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ORICON NEWS
“カワイイ”はやっぱり正義? 本田翼らに見る絶対的な容姿の強み
CMにYouTube、可愛らしさで“第二の絶頂期”迎えた本田翼
また、少し前に放映されていた『ライフルホームズ』のCMでは、布団の中から「ねえ、起きてってば」と本田が起こしてくれる…というシチュエーションで、『本田翼めざまし』プレゼントをPR。これにも「こんな相手欲しいと思ってしまった…」、「本田翼のCMが尊い」などのコメントが殺到。さらに、ゲーム好きを生かしたYouTubeチャンネル『ほんだのばいく』のチャンネル登録者数が短期間で100万人を突破するなど、本田はその可愛らしさで“第二の絶頂期”を迎えていると言える。
「カワイイから許す」との声も…“いるだけで華がある”という才能
とはいえ、それでも「カワイイから許す」と視聴者に評されるあたりは、ある意味で“大物”と言ってもいいのかもしれない。今後の本田には、「これが代表作!」と言える作品を期待したいところだが、そこにいるだけで存在感を放ち、華があるということは、やはり限られた者にしか与えられない才能であることも間違いない。
石原さとみや深田恭子、絶対的な容姿に高い注目が集まる
女優界では、石原さとみや深田恭子がまさに好例だろう。20代半ばころから「急に可愛くなった」と言われる石原は、ドラマはもちろん、美貌がものを言う化粧品CMなどでも引っ張りだこ。出演番組には、「石原さとみの美しさを堪能するために観る」「録画は一生残しておこう」といった声まで聞こえるほど。男性からの支持はもちろん、女性から“なりたい顔・理想の顔”として、憧れられることも多い。
深田恭子は、30代に入ってから大ブレイク。自然体を切り取った写真集が連続ヒットを記録し、「30代半ばであの可愛さは尊敬に値する」などと評されている。彼女のキャラクターゆえに、かつては「ぶりっ子」などと揶揄されることもあったが、もはや一周回って「深キョン可愛い!」に落ち着いた模様。幅広い人気を得て、主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)までヒットするに至ったのだ。
一般でも高まる美意識、SNSでの爆発的な拡散・共感も影響か
一般でも、メイク動画配信や整形への興味など、“美”に対する憧れがとみに高まっている現在。InstagramやTikTokで自分の写真や動画を公開することが増え、“可愛さアピール”への抵抗感も薄れたように思われる。本田の『LINEモバイル』CMなどはそれこそTikTok的であると言えるし、あざとさよりも「可愛い!」が勝れば、バズることができる昨今なのだ。また、橋本環奈が「奇跡の1枚」で一気にスターダムにのし上がったことからもわかるとおり、絶対的な容姿はSNSやネットによってハイスピードで拡散され、世間に強く訴えかける。その人物の内面や実力が知られるには時間がかかるが、“美”が伝わるのは速く、爆発的だ。
芸能人の美しさ、可愛らしさが評価されることは今も昔も変わらないし、最終的には中身が評価されてこそ、本物の人気者となりえる。だが、“美”の瞬間風速が最高潮に達している今だからこそ、“カワイイは正義”という言葉がより一層説得力を持つのではないだろうか。一般視聴者としては、彼女たちの絶対的な容姿に癒されつつ、その奥に秘められた深い魅力に触れる楽しみを堪能したい。