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第16回 好きな男性アナウンサーランキング
軽妙雄弁な名司会者 安定したアナウンス力で殿堂入りまであと一歩
人気の理由はやはりベテランならではの安定感。同番組ではコメンテーターの同局社員・玉川徹氏、タレント・長嶋一茂らの発言も注目の的だが、彼らを羽鳥アナがウィットに富んだ口調でさばいていく“猛獣使い”ぶりの手腕も高く評価されている。
さらに、今年はコロナ禍で同番組出演の白鴎大学・岡田晴恵教授の発言が話題をさらってきたが、それも羽鳥アナの抜群のインタビュースキルで引き出されたものも多数。日々、羽鳥アナは勉強を欠かさず、朝5時半にスタッフルームに入って、日々のニュースを精査する勤勉な姿も称賛されている。
羽鳥アナの当意即妙の対応力に「話の間合いが良い、フランクでウィットにジョークにも即座に対応できる」(大阪府/30代・男性)、「安心してみていられる。どんな厄介な人に対しても穏やかな雰囲気を出すことができるところが凄いと思う」(神奈川県/50代・女性)など特に30代以上から支持を獲得。
現在も古巣日テレでは『ぐるぐるナインティナイン』、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)にも出演中。毎年恒例の『鳥人間コンテスト』(日本テレビ系)や11月18日放送の『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)で涙を流すなどエモーショナルな一面を見せた。「涙もろくて面白いから」(長野県/10代・女性)、「感情豊かなところもいい」(大阪府/50代・女性)と、バラエティでは普段は見せない『モーニングショー』とのギャップも人気を呼んでいる。
「声が好き」という女性支持も フリートークでの素顔が魅力
昨年の京都アニメーションの火災を扱った回では武田アナが、「アニメファンの息子たちを通じて、たくさんの作品を知り、子どもたちと一緒に、笑ったり泣いたりしながら観てきました」と素顔を告白。後半には声を震わせ、深い“アニメ愛”ゆえの事件への思いの深さを伺わせていた。
今年は10月3日放送の『SONGS』で、大ファンのシンガー・ソングライター・佐野元春と対談。佐野に憧れてバンドを結成していたという武田アナ。「もしアナウンサーになっていなかったら?」という同局の公式サイトでの問いに「ロックンローラー」と答えている。それだけに番組では「これからも佐野さんの音楽がないと生きられない」と本人を前に熱弁し、世間の耳目をさらった。
素顔を見せつつさまざまな情報を伝える姿に「京アニ事件に際して、クロ現で泣いたのはとても印象に残っている」(神奈川県/30代・男性)、「好きなものを語る時に、特にとても言葉を選んでいらっしゃるから」(東京都/40代・女性)と視聴者から好感の声が多数。
もちろんNHKのアナウンサーとして「安定したアナウンス力で安心して聞けます」(東京都/30代・女性)、「知的で聞き取りやすい声だと思うから」(大阪府/20代・女性)と声の良さを称える意見も女性を中心に多く寄せられている。
初のランクインでTOP3入り コロナ禍における“言葉の力”がランクアップ要因に
だが、コロナ禍で藤井アナは日々、視聴者の心情を慮ったコメントを打ち出して絶賛を集めた。「命より大切な食事会、パーティはございません」、「おうちにいる。人との距離を保つ。それだけで社会貢献になっています」「たくさんのものを我慢してあきらめる日々を過ごしていますが、他人を思いやる心まで失わないでいることが大切です」など、数々の言葉で人々の心をとらえた。アンケートでも「コロナ禍でのコメントがとてもあたたかく素敵だった」(東京都/20代・女性)、「コロナ禍で苦しんでいる視聴者を励ますようなコメントに、いつも力づけられた」(大分県/40代・男性)と彼の言葉に勇気づけられたという声が多数。
安定のアナウンス力で同番組では“キャプテン”と慕われている藤井アナ。「重用」を「じゅうよう」と読んだ市來玲奈アナを注意したが、実は正しい読みであったことがわかり、本人と視聴者に謝罪したのも話題に。自分の非を認めて誠実に報道に向き合う藤井アナの姿勢に、SNSでは「理想の上司」と称賛が集まった。
その点もあり「コメントが的確で理想の上司」(神奈川県/40代・男性)、「コロナ禍での外出自粛の呼び掛けが毎回心に響いた。このような人が会社の上司にいて欲しい」(大阪府/20代・女性)などの声も届いた。
⇒4位~10位にランクインした男性アナは?理由とともに発表
第16回 好きな男性アナウンサーランキング 総合TOP10
羽鳥慎一(→1位)フリー
- 場を回すことが上手で、難しい場面でも言葉に詰まるのをあまり聞かないし、ダメなものはダメと言うのも丁寧に話す(埼玉県/40代/女性)
- 羽鳥さんじゃなきゃダメな番組が多すぎる。どんな大物芸能人も手のひらで転がしていて流石だなって感心します(新潟県/20代/女性)
- 安定感ナンバーワン。どんなビッグなゲストが出てきても遜色なく渡り合えて、かつ自らの存在感もあって面白い(福岡県/50代/男性)
1
武田真一(↑3位)NHK
- 実力がずば抜けている。クローズアップ現代+のようなドキュメンタリー番組のMCではなく、ニュースに復帰ほしい(福岡県/40代/男性)
- 京アニ事件に際して、クロ現で泣いたのはとても印象に残っている(神奈川県/30代/男性)
- NHKの信頼感を象徴している誠実な仕事ぶりだと思うので(岐阜県/30代/男性)
2
藤井貴彦(初)日本テレビ
- コロナ禍において、『news every.』での日々のコメントが素敵でした。みんなが苦しいなか、藤井アナのコメントに力をもらえました(岐阜県/30代/男性)
- 夕方の顔として定着し、いなければ違和感があるような存在。伝える言葉も丁寧であり優しく心に響くような感じで素晴らしい方だと思う(北海道/10代/男性)
- コロナ禍での外出自粛の呼び掛けが毎回心に響いた。このような人が会社の上司にいて欲しい(大阪府/20代/女性)
3
伊藤利尋(→4位)フジテレビ
- 『バイキングMORE』での回し、さばき、安定感。坂上の上から目線の高圧的な鬱陶しさが最近はないのは彼だと思う。ゲストとの掛け合いもとても上手く楽しい(埼玉県/50代/女性)
- ニュースとバラエティの声のトーンが違うのか、切り替えが上手いと思う(岡山県/40代/女性)
- 頭の回転が早く、アナウンスのミスもない。報道からバラエティまでこなすところが良い(神奈川県/50代/女性)
4
青木源太(↓2位)フリー
- ジャニーズへのひたむきな愛を隠すことなく前面に出していて、素顔が垣間見れて好感がもてる(千葉県/40代/女性)
- フリーになってから見ていないが好きな事に一直線でそれが仕事につながる情熱は素晴らしいと思う(東京都/50代/女性)
- ジャニーズ好きのアナウンサーとして知り、その熱量に感心して好きになった(神奈川県/10代/女性)
5
軽部真一(↑8位)フジテレビ
- 朝はめざましテレビ派なわたし。ずっと見続けてるので軽部さんを見るとホッとするから(茨城県/30代/女性)
- 優しさが溢れていて、相手に対しての会話に嫌な感じが全くない。柔らかな印象(埼玉県/30代/女性)
- 体型も可愛いしなんか好き(大阪府/20代/女性)
6
高瀬耕造(↓5位)NHK
- 真面目な時と面白い時のギャップが好きで、毎朝の朝ドラの感想と予想を聞くのが楽しみです(東京都/40代/女性)
- しっかりとしたアナウンス力とまじめさと、時々見せるお茶目なところのギャップがいい(東京都/50代/女性)
- 安心してニュースを見ていられるし、あざと可愛い姿も面白い(京都府/20代/女性)
7
古舘伊知郎(昨年圏外)フリー
- タブーとされている話題もズバッという人間性に惹かれる。大事な事をいってくれる代弁者。貴重なアナウンサー(神奈川県/40代/男性)
- 局アナでプロレス中継からずっと見ているが、最近はNHKの「お名前」の番組でのMCが素晴らしい(福岡県/50代/男性)
- スポーツ実況の革新者。またプロレス実況が見たい(兵庫県/50代/男性)
8
森圭介(→9位)日本テレビ
- スッキリのサブの役回りだけどちゃんと肝を抑えている感じが上手(東京都/30代/男性)
- 虹プロジェクトを熱心に応援されてて、その熱意が伝わるから(宮崎県/20代/女性)
- スッキリでのニジュー愛が良い(埼玉県/30代/男性)
9
清水俊輔(↓6位)テレビ朝日
- バラエティもスポーツもニュースもすべてに対応できる。実況の声がききやすく、内容もすばらしい(神奈川県/50代/女性)
- 『Qさま!!』の心地よさはこの方の進行だからだと思っています(神奈川県/50代/女性)
- スポーツが本当に好きと言うのがわかる。タレントとの距離感も好き(愛知県/50代/女性)
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第16回 好きな男性アナウンサーランキング 世代別TOP5
【調査概要】
調査時期:2020年11月13日(金)〜11月18日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査時期:2020年11月13日(金)〜11月18日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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