ORICON NEWS
SK-II STUDIO、女性起業家を応援する映像作品を公開 渋谷区と官民連携で支援プログラム実施へ
競技場の外では…女性起業家たちの挑戦「それぞれのスタジアム」
ナレーションは、SK-IIの長年のブランドアンバサダーである桃井かおりが担当。オリンピック選手が夢を追いかけるために直面している問題と、オリンピックに向けて期待されていた訪問者が減少したことで、東京の女性起業家や中小企業の経営者が直面している問題を重ね合わせた映像作品だ。
コロナ禍により延期された東京五輪。だがその晴れ舞台・“競技場”の外でも、女性起業家・経営者たちの“困難”がある。動画には、店舗のシャッターが次々と閉じていく映像が…。パンデミックの影響で、ビジネスオーナーの事業継続が困難な状況であることが表現されている。ニュースでもよく目にする、起業家・経営者が直面する問題だ。オリンピックに向けて期待されていた訪問者が減少したこともあり、数多の人々が、店舗が、会社が、頭を悩ませているはずだ。こうした状況の中、SK-IIは支援の大切さ、経営者同士でのネットワークやコミュニティを築くことの大切さを訴える。
「世界中の女性が直面する社会課題の解決に取り組み、女性が運命を変える後押しを」
「#CHANGEDESTINY 資金」は、今年3月に始動。現代の女性が直面している様々なプレッシャーに立ち向かう映像作品を発信するコンテンツハブ「SK-II STUDIO」の映像1再生につき1ドルを、本年の拠出額50万ドルを上限として運命を変えようと挑戦し続ける女性のための支援活動に拠出する取り組みだ。
50万ドルは、渋谷のカルチャーと多様なステークホルダーとの相乗効果で新たなイノベーションが起こるスタートアップ・エコシステムのグローバル拠点都市を目指す渋谷区と、東京を拠点とする女性起業家ネットワークを運営するmeeTalkとともに実施。中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主を支援する年間プログラムに充てられる。
本プログラムでは、「学ぶ」、「つながる」、「発信する」という3つのアプローチでビジネうを生み出していく。「学ぶ」では、Facebook JapanとGoogleの協力も得ながら、デジタルプラットフォームの構築、ソーシャル・コマース、さらには海外展開などのテーマについて、ワークショップや個別のビジネス・コンサルテーションを行う。「つながる」では、中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主の課題である、ビジネス上ネットワークへの接続を支援し、適切なロールモデルとのマッチングを。「発信する」では、女性起業家・事業主が、世界中のより多くの人々に自らのビジネスを発信できるよう、東京の街並みに着想を得て作られたバーチャルシティ"SK-II City "等、SK-IIの有するプラットフォームを通じ、ユニークなブランド体験発信の機会を提供していく。
この「#CHANGEDESTINY資金」を活用した女性起業家支援プログラムの開始にあたり、渋谷区長の長谷部健氏は「この度、SK-IIと女性起業家支援に関する連携協定を締結することとなりました。渋谷区では、スタートアップ支援事業の一環として、コロナ下の社会課題を解決する新しいサービスや技術の募集する実証実験支援事業や、コンソーシアム組織『Shibuya Startup Deck』を設立・活用し、官民連携の取組など、様々な事業に取り組んでいます。本連携協定締結をきっかけに、多様な人材が活躍する社会の構築を促進することで、より一層のスタートアップ・エコシステム拠点都市としての成長と様々な社会課題に直面する女性起業家の支援を加速していきます」とコメント。
女性起業家支援プログラムの第一弾として、SK-IIは7月21日に実施したキックオフイベントを皮切りに、約1か月間にわたり、コロナ禍においてビジネスを維持するのに役立つ様々なワークショップ、ネットワーキングイベントを実施。中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主で、参加に興味がある方は、meeTalkウェブサイトより参加登録、詳細を確認できる。
街に明かりをともし活気で満たしてくれていた店舗たち。彼ら、彼女らは緊急事態宣言下で数多くの困難な場面に直面してきた。また、世界58カ国の経済圏において、女性のビジネス活動の進展を分析したレポート「MasterCard Index of Women Entrepreneurs (MIWE) 2020」に拠れば、世界の女性経営者の87%がパンデミックによる悪影響を受けている。さらに日本の女性就業者のうち女性起業家はG7諸国の中で最も低く(4.4%)。これはOECD諸国の平均を大きく下回っている数字だ。そして日本の女性の22%が自分の会社を持ちたいと考えているが、実際に女性が経営している会社は5.3%との調査結果も出ている。
そんな中、女性経営者たちが輝き、世界中のより多くの人々に自らのビジネスを発信できるよう支援するSK-IIのこの取り組みは、今後の日本においても意味のあるものになっていくのではないか。
中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主で、プログラム参加に興味がある方は、meeTalkウェブサイト(https://meetalk.org/sk2changedestiny/)より参加登録、詳細を確認できる。
過去のSK-II STUDIOの動画作品はこちら
https://www.oricon.co.jp/special/56077/
https://www.oricon.co.jp/special/56438/
sponsored by SK-II