化したことをやらせてもらった感覚があります。
──「やりたい音楽」と「求められる音楽」のギャップと言いますか、音楽性をガラリと変えることでファンを戸惑わせてしまう不安はなかったですか?
May J.私の曲を好んで聴いてくれてきた方には届かないかもしれない、という恐怖はありました。ただ、今回は「みんなに気に入られなくてもいい」とも思っていて。むしろ自分が自分の存在を確かめるためのプロジェクトだったというか、自分自身が本気で好きな音楽を追求することで、「求められる音楽」も心おきなくできるんじゃないかなと考えています。