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ORICON NEWS
かつてない“学祭”が誕生!? 「から揚げの模擬店」をフードコーディネーターがサポート!
目下の悩みは「目指すべきから揚げの方向性が見えない…」
フードコーディネーター・河瀬璃菜さんが京都教育大学深草寮のメンバーを訪問。
メンバーからは「から揚げに合う味付けやトッピングが分からない」「他のから揚げ模擬店とどうやって差別化したらいいでしょうか?」などさまざまな声が。現時点で彼らの想定は鶏肉に複数の下味をつけ、さらにフレーバーやトッピングを組み合わせてより数多くのバリエーションを作るというもの。それを受けて河瀬さんは、学園祭を訪れるお客さんの年齢層、当日の調理人数、何食作る予定か、いくらで販売するかなどをひとつずつ丁寧に確認していった。
経験豊富なプロならではのアドバイスにメンバーたちもノリノリ!
初回ミーティングは和やかな雰囲気の中でスタート。
「たとえば味と色のバランスを意識して、紙袋の中でシャカシャカできる赤黄緑の3種類のフレーバーを用意するとか。ソースであればトマトやチェダーチーズなどは若い女性にも人気ですし、京都だからお茶を使ったソースなどもいいかもしれないですよ」
数々の飲食店の商品開発を手がけてきた豊富な経験に基づく河瀬さんのアドバイスにメンバーも興奮。「ネギだれも美味しそう」「アボカド使ってもいいんちゃう?」など活発なアイデアも次々に飛び出した。前日に一度揚げ、当日に二度揚げすると美味しさや提供スピードが損なわれず、しかも衛生的といった数々の実践的なアドバイスも授けられ、初回ミーティングは終了した。
メンバーの佐々木友哉さんは笑顔とともにこう語った。「味付けを絞った方がお客さんへのアプローチという点でもメリットが大きいなんて目からウロコでした。二度揚げする方が衛生的で味も美味しいなんていうことも知らなかったですね。自分たちでは思いつかないアイデアを河瀬さんに教えていただき、すごくワクワクしてきました!」
「“楽しむ気持ち”を忘れないで。私も全力でサポートしていきます」
河瀬さんのアドバイスに聞き入る学生たち。
「学生時代、私は帰宅部だったので(笑)みんなでひとつのことに取り組んだ経験が無いんです。それは学生ならではの醍醐味だと思うので、皆さんには友達と一緒に楽しむことを何よりも大切にしてほしいですね」。
次回は、寮の全体会議でのプレゼンを経て決定したメニューを実際に河瀬さんが試食。味はもちろん、見た目やメニュー名、ブースの作り方などさらなるアドバイスを送り、その1週間後に控える学園祭本番に向けてブラッシュアップを行っていく。次回掲載は11月中旬を予定している。