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SK-II STUDIO、女性起業家を応援する映像作品を公開 渋谷区と官民連携で支援プログラム実施へ

 SK-IIが、SK-II STUDIOの新作として、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を強く受けた中小ビジネスの女性経営者や起業家にスポットライトを当てた映像作品「それぞれのスタジアム」を公開した。ブランドの信念である「#CHANGEDESTINY 〜運命を、変えよう。」に沿い、渋谷区と連携して女性起業家支援のプログラムを実施。このプログラムには、同社が3月から立ち上げた「#CHANGEDESTINY 資金」が活用される。

競技場の外では…女性起業家たちの挑戦「それぞれのスタジアム」

  • SK-II STUDIO映像作品「それぞれのスタジアム」キービジュアル

    SK-II STUDIO映像作品「それぞれのスタジアム」キービジュアル

 グローバルスキンケアブランドのSK-IIが2015年から発信してきた「#CHANGEDESTINY 〜運命を、変えよう。」。同ブランドのこの信念に拠るSK-II STUDIOの今年最後の作品「それぞれのスタジアム」が発表された。日本のみならず、世界中の経済を停滞させたコロナ禍。その中で、悩み、葛藤し、そして希望を見出していく女性経営者や起業家たちの姿が描かれている。

 ナレーションは、SK-IIの長年のブランドアンバサダーである桃井かおりが担当。オリンピック選手が夢を追いかけるために直面している問題と、オリンピックに向けて期待されていた訪問者が減少したことで、東京の女性起業家や中小企業の経営者が直面している問題を重ね合わせた映像作品だ。

 コロナ禍により延期された東京五輪。だがその晴れ舞台・“競技場”の外でも、女性起業家・経営者たちの“困難”がある。動画には、店舗のシャッターが次々と閉じていく映像が…。パンデミックの影響で、ビジネスオーナーの事業継続が困難な状況であることが表現されている。ニュースでもよく目にする、起業家・経営者が直面する問題だ。オリンピックに向けて期待されていた訪問者が減少したこともあり、数多の人々が、店舗が、会社が、頭を悩ませているはずだ。こうした状況の中、SK-IIは支援の大切さ、経営者同士でのネットワークやコミュニティを築くことの大切さを訴える。
  • 着物店「着縁」オーナーの小田嶋舞さん

    着物店「着縁」オーナーの小田嶋舞さん

  • おにぎり店「NY CAFE」オーナーの米山直子さん

    おにぎり店「NY CAFE」オーナーの米山直子さん

 動画に登場するのは着物店「着縁」オーナーの小田嶋舞さん、和菓子店「大三萬年堂HANARE」オーナーの安原伶香さん、フラワーショップ「On Flowers」オーナーの橋本藍さん、おにぎり店「NY CAFE」オーナーの米山直子さん、エシカルジュエリー店「HASUNA」オーナーの白木夏子さんなど。彼女たちは未来を見据える。コロナ禍で学んだ「何度でも立ち上がること」「闘い続けること」。その姿は、東京五輪のスタジアムで活躍するであろうアスリートたちとシンクロし、やがて彼女たちは大切なものがあることに気づいていく──。
 映像作品「それぞれのスタジアム」の公開に合わせて、SK-IIは東京の街並みを再現したバーチャルシティであるSK-II Cityの中にショッピングストリートを特設。その中では東京の女性経営者の店舗が紹介されており、来場者はオンラインで各店舗に立ち寄り、それぞれの起業家の話を聞き、着物へのこだわりや和菓子への想いなど、店舗を経営する彼女たちの心情を感じ取ることができるようになっている。

「世界中の女性が直面する社会課題の解決に取り組み、女性が運命を変える後押しを」

SK-IIが渋谷区、meeTalkと実施する女性起業家支援プログラムの参加事前登録が6月21日より開始された

SK-IIが渋谷区、meeTalkと実施する女性起業家支援プログラムの参加事前登録が6月21日より開始された

 SK-IIは、実際に社会を変える行動に繋げる試みとして、今年3月に立ち上げた「#CHANGEDESTINY 資金」を、コロナ禍による影響を受けた中小ビジネスを経営する女性起業家・女性事業主の支援に活用することを決定した。

 「#CHANGEDESTINY 資金」は、今年3月に始動。現代の女性が直面している様々なプレッシャーに立ち向かう映像作品を発信するコンテンツハブ「SK-II STUDIO」の映像1再生につき1ドルを、本年の拠出額50万ドルを上限として運命を変えようと挑戦し続ける女性のための支援活動に拠出する取り組みだ。

 50万ドルは、渋谷のカルチャーと多様なステークホルダーとの相乗効果で新たなイノベーションが起こるスタートアップ・エコシステムのグローバル拠点都市を目指す渋谷区と、東京を拠点とする女性起業家ネットワークを運営するmeeTalkとともに実施。中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主を支援する年間プログラムに充てられる。

 本プログラムでは、「学ぶ」、「つながる」、「発信する」という3つのアプローチでビジネうを生み出していく。「学ぶ」では、Facebook JapanとGoogleの協力も得ながら、デジタルプラットフォームの構築、ソーシャル・コマース、さらには海外展開などのテーマについて、ワークショップや個別のビジネス・コンサルテーションを行う。「つながる」では、中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主の課題である、ビジネス上ネットワークへの接続を支援し、適切なロールモデルとのマッチングを。「発信する」では、女性起業家・事業主が、世界中のより多くの人々に自らのビジネスを発信できるよう、東京の街並みに着想を得て作られたバーチャルシティ"SK-II City "等、SK-IIの有するプラットフォームを通じ、ユニークなブランド体験発信の機会を提供していく。

 この「#CHANGEDESTINY資金」を活用した女性起業家支援プログラムの開始にあたり、渋谷区長の長谷部健氏は「この度、SK-IIと女性起業家支援に関する連携協定を締結することとなりました。渋谷区では、スタートアップ支援事業の一環として、コロナ下の社会課題を解決する新しいサービスや技術の募集する実証実験支援事業や、コンソーシアム組織『Shibuya Startup Deck』を設立・活用し、官民連携の取組など、様々な事業に取り組んでいます。本連携協定締結をきっかけに、多様な人材が活躍する社会の構築を促進することで、より一層のスタートアップ・エコシステム拠点都市としての成長と様々な社会課題に直面する女性起業家の支援を加速していきます」とコメント。

 女性起業家支援プログラムの第一弾として、SK-IIは7月21日に実施したキックオフイベントを皮切りに、約1か月間にわたり、コロナ禍においてビジネスを維持するのに役立つ様々なワークショップ、ネットワーキングイベントを実施。中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主で、参加に興味がある方は、meeTalkウェブサイトより参加登録、詳細を確認できる。

6月21日に開催された、キックオフイベントの様子

6月21日に開催された、キックオフイベントの様子

 P&Gグローバル スキン&パーソナルケア プレジデント マーカス・ストローベル氏はこれらの取り組みについて、「パンデミックを経て、お客様は企業やブランドに対し、単にお肌や美容のことだけでなく、より多くのこと期待しています」と状況を分析し、「企業は、我々を取り巻くコミュニティに対して、これまで以上に大きな社会的責任を果たすべきです。SK-IIは、#CHANGEDESTINYの信念のもと、世界中の女性が直面する社会課題の解決に取り組み、女性が運命を変える後押しをしていきます」と前を見ている。

 街に明かりをともし活気で満たしてくれていた店舗たち。彼ら、彼女らは緊急事態宣言下で数多くの困難な場面に直面してきた。また、世界58カ国の経済圏において、女性のビジネス活動の進展を分析したレポート「MasterCard Index of Women Entrepreneurs (MIWE) 2020」に拠れば、世界の女性経営者の87%がパンデミックによる悪影響を受けている。さらに日本の女性就業者のうち女性起業家はG7諸国の中で最も低く(4.4%)。これはOECD諸国の平均を大きく下回っている数字だ。そして日本の女性の22%が自分の会社を持ちたいと考えているが、実際に女性が経営している会社は5.3%との調査結果も出ている。

 そんな中、女性経営者たちが輝き、世界中のより多くの人々に自らのビジネスを発信できるよう支援するSK-IIのこの取り組みは、今後の日本においても意味のあるものになっていくのではないか。

 中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主で、プログラム参加に興味がある方は、meeTalkウェブサイト(https://meetalk.org/sk2changedestiny/)より参加登録、詳細を確認できる。

過去のSK-II STUDIOの動画作品はこちら
https://www.oricon.co.jp/special/56077/
https://www.oricon.co.jp/special/56438/

sponsored by SK-II

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