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【高橋ダン】コロナ禍で露呈…日本の成長率にも直結する“教育レベルの低さ”
公立学校での実施率はわずか5%…学校と家庭がオンラインでつながっていない先進国は日本だけという現実
コロナ禍は、日本でこれまでくすぶり続けていた幾多の問題をあぶり出しました。問題が可視化されたということが重要ですね。まず教育についてです。各国の教育現場では、コロナ禍でも教育の遅れを無くすためにオンライン授業が積極的に取り組まれました。ですが文部科学省の発表によると、ユネスコの調査で学校と家庭がオンラインでつながっていない先進国は、12ヵ国中、日本だけだったと判明しました。
具体的な数字で表しますとコロナ禍中、先進国の70〜80%がオンラインで授業をしていたそうです。一方日本の公立学校はわずか5%…。これは教育関係の方々もショックを受けていたようですね。もちろん私もこのような現状に大変ショックを受けたし、怒りにも似た感情が芽生えました。アナログ授業の良さもありますが、こんな教育システムでは日本が益々世界から遅れをとることは明白です! 日本の未来を一体どのように考えているのか? 政府・文科省の方針には大いに疑問を抱きます。
ですが、この発表を受け今後、日本の教育現場のみならず、ビジネスや役所関係など、さまざまな分野でデジタル化が進んでいくきっかけとなったかもしれません。