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カルビー堅あげポテトとサッポロビールの“匠”が初コラボ、『堅あげポテト』と『サッポロ 麦とホップ』の無限ループが止まらない理由
そのカルビーが1993年に新たに発売した『堅あげポテト』は、これまでと全く異なる食感が特徴だが、発売当初の売れ行きは芳しくなく、同社の新定番となるまで、実は10年以上の歳月がかかっている。そんな苦節を経て、いまやロングセラーブランドとなった同商品の新作『堅あげポテト 匠の香ばしにんにく味』が18日に発売する。サッポロビール『サッポロ 麦とホップ(以下、麦とホップ)』とコラボレーションをするというこの新商品はどのように生まれたのか。これまであまり語られることのなかった『堅あげポテト』開発秘話とともに聞いた。
堅あげポテトは「正直カツカツ」?ニューヨーク仕込みの長時間・少量生産の贅沢製法
この製法には長時間の加熱に耐えうる、カルビーの商品の中でも良質なじゃがいもを厳選して使っているため、原料供給の安定にも時間を要し、開発から全国展開まで実に12年かかっている。通常のポテトチップスは短時間で大量の生産が可能だが、同商品は長時間かけてじっくり生産しているため、同じ時間でも少量しかできない高級品なのだ。これについて商品担当者は、「『堅あげポテト』は値段が高いといわれることもあるのですが、弊社の別商品と比べても、調理にかけている労力と時間を考えると、正直カツカツなんです」と苦笑する。その分、「食べてもらえばわかる」商品となり、ユーザー層は40代にまで拡大した。
ちなみに、『堅あげポテト』を食べ進めていると、折れ曲がった形状のチップスに当たり、お得な気分になることがあるが、これも釜揚げ製法のじっくり揚げる過程でじゃがいもが釜の中でぶつかり合うことにより偶然できる形状で、1袋に含まれる“折れ曲がりチップス”の割合の目安が決まっているとのことだ。
ロングセラー『堅あげポテト』が“ペアリング”に挑戦、おいしさの相乗効果を追究
『麦とホップ』の味わいにあっさりとした旨味を重ねる“ペアリング”でうまみの相乗効果を楽しむか、濃厚でコク深い味わいをすっきりと流し込む“コントラスト”を楽しむかのどちらか。さらに、『堅あげポテト』が発売当初から貫いてきた“こだわりの世界観”を守れることを条件に考案された。
その後、味わいの微調整を繰り返し、黄金比率を追究。約半年の試作期間を経て、2人の匠が「ベストなおいしさ」と豪語する会心の力作が完成した。実際に『麦とホップ』と一緒に食べてみると、思わずグラスに手が伸びるにんにくの香ばしさがガツンと効いてはいるものの、後味はあっさりとしていて、またつい手を伸ばしてしまうという無限ループにはまってしまう味わいだった。
『堅あげポテト』の匠によると、その秘密は隠し味の赤唐辛子にあるという。チップス自体はかなりしっかりした味わいでありながら、赤唐辛子で後味をやわらかく仕上げることで、味の強さをリセットするようなすっきり感を担保しているそうだ。
カルビー『堅あげポテト』とサッポロビール醸造部の匠が初タッグを組み、両者がとことん後味にまでこだわった自信作『堅あげポテト 匠の香ばしにんにく味』は、18日よりコンビニエンスストア先行にて発売される。
【商品情報】
商品名 :堅あげポテト 匠の香ばしにんにく味
内容量/エネルギー:60g/305kcal
価格 :オープン(想定価格 税込160円前後)
発売日/販売エリア:2019年11月18日(月)全国コンビニエンスストア
2019年12月2日(月)コンビニエンスストア以外
特長 :
香ばしく火を通したにんにくの味わいが噛むほどに広がります。隠し味に唐辛子を効かせ、うまみ引き立つ味に仕上げました。うまみを引き立てるシンプルな味付けが、深い味わいの「サッポロ 麦とホップ」にもぴったりのおいしさです。
商品名 :堅あげポテト 匠の香ばしにんにく味
内容量/エネルギー:60g/305kcal
価格 :オープン(想定価格 税込160円前後)
発売日/販売エリア:2019年11月18日(月)全国コンビニエンスストア
2019年12月2日(月)コンビニエンスストア以外
特長 :
香ばしく火を通したにんにくの味わいが噛むほどに広がります。隠し味に唐辛子を効かせ、うまみ引き立つ味に仕上げました。うまみを引き立てるシンプルな味付けが、深い味わいの「サッポロ 麦とホップ」にもぴったりのおいしさです。
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