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みやぞん&大橋トリオ、初デュエットは「いい感じ」 今だからこそ伝えたい「ありがとう」の想い
みやぞん自画自賛、しっとり歌唱に「イケてる」
優しい歌唱で歌い上げるみやぞんと大橋トリオ
江崎グリコが公開したショートムービーは、高校生の息子がいる女性タクシードライバーを主人公に、体調を崩した息子を保育園に迎えにいくワーキングマザー、深夜に病院へと急ぐ救急外来担当医、スーパーマーケットの店員や配達員、忙しく働くサラリーマンたちといった「今、この社会で頑張る人たち」の姿を映し出した群像劇だ。
映像では、そんな彼らの背中をそっと押すような優しく温かい楽曲が流れる。歌うのはシンガーソングライターの大橋トリオと、ANZEN漫才のみやぞん。意外な取り合わせの2人だが、大橋トリオのソフトな美声とみやぞんの素朴で人間味に満ちた歌唱が、なんとも素敵なハーモニーを響かせている。
みやぞんは過去にも同社『GABA』のCMで弾けた歌とダンスを披露してきたが、今回はしっとり柔らかな印象で歌いあげている。「僕にもこういう歌い方いけますね」と、手ごたえをつかんだ様子を語る。
楽曲を手がけた大橋トリオも、「素直に歌ってくれるだろうし、いいものになるだろうと思っていましたよ。(みやぞんとのデュエットを想定した)最初のイメージが、そのまま形になりました」と、みやぞんの新たな一面を引き出した初タッグを振り返った。
「感謝の気持ちが増えれば、社会はもっとよくなる」動画に込めたメッセージ
江崎グリコ『江崎グリコチョコレート3ブランド横断スペシャル応援ムービー』「何処かの街の君へ」篇
しかし、そんな疲弊しそうな日常を支えているのは、誰かのためを思って働く人たち。名も知らぬそんな人たちにふと目を向けて、ほんの少しの感謝を伝えたくなる。
江崎グリコの「江崎グリコチョコレート3ブランド横断スペシャル応援ムービー」企画が生まれたのは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中。そんな想いがきっかけだったという。
外出自粛が要請されながらも、社会に出て誰かのために頑張っている人たちがいる。そんな時だからこそ、江崎グリコは「感謝することの大切さ」に着目。「音楽の力で頑張っている人たちを励ましたい」と音楽を軸としたショートムービーのプロジェクトを立案した。
『GABA』のCMキャラクターを務めてきたみやぞんについては、「いつも笑顔で前向きで優しく、感謝の大切さを伝えるシンボルとしては素晴らしい方」と起用を続投。また、楽曲制作やデュエットの“相方”には、「人生を通して音楽と向き合っていて、長いキャリアを持ち、人の心を優しい気持ちにできる方」として大橋トリオが起用された。
「非常に音楽へのこだわりをお持ちの大橋トリオさんとみやぞんさんなら、今までにない化学反応が生まれるのではないかと考えました。熊本地震の際、大橋トリオさんがYouTubeに上げていた『はじまりの唄』という現地への応援ソングに、励まされたという個人的な体験もあります」(クリエーティブ担当者、以下同)
ムービーは、ライブハウスで歌うみやぞんと大橋トリオの姿に、社会の中で働く人々の群像が織り込まれる構成だ。
「ムービーの軸を音楽としたのは、辛い時にもっとも心に沁みるのは歌ではないかと考えたからです。『ありがとう』がひとつでも増えれば、それが社会の力となり、きっといい社会になっていくはず。そんなメッセージを、大橋トリオさんが見事に音楽で表現してくださいました」