(更新:)
ORICON NEWS
閉塞感のある時代でも”ときめき”は色あせない… “胸キュン” 名作『ハイスクール・ミュージカル』最新作配信開始
第1作放送から15年…”青春群像劇”のこれまでをおさらい
そこから10年以上の時を経て、2019年(日本では2020年)に配信されたのが、ドラマシリーズ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』。15年後のイースト高校を舞台に、前3部作を見て育った新世代の高校生たちが、その物語をミュージカルとして上演しようと挑む。歌や演技の才能があるのに引っ込み思案な女の子・ニニと、彼女の元カレで復縁を狙って興味のないミュージカルに挑戦するリッキー。ニニの現恋人であるEJや、野心家のジーナなど個性豊かなキャラクターが次々と登場。フレッシュな高校生たちが、おなじみのカフェテリアや講堂を舞台に躍動する。加えて、前3部作のキーマンだったシャーペイの弟・ライアンが、サプライズキャストとして出演。シリーズのファンを大いに歓喜させた。
人気の秘密“胸キュン”をプレイバック
『ハイスクール・ミュージカル』より、トロイとガブリエラの出会いのシーン。大晦日の夜に行われた若者向けのパーティー、カラオケ大会で突然デュエットすることになってしまった2人。そもそも歌を敬遠しているトロイと、人前で歌うのが苦手なガブリエラなので、最初はお互いに気が進まずイヤイヤ歌っているが、だんだんとノリノリになっていく。生まれて初めて誰かと一緒に、気持ちよく歌えたことに驚き、心踊る2人。「これって運命かも!」と思ってしまうようなシチュエーションは“胸キュン”間違いなし!
『ハイスクール・ミュージカル2』より。待ちに待った夏休み、シャーペイの父が経営する超豪華なカントリークラブでアルバイトをすることになったトロイとガブリエラたち。とにかく朝から晩まで、最高のロケーションで好きな人や友達とずっと一緒。2人がゴルフコースでピクニックをするシーンでは、キスをしかけたところで散水スプリンクラーが発動し、そのままダンスをし始めるという展開が海外っぽくて憧れる。「こんなキラキラな夏休みを過ごしたかった!」と思う人も多いのでは?
『ハイスクール・ミュージカル3』より。大学の入学前の特別プログラムへ行くことをためらっているガブリエラ。恋人と離れることがつらく、素直に言い出せずにいたが、プログラムへ行くように諭すトロイ。愛しの恋人が外の木を登って部屋に遊びに来てくれる…という海外ドラマらしい“胸キュン”シーンがあり、どんなときもガブリエラを大切に思ってくれるトロイのかっこよさにときめく。恋人や仲間と離れたくない気持ちや、卒業して変わっていく未来への葛藤を抱えながら成長していく2人の姿は、まさに青春そのもの。
閉塞感のある時代だからこそ観たい、夢追う高校生たちの“青春”を描いた最新シリーズ
優勝校には、高校演劇部に贈られるもっとも名誉ある賞“アラン・メンケン賞”と、5万ドルの賞金、さらに大学進学への奨学金を手にすることができるというビッグチャンス!夢を追いかけて遠方の演劇学校に通うことを決めたニニ、両親の離婚に落ち込むリッキーなど、自分を取り巻く人間関係や進路に迷う若者たちの葛藤とともに、新たなミュージカルのパフォーマンスに挑戦する姿が描かれる。
過去作との大きな違いは、これまで校内での発表会という位置づけだったミュージカルが、他校も参加する公式の大会になったこと。そして、ガブリエラ役とトロイ役をそれぞれ演じたニニとリッキーの恋路を危うくさせるライバルの登場や、将来に関わる名誉、賞金などが絡んで物語のスケールがより大きく、奥行きのあるものになっている。
また、前シリーズでは一人ひとりの個性を持ち寄り、チームとしてまとまってゆく「個からチームへ」の過程に焦点をあてて描かれていたが、本作では仲間たちのフォローによって、新しい世界に挑戦することで、自分でも気づかなかった新しい可能性を開花させる「仲間の力で個人が成長していく」過程を中心に描かれる。
世界中が影響を受けるコロナ禍で、誰もが終わりの見えない焦燥感に苛まれている今。本作で描かれる、困難にめげず夢に挑戦し続け、自分の殻を打ち破り新たなステージへと飛び出していく高校生たちの姿に、元気と感動をもらえるはず。観る人すべての心にポジティブなメッセージを届ける『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』最新作とともに、有意義なおうち時間を過ごしてみては。
インフォメーション
5月21日よりディズニープラスで独占配信中
ディズニープラス公式サイトはこちら