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新CMで「紅蓮華」が生まれ変わる、LiSAとKSUKEが明かす異色コラボの秘密
『アクア』新CMで「紅蓮華」がEDMに変貌、異色コラボは岐阜生まれ?
LiSA シンプルに嬉しかったですね。「紅蓮華」はアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマとして、本当にたくさんの方に聴いていただいた曲。もともとはアニメに合わせて制作した楽曲なんですが、車のCMの疾走感にも合うと思ったし、「こういう展開の仕方があるんだな」って感激しました。
KSUKE 僕もめちゃくちゃ嬉しかったです。実はLiSAさんとは地元が同じ岐阜県で、通っていた高校もすごく近いんですよ。
LiSA 高校が近かったのは、さっき初めて知りました(笑)。しかも年齢も2つ違いだから、1年間、高校時代が重なっていて。
LiSA 私の母もトヨタの車に乗ってます。今回のお話をいただいたとき、KSUKEさんが岐阜出身というのも、ご一緒したいと思った理由の一つだったんです。“世界のTOYOTA”ですけど、東海地方出身の私たちにとっては身近な存在ですし、KSUKEさんに対しても、同志みたいな気持ちがあるので。
KSUKE すごく嬉しいです。岐阜出身でホントに良かった(笑)。
クラブやフェスで「『紅蓮華』だ!」と盛り上がってほしい
LiSA すごく大切な曲になりましたね。これまでもそうですけど、「心を込めて、大事に作った曲は受け取ってもらえる」と改めて確信しました。
KSUKE 素晴らしい曲だと思います。今回アレンジするにあたって、改めてしっかり聴き直したんですが、曲の作り込みがすごいんですよ。歌詞はアニメの世界に寄り添って書かれていると思うんですが、LiSAさん自身の人生観も込められているような気がして。
LiSA 嬉しいです。スタンスとして、アニメの楽曲を作らせてもらうときも、自分の歌として歌い続けられるものにしたくて。歌詞の中に自分の本心をどう込めるか、人生を重ねられるかを試行錯誤しているんです。
KSUKE 「紅蓮華」をアレンジすることになったときも、かなりプレッシャーがありました。アニメファンの方、「紅蓮華」を好きな方にも受け入れてもらえるサウンドにしたかったし、絶対にカッコイイものにしようと。
LiSA うん、すごくカッコ良かった。
KSUKE 今回、すごい数のパターンを作ったんですよ。スタッフと話し合って、いろいろんなアイディアを出しながらデモを作って。歌のメロディに関してはシンセではなくて、生楽器のほうがいいだろうなと思って、主メロをバイオリンで演奏してみたら、上手くハマったんですよね。
LiSA メロディの和の雰囲気もしっかりあるし、原曲に寄り添ってくれたんだなと思いました。
KSUKE ありがとうございます。原曲を大事にしたうえで、自分のテイストも入れたかったんです。自分のDJのスタイルは、いろんなジャンルの音楽を取り入れながら、オーディエンスに踊ってもらうことだと思っていて。基本はダンスミュージックだし、今回の「紅蓮華」のリアレンジバージョンも、クラブやフェスでかけたときに踊ってもらえるトラックにしたかった。お客さんが「『紅蓮華』だ!」
「『AQUAのCM』だ!」 って盛り上がってるところをイメージしてました。
LiSA その場面、私も見てみたい! 私はEDMやダンスミュージックに詳しくなくて、そういうテイストの曲を歌ってこなかったんです。でも、KSUKEさんがアレンジした「紅蓮華」を聴いたときに、「私の音楽もこういうジャンルになれるんだ」と思ったし、それが新鮮だったんですよね。この先の自分の音楽に対しても、新しい可能性を発見できました。
CMに詰まった日本の魅力、海外でも活躍する2人は「日本の文化を背負う」意識も
LiSA 映像のパターンをたくさん作ってくださって、私たちも意見を出させてもらったんですけど、出来上がった映像を観て「なるほど!」と納得しました。東京や京都の街並みや、日本を象徴するような和の要素が取り入れられて、それが音楽ともしっかり合っていて。
KSUKE トヨタのCMでありつつ、日本の紹介ムービーとしても楽しめると思いました。海外の方はきっと「日本に行きたい」と思うんじゃないかな。
――お二人は海外での活動も行っていますが、日本のカルチャーを届けたいという思いは?
LiSA ありますね。私はアニメの楽曲を歌わせていただくことが多いんですが、海外でライブをやると「どうしてこんなに知ってるの?」と思うくらい、みんな一緒に歌ってくれるんです。アニメ、日本の音楽を含め、海外にもジャパニーズ・カルチャーのシーンが存在しているし、私も海外に行くときは「日本の文化を背負う」みたいな意識があります。
KSUKE 僕も同じですね。海外のDJと話していて、僕がゲームの音楽に関わっていると言うと、「マジか?」って反応がいきなり変わるんです(笑)。日本語のリリックを取り入れたり、日本から発信していることをしっかり伝えたいですね。
『アクア』は音楽を聴くにも最適、「ノリノリになりすぎないように気をつけて(笑)」
KSUKE すごく運転しやすかったです。加速がとてもスムーズで、スッと40km/hくらいまでいくんですよね。低燃費だし、どこまでも運転できそうな気がしました。
LiSA 乗っていても楽しかったです。室内が広くてシートもスポーツ仕様だし、ドライビングを楽しみたい方にもピッタリだと思いますね。
KSUKE エンジン音がすごく静かで、車内の遮音性もしっかりしてるんですよね。これなら、車で音楽を聴くにもバッチリだなと思いました。
――ちなみに、お二人のドライブ中のBGMは?
KSUKE 僕は海外のヒットチャートのほか、自分の曲のデモを聴くこともあります。車で音楽を聴く方も多いと思うので、同じ環境で新曲を確認したくて。
LiSA わかる! 私も出来上がったばかりの曲をよく聴いてます。車の中だと、なぜか冷静に聴けるんですよ。あとは、R&Bや歌モノが多いですね。ロックは運転中だとうるさすぎて(笑)、周りの状況がわかりづらくなっちゃうので。
――『アクア』のCMバージョンの「紅蓮華」を車で聴きたい!という人も多そうですね。
LiSA ぜひ聴いてほしいですね! 『アクア』に乗ってこの曲を流したら、すごく気分よく運転できると思います。CMもすごくいい仕上がりになっているので、ぜひご覧いただき、同じように気持ちよく運転してほしいですね。みなさんの反応も楽しみです!
【アクア】Drive in Japan篇 60秒
【アクア】Drive in Japan 低燃費篇 15秒 「紅蓮華 - KSUKE REMiX - 」ver
※本インタビューで使用したアクア「Crossover」は7月に生産終了となり、8月以降は「Crossover"Glam"」のみの生産となります。
「Crossover"Glam"」をお求めのお客様については、専用カタログでご確認ください。
【プロフィール】
LiSA(リサ)
『Fate/Zero』、『ソードアート・オンライン』、『鬼滅の刃』など数々の人気アニメ主題歌を担当し、国内外でヒットを記録。2018年には初のベストアルバム『LiSA BEST -Day-』『LiSA BEST -Way-』を2タイトル同時リリース、オリコン週間アルバうランキング1位・2位を独占(2018年5/21付)。2019年末には「第70回 NHK紅白歌合戦」に初出場を果たす。圧倒的な熱量を持つパフォーマンスとポジティブなメッセージを軸としたライブが人気を博し、アニソンシーンだけでなく数多くのロックフェスでも活躍するライブアーティストとして、その存在感を示している。
KSUKE(ケイスケ)
音楽プロデューサー/DJ。ゲーム音楽プロデュース、ロックバンド活動、世界各国のビッグフェスでのDJアクトほか、多様な世界のエンタテイメント界を股に掛ける精鋭音楽プロデューサー。国内作品でも、バンドからアイドルの楽曲まで(MAN WITH A MISSION、平井堅、Crossfaith、清水翔太、RIRI 等)幅広いリミックスワークを担当。また、KONAMIの人気音楽ゲーム『BEMANIシリーズ』に2年連続で楽曲参加したほか、2019年にはeスポーツ日本代表チーム『SCARZ』とのコラボソングを発表。ゲーム界での活躍も目覚ましい。
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