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(更新: ORICON NEWS

「お酒を宅配」はわずか7%…「即日宅配=食べ物」の固定観念に縛られる日本の実態

 自宅に必要なものを届けてもらう宅配サービスが世に根付いている。特に今は感染症対策の影響で外出が減り、即日宅配サービスを利用する人も増えている。オリコンモニターリサーチが1000人を対象に実施した『宅配』に関するアンケートによると、宅配してもらうものはピザや寿司などの“食べ物”が多く、飲み物やお酒はコンビニやスーパーに歩いて調達に行く人が多いという実態が明らかになった。

宅配ピザ利用率70%超、“配達=お金がかかる”というマイナスイメージも

 男女1000人を対象に、宅配サービスについてのアンケートを実施。『料理や飲料の宅配サービスの中で知っているものは?』についての回答は、「ピザ」が95.9%と最多。「寿司」が77.1%、「ファミリーレストランのメニュー」と「中華料理」が63.3%、「弁当」が62.3%、「ハンバーガー」が53.9%と続いた。料理以外では「水・飲料」が38.3%、「お酒」が31.1%という結果に。“宅配といえばピザ”は根強い構図になっていることがわかる。さらに、実際に利用したことがあるものについて聞いた。

 予想通り「ピザ」の宅配サービスを利用したことがある人が72.8%で圧倒的。次に「寿司」が41.5%、「中華料理」が23.9%、「ファミリーレストランのメニュー」が18.3%、「弁当」が18.2%、「ハンバーガー」が9.0%と続いた。「水・飲料」は13.1%、「お酒」は7.2%だった。
 「お酒」の宅配サービスについては約30%の人が「知っている」と答えたにもかかわらず、実際に利用したことがある人は7%にとどまった。料理を宅配してもらっても、それに合わせ飲む飲料やお酒はスーパーやコンビニに出向いて調達したもののようだ。

 『宅配を利用する理由、宅配を利用したくなるとき』について聞いてみると、新型コロナウイルスが影響したのか「できるだけ外出したくない・できない」が57.5%と最多。「買いに行く・事前に準備する時間がない」が33.5%、「買い出しに行く支度(身支度・乗り物の用意など)が大変」が21.0%、「商品が重い・持てない」が15.4%という結果になった。
人との接触をできるだけ避けたい、買いに行ったり自分で作ったりする時間や手間を省きたい、店舗で購入して家まで運ぶことが大変といった理由で宅配サービスを利用している人が多いようだ。その他には「贅沢したいとき」(20代)、「来客時」(40代)といった意見もあった。
 
 一方で、宅配サービスのマイナスイメージについても聞いてみると、「店頭で買ったりお店で食べたりするのに比べて割高」という意見が38.6%と最も多く、「配達料が高そう」33.1%、「冷める・ぬるくなる」28.6%と続いた。“配達=お金がかかる”といったイメージが根強いことがうかがえる。

お酒は「店舗で買う」が多数派…在宅時間の増加には“即日宅配”が有効

 外出自粛により宅配全体のニーズは高まっていると考えられる中で、お酒に限っては意外な結果が見えてきた。「新型コロナウイルス関連の自粛期間中のお酒の調達方法は?」(複数回答)という質問に対して、「自分でスーパーやコンビニなどの店頭で購入」が92.9%と多く、「Amazonやネットスーパーなどのオンラインショップ」が16.3%という結果に。お酒は店舗に出向いて購入する人が大多数であることがわかった。“宅配=食べ物”という固定概念に縛られていることがわかる。

 また、在宅時間の増加は飲酒量にどのような変化をもたらしたのだろうか。「増えた」と答えた人が17.6%、「変わらない」と答えた人が73.5%、「減った」と答えた人が8.9%と、全体的に飲酒量は増加傾向にあるが、飲料の買い物で困ったという意見も見られた。

 「自宅で運動する機会が増え、運動時に飲むスポーツドリンクが欲しかったがスーパーに買いに行くのは抵抗があった」(40代女性)、「在宅時間が増えて普段より飲料の買い置きが必要だったが、スーパーに在庫がなかったり、あっても運ぶのが大変だった」(30代女性)、「ネットショップで水をまとめ買いしていたが、コロナ期間中に突如ネットショップがつながらなくなり慌てた」(50代男性)など。外食の機会が減り、『宅飲み』のニーズが高まっている今、お酒や水も、食事同様に“宅配サービス”を利用するのが賢い選択と言えるだろう。

”宅配=大量購入“ではない? 1本から送料無料のサービスを賢く活用

 飲料を宅配しない主な要因としては、大量購入しなければ宅配してくれないのでは? という固定観念が根強く残っているからだ。でも自身で購入するには、その重量から毎度汗だくで帰宅するのが正直辛いと感じているユーザーが多いはず。
 「飲みたい!」と思ったときに、コンビニやスーパーなどに買いに走らなくても、配達してくれる即日無料配達サービス※があるのをご存知だろうか。東京23区を中心に、神奈川・埼玉・大阪に約150店を展開する「なんでも酒やカクヤス」では、お酒や水、ワインなどをビール1本、ドリンク1本から店舗の配達エリア内であれば即日で配達してくれる。

 調査結果でも50%もの人が「重視する」と答えた「送料」が、カクヤス店舗からの配達エリア内であれば、飲み物1本から無料。1時間ごとの時間帯で配達時間を指定できるうえ、指定本数を冷やして届けてくれる※きめ細かさが嬉しい。お酒や飲料の宅配と言えば、同じ種類をケース単位で購入するイメージがあるが、カクヤス店舗からのお届けであれば、好きなものを好きな本数だけチョイス※できるから、居酒屋でオーダーするような感覚で利用できる。

 ZoomやLINEなどを使った「リモート飲み会」を楽しむ人も増えている昨今、お酒をあらかじめ自分で購入して冷やしておくといった手間をかけることなく、カクヤスに冷えたお酒を即日で届けてもらうのが賢い方法だ。ワインやクラフトビールなどの品揃えが充実しているのも、酒屋ならではの強み。カクヤスの即日無料配達サービス※をぜひ利用してみて欲しい。
※カクヤス店舗からの配達エリア内に限ります。時間帯でお届けできる件数に限りがあり、また商品の在庫状況により冷やし及び即日の配達が出来ない場合がございます。
■カクヤスホームページURL
https://www.kakuyasu.co.jp/
【調査概要】
調査時期:2020年7月10日(金)〜7月20日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコンモニターリサーチ】会員20代、30代、40代、50代、60代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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